先日、↓の本を読み終えました。
2021.9.16
久しぶり?の左利き本近刊『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き 「選ばれた才能」を120%活かす方法』
その感想はまたいずれ書くとしまして、
今度はこんな子供のための左利きの本が出ているそうです。
『ヒミツのひだりききクラブ』キリーロバ・ナージャ/著 古谷萌, 五十嵐淳子/イラスト
文響社 レアキッズのための絵本 2021/10/7
いつも左利きに関して、左右両使いの人独特のユニーク(個性的)な切り口で紹介する、ガボちゃんのブログで知りました。
↓
2021.10.08
本が出るそうです
プレスリリース > 文響社 > マイノリティの子どもを応援する「レアキッズ」応援本シリーズ第2作日本初!ひだりききの子どものための絵本『ヒミツのひだりききクラブ』発売
だそうです。
このプレスリリースによりますと、
「レアキッズ応援本シリーズ」とは――
様々な多様性の背景を持つ著者が、
「レアキッズ」という言葉はどうかなあ? という多少の疑問はありますが、
《何事も絶対的な「ふつう」が存在しない》
《みんなどこか人と違う部分をもっている》
という著者の見方には、納得できます。
従来日本でいわれていた言葉にすれば、人はみな「オンリーワン」というところでしょうか。
あるいは、金子みすゞさんのいう「みんなちがって、みんないい」(「私と小鳥と鈴と」)というところでしょうか。
「あらすじ」は――
ここで、私が感じたポイントは、《右利きの世界で生きているとちょっと変わっているように見えても、左利きもいがいと「ふつう」だ》という文章は、「右利きの人から見た左利き像」なのかな、という点。
左利きの本人たちも、時に「変だ」と思うこともありますけれど、基本的には「ふつう」だと思っていますから。
その辺のギャップが「いがいに」といった言葉に表れているのかもしれません。
所詮は、右利きであれ、左利きであれ、中間の人であれ、同じ人間のなのですから、共通部分がたくさんあるのです。
そして、一方みんなどこかが人と違っているのです。
左利きの鈴木福くんの推薦の言葉に、
《「自分が左ききなことに、もっと誇りを持てる絵本です。」》
とありますように、
左利きの人というのは、どこかで自分に本当の「誇り」を持ちきれていない部分があるものなのです。
右利きの人には、その点を知っておいてほしいと思います。
日本では「他人と違う」という点は、非常に大きな問題なのです。
<右利き社会>(右利き偏重の社会)のなかで左利きの人が生きていくというのは、やはり特別な「何か」があるのです。
子供だけでなく大人も、そして左利きの人だけでなく右利きの人も読んでみるべきでは、と思います。
一度探してみましょう。
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『レフティやすおのお茶でっせ』より転載
日本初!ひだりききの子どものための絵本『ヒミツのひだりききクラブ』発売
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2021.9.16
久しぶり?の左利き本近刊『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き 「選ばれた才能」を120%活かす方法』
その感想はまたいずれ書くとしまして、
今度はこんな子供のための左利きの本が出ているそうです。
『ヒミツのひだりききクラブ』キリーロバ・ナージャ/著 古谷萌, 五十嵐淳子/イラスト
文響社 レアキッズのための絵本 2021/10/7
いつも左利きに関して、左右両使いの人独特のユニーク(個性的)な切り口で紹介する、ガボちゃんのブログで知りました。
↓
2021.10.08
本が出るそうです
プレスリリース > 文響社 > マイノリティの子どもを応援する「レアキッズ」応援本シリーズ第2作日本初!ひだりききの子どものための絵本『ヒミツのひだりききクラブ』発売
だそうです。
このプレスリリースによりますと、
《『うんこ漢字ドリル』など楽しさと実用性をかねた全く新しい作品を生み出している出版社、株式会社文響社(本社:東京都港区)は、マイノリティの子どもを応援する絵本シリーズ第2作『ヒミツのひだりききクラブ』を、全国書店にて発売します。
(発売日:10 月 7 日)》
「レアキッズ応援本シリーズ」とは――
様々な多様性の背景を持つ著者が、
《何事も絶対的な「ふつう」が存在しないこと、つまりみんなどこか人と違う部分をもっていることに気付いた著者が、自身の体験に基づいて、個性のあるすべての子どもを応援するためにつくったシリーズ》
「レアキッズ」という言葉はどうかなあ? という多少の疑問はありますが、
《何事も絶対的な「ふつう」が存在しない》
《みんなどこか人と違う部分をもっている》
という著者の見方には、納得できます。
従来日本でいわれていた言葉にすれば、人はみな「オンリーワン」というところでしょうか。
あるいは、金子みすゞさんのいう「みんなちがって、みんないい」(「私と小鳥と鈴と」)というところでしょうか。
「あらすじ」は――
《●サウスポー伯爵が自分のお城を案内しながら、ヒミツのひだりききクラブの会員を紹介していく。左利きの歴史、左利きの有名人、左利きの動物などを紹介する中で、右利きの世界で生きているとちょっと変わっているように見えても、左利きもいがいと「ふつう」だということを伝える。》
ここで、私が感じたポイントは、《右利きの世界で生きているとちょっと変わっているように見えても、左利きもいがいと「ふつう」だ》という文章は、「右利きの人から見た左利き像」なのかな、という点。
左利きの本人たちも、時に「変だ」と思うこともありますけれど、基本的には「ふつう」だと思っていますから。
その辺のギャップが「いがいに」といった言葉に表れているのかもしれません。
所詮は、右利きであれ、左利きであれ、中間の人であれ、同じ人間のなのですから、共通部分がたくさんあるのです。
そして、一方みんなどこかが人と違っているのです。
左利きの鈴木福くんの推薦の言葉に、
《「自分が左ききなことに、もっと誇りを持てる絵本です。」》
とありますように、
左利きの人というのは、どこかで自分に本当の「誇り」を持ちきれていない部分があるものなのです。
右利きの人には、その点を知っておいてほしいと思います。
日本では「他人と違う」という点は、非常に大きな問題なのです。
<右利き社会>(右利き偏重の社会)のなかで左利きの人が生きていくというのは、やはり特別な「何か」があるのです。
子供だけでなく大人も、そして左利きの人だけでなく右利きの人も読んでみるべきでは、と思います。
一度探してみましょう。
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『レフティやすおのお茶でっせ』より転載
日本初!ひだりききの子どものための絵本『ヒミツのひだりききクラブ』発売
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