87歳の誕生日♪

3月はあ～っという間に過ぎ去って行きました。

3月7日は私がドイツでライアーを習っていた
ローリング先生（Frau Loring)　の87歳のお誕生日でした。

今年はぼんやりしてて
3月7日を過ぎてから気付いて
あわててお誕生カードを送りました（汗）

ライアーができた初期の初期から
ライアーを弾いているという
もはや伝説的な女性です。
ライアー弾いて60年近く・・・すごい・・・

私はドイツにいたときに
このローリング先生に教えをいただいたことは
本当に本当にラッキーなことでした。

ローリング先生が住むドルトムントまでは
片道80キロ、往復160キロの道のり。

子供たちが学校に行っている間に
当時弾いていたコロイライアーとともに
ばびゅ＝んと高速（アウトーバーン）をぶっ飛ばして
2週間に1回通っていました。

先生とともに過ごした時間は
今でも本当にいとおしく思える
私にとって大切な時間でした。

物静かで、お茶目で、思慮深くて・・・
ローリング先生が弾く年季の入った
ゲルトナーライアーの音色は
今でも私の頭の中で響いています。

私がちょっと落ち込んでいたりすると
ローリング先生はやさしく

「フラウ・ミノ　どうしたの？
　さあ、窓の外を見てみてよ
　自然はあんなに素敵にきらきら輝いているのよ
　鳥たちは楽しそうに歌っているでしょう？
　だから、元気を出してね・・・・」

と、いつもやさしい言葉をかけて下さいました。

ライアーとともに先生と過ごした時間は
本当に私にとっては宝物。

87歳を迎えてもお元気なローリング先生
もっともっと長生きしてくださいね♪

片岡鶴太郎展 「桜小路 春の宵」

目黒の雅叙園で開催されている
片岡鶴太郎展
「桜小路　春の宵　　
　　さくらが描くこころの音色」を見てきました。

片岡鶴太郎さんのＨＰはこちら
http://kataoka-tsurutaro.com/index.html

片岡鶴太郎さんといえば、
大昔は物まね芸人で
マッチとか、小森のおばちゃまとか、近藤正臣さんとかの
（うううっ～　なつかしいっ　笑）
ものまねをしたり、ひょうきん族に出ていたりしました。
（↑　私　お笑い好き・・・）

どちらかといえば、彼はあまりかっこよくない部類に入り
なんとなく「さえない」印象さえありました・・・
が・・・26歳でプロボクシングの資格をとったあたりから
眼光が鋭くなりはじめ・・・

そして、30歳をとっくに過ぎたあたりから
なんと絵まで描き始めてしまったというのを
テレビで見たときに
とってもびっくり仰天したのを覚えています。

あんまりびっくりして
そして片岡氏の最初の画集まで買ってしまいました。

それから・・・15年近い時が流れて・・・
今や片岡氏は押しも押されぬ画家になり、
自分の美術館まであるそうですっ！

そして、俳優としても大事な位置をずっとキープし続けています。

「まっちで～すっ♪」と、
やや太ったからだでどんよりした目つきで
ものまねをしていた時代と
まったく別人のように眼光鋭く
オーラ放ちまくりになってしまった片岡氏を拝見して

う～ん・・・人間って
いろいろな可能性があるんだな～と・・・

雅叙園の素晴らしい展覧会は
4月11日までやっているそうですので
もしご興味がある方はぜひ・・・

ほわほわほわわん♪

今日はたくさんの赤ちゃん
それも、生後3か月のあかちゃんと
新米ママさん、パパさん方に
ライアーの音色を聞いていただきました。

生まれてまだ3か月の赤ちゃんは
ほわほわほわわ～ん♪
かわいい～！！！

赤ちゃんって本当に天使です。
赤ちゃんの存在がもう「幸せ」そのもの♪

赤ちゃんやお母さん
そして、おなかに赤ちゃんがいる
妊婦さんにライアーのやさしい音色を
聞いていただく機会を
もっと増やしていきたいです～♪

もうすぐ・・・

ふくらむ　ふくらむ
つぼみが　ふくらむ

桜の花がすこ～しづつ咲き始めましたね♪
街の中がだんだんとピンク色になってきました。
うふふふ。

272年後・・・

今日、3月25日は大好きなオカロラン（O'carolan)の命日です。
彼が亡くなったのが1738年なので
今日で没後272年ということになります。

オカロランのことはこちらにまとめて記事を書いています♪
http://blog.goo.ne.jp/leier-tomoko/c/098acb4561ee1e8b8703416ef0e40da4

オカロラン（オキャロラン）は
今から300年近く前にアイルランドで大活躍した
盲目の吟遊詩人＆ハープ弾きです。

美しいメロディーのオカロランの曲は
まだまだ弾きたい曲がたっくさんあります。
彼の短調の曲もナイスですよ♪

私がオカロランに心ひかれるのは
彼の音楽の美しさプラス・・・

・・・彼のたくましさ、したたかさ、生命力の強さの部分・・・かな

もともとアイルランドの最下層の
貧しい鍛冶屋の息子として生まれましたが
18歳の時に天然痘にかかってしまい
その後遺症により失明・・・

いろいろな経緯がありハープを始めることになり
彼にとって全く新しい世界
「音楽」そして「ハープ」を身につけ
持ち前の明るさ、憎めないキャラで当時のアイルランドの
上流階級・知識階級にひらりと潜入していきます。

そして、彼の音楽の才能を大きく花開かせました。

突然の「失明」は普通の人間にとっては大事件で
人生に絶望して引きこもってしまいたいくらいショックな出来事のはず。

オカロランの「逆境」を逆手に取り
失明にめげることなく
自分の「人生のすごろく」を全く塗り替えてしまった。
その生命力の強さを思うと
・・・なんだか、勇気がわいてきますっ！

さあ、いまからオカロランをたくさん弾こう～っと♪

「さくらまつり」コンサート満席となりました♪

4月1日（木）午後2時～玉川学園前（小田急線）の
手作り工房「柚」さんの
「さくらまつり・毎日どこかでコンサート」

「柚」さんからご連絡ありまして
おかげさまで満席となりました♪
ご予約いただいた方々
ありがとうございました！

当日、みなさまにお目にかかるのを楽しみにしています。
きっと来週は桜の花もあちこちで咲き始めていることでしょう。

さくらの花に囲まれて
ライアー演奏するのをわくわくと心待ちに・・・♪

私のくるま？！

私が今愛用しているライアーを作っている
オーストラリアのMurray Wrightさんからのメールに
1台の車の写真が添付されていました。

Wrightさんが
「この車を見たとき、思わず笑って写真撮ったよ～♪」

くるまには
「ＴＯＭＯＣＯ」とな！

私も思わず笑ってしまいました～♪
「これって、私のくるま～？！」


車と言えば・・・
ペーパードライバーになって7年もたってしまいました。
現役で車を運転していた時は
毎日乗らない日はないくらい、車とは大の仲良しでした♪

あ～っ！　モーレツに車が運転したくなってきた～っ！
高速道路（アウトーバーン）をぶっ飛ばしたいっ♪

一つの音色の波紋が・・・

私がライアーをする時、
曲の練習の合間に必ずすることがあります。

それは・・・
たまたまその時に
指が触れた弦の音色を
丁寧に、心をこめて、慈しんでならすことです。

曲の練習をしていると
どうしても一音・一音の音色の大切さを
見落としがちになってしまいます。

でも、ライアーの命は「ひびき」

だから・・・
丁寧に、心をこめて、慈しんで
指に触れた弦を一音・一音ならしていくのです。

そうすると・・・
不思議と自分以外の周りのことにも
やさしい気持ちになれる気がします・・・♪

卒業の季節♪

最近電車に乗っていると
振袖姿や袴姿のお姉さんたちをよく見かけます。
３月は卒業シーズンですね。

学校の場合はある一定期間の年数を経ると
卒業という次へのステップが訪れますが
学校とは縁がない大人になると
何かから「卒業」することは
とっても勇気がいる作業になります。

人間、ぶっちゃけ「変化」って怖いじゃないですか。
今置かれている状況や環境や人間関係が「う～ん・・・」
という場合でも、
わざわざ「変化」させることが面倒くさいからそのまま・・・
・・・放置して・・・あらまぁ・・・
３年・５年・７年・１０年経ったっ！！！
的なことはよくある話。

でも、ほんの少しの勇気を出して
今いるところから別の場所へ移動できる
魔法の「扉」を開けてみるのも
な～んと、素敵なことじゃあありませんか～♪

軽やかに何かから「卒業！」したら
新しい、わくわくする風景が待っているかもしれません☆☆

桜のロールケーキ♪

今日の素敵なティータイム♪
うふふふ～、ケーキが美味でした☆☆