ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

スコットランド旅日記(その4)

2009年08月07日 | スコットランド旅日記
        (スコットランドの地図です。北西部にあるのがスカイ島)

【 スカイ島でバースデー! 】

ずっと憧れていたケルトの歌のシンガー
Christine Primrose(クリスティン・プリムローズ)さんの
歌のサマーコースを受けるために
日本を旅立ったのは、7月18日(土)のことでした。

久しぶりの海外旅行で
気分はかなりハイテンション!

成田→アムステルダム→グラスゴー という旅程。
KLMの格安チケットであります!

同日の夜にグラスゴーに到着のためにこの日は
空港近くのホテル泊。

次の日、7月19日、グラスゴー空港から
スカイ島へ向けての長距離バスに
意気揚々と乗り込みました。

バスに乗っていた時間は
6時間という長い時間でしたが、
スコットランド地方のハイライトともいうべき
大自然の名所の中をバスが走っていくのです。

目の前に広がる雄大な
そして、スコットランドらしいダイナミックな
美しい風景に目をうばわれ・・・
6時間はあっという間・・・

スカイ島に到着後、
それからさらにローカルバスに乗って
1時間後にやっと目的地である
ゲール語の大学に到着・・・

そして・・・この日・・・7月19日は
私の誕生日でありました♪
スコットランドで一つ歳を重ねるという
とってもスペシャルな誕生日。

おめでとう!わたし~! ぱちぱちぱち~♪
(おっと~、口をすべらせて、こんなところで
 実年齢は明かしませんからっ!)

さあ! この大学での歌のコースが明日から
始まりますよ~♪♪♪
                        (つづく・・・)
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スコットランド旅日記(その3)

2009年08月02日 | スコットランド旅日記
            (写真:あこがれのクリスティン・プリムローズさん)

【 ケルトの歌の師匠! 】

いやはや・・・インターネットの発達により、
いろいろなことが、お手軽に調べられるようになりました。
コンピューターが普及する前からすると
まるで夢のような話であります・・・


ずっと、ずっと前に
2人目のライアーの先生から貸してもらった
ぼろぼろのカセットテープ・・・

そのカセットの狭いスペースに書き込まれていた
文字をあれこれと検索かけているうちに
すてきな歌を歌っているのは
Christine Primrose (クリスティン・プリムローズ)という
スコットランドの女性だとわかり
彼女のCDをアマゾンから数枚買い求め・・・

それらのCDの歌は本当に心にしみる、あたたかい声の歌で・・・
時のつれづれに聞いていました。

いつか・・・クリスティン・プリムローズさんの
生の歌声を聞いてみたい・・・
・・・というのは私のはるか、かなたの夢でありました。

が・・・

ここで登場するのが、かの偉大なるインネターネットであります!
今年の4月くらいに、ふと思い立って
クリスティン・プリムローズという名前で検索をかけてみると・・・

彼女のHP(というか、myspace でしたが)が出てきて、
そこを読んでみると、
「今年の夏に歌のサマーコースをやります~♪」
って書いてあったのです!

えっ~~~!!!
歌のサマーコースなんてやってるんだっ!
いったい、いつ? どこでっ???

この件に関しては検索をかけても
調べきれなかったので、
私は意を決して、彼女のHP(myspace)経由で
個人メールを出してみました。

「私は日本人です。あなたの歌のずっと大ファンでした。
 できれば歌のサマーコースを受けたいのですが
  詳細をお知らせいただけますか?・・・」

みたいな稚拙なメールを送ったところ・・・
全く、驚くほど早くに返信が来たのです。

「私は長年歌のコースをやっていますが、
  日本からの参加者はまだいません。
   遠いけれども、もしよかったら参加してください!」的な
とっても、とってもあたたかい文面の文章が送られてきました。

その送られてきたサマーコースの詳細を見てみると・・・
歌のコースが開催されるのは
スコットランドの北西部のスカイ島というところにあるゲール語の大学。

ずっと、ずっとあこがれてたシンガーから
ケルトの歌を教えてもらうなんて・・・

これはもう行くしかないっ!!!
みのともこ、こぶしを握りしめ天に向かって高らかに
「えいえいお~っ!」
                         (つづく・・・)
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スコットランド旅日記(その2)

2009年08月01日 | スコットランド旅日記
【 ケルト音楽との遭遇 】

ライアーを習い始めてから
それまでの私にはまったくの別世界だった「音楽」が
私のこころの中で・・・
大きなそして、重要な位置を占めるようになってきました。

どんな音楽をライアーで弾くと素敵なのか・・・?
いろいろな音楽を聴くようになり
わたしなりに・・・すてき・・・と思った世界
それはケルト音楽(アイルランド・スコットランド音楽)でした。

当時の私はケルト音楽を探し求めていました。
(それは・・・今も・・・なのですが)
そんな中で出会った2人目のライアーの先生。
イギリス人のセシリア先生。

ある日、セシリア先生から貸してもらった
ぼろぼろのカセットテープ。

狭いカセットのスペースに所狭しと
題名なのか、歌手名なのかすらわからない・・・
意味不明のゲール語が
手書きで書きしるされていたその・・・カセット・・・

そこで聞いた音楽が私にとって
これこそ、私の求めていた「ケルト」的なものだっ!
と思えたのです。

その記事は以前にも書きましたのですが・・・↓
http://blog.goo.ne.jp/leier-tomoko/e/085eb74abf767eaa3723afaca326fb0e
http://blog.goo.ne.jp/leier-tomoko/e/6862aa7aab1514e4de81603f03c79152

そのカセットの中でボーカルとして
透き通るような、そしてやさしい、温かい声で歌っていたのが
Christine Primeose(クリスティン・プリムローズ)という女性でした。

でも、そのことがわかったのは・・・

ぼろぼろのカセットの中で泣ける歌声を聴かせてくれたのが
「クリスティン・プリムローズ」という人だ・・・
ということがわかったのは、
ずっと、ずっと後になってからでした。
                            (つづく・・・)
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スコットランド旅日記

2009年07月30日 | スコットランド旅日記
【 スカイ島へ! 】


ずっと、ずっと昔からひとりで旅行するのが好きでした。

大学生だったころ・・・
ヨーロッパ大陸のいくつかの国を回った後に
ベルギーから船に乗り、ドーバー海峡を越えて
イギリスへわたった私は、なぜだかロンドンを素通りして
スコットランド行きの電車に乗っていました。

電車を降りたところはエジンバラ。

エジンバラでの宿泊先を探すために
ツーリスト・インフォメーションに行き、
順番待ちの旅行者の列に並んでいるときに
となりに並んでいたアメリカ人のおばさんと立ち話をしました。

そのおばさんは
「あした、ここからスカイ島(Isle of Skye)へ行くのよ。
    すっごくきれいなところらしいのよ。」

エジンバラに数日滞在して
その周辺を観光しようとしていた私は
エジンバラから、はるかかなたの北西にある
スカイ島の位置を、地図で確認しながら

「こんなに遠くにあるんだ~」


初めて聞いた「スカイ島」という地名がとても印象的でした。

それから数日後、エジンバラのメインストリートを
ぼんやりと歩いていた私は、なんと偶然にも、
またそのアメリカ人のおばさんと遭遇してしまったのです。

「スカイ島、とっても素晴らしかったわよ~。
  あなたも機会があると行くといいわよ!」

と、言いながら足早に通り過ぎたおばさんの後ろ姿を
振り返って見送りながら・・・

「スカイ島か~・・・」

そして、そして、それから25年の月日が流れ・・・
・・・私は・・・そのスカイ島を目指していたのです!!!
                          (つづく・・・)
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