ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

ドイツのライアーと日本のライアー

2024年09月03日 | 2024年 ドイツの旅
9月になりましたね♪
今日の東京は涼しくて、久しぶりに過ごしやすかったです。

ドイツでの体験記がまだつづいていますが・・・
今回のライアーアカデミーに参加して
以前から承知していたことだったのですが、
日本でのライアーの在り方と、ドイツでのライアーの在り方というのは
本当に違うな~ということを実感いたしました。
同じ「ライアー」という楽器なのですが、とらえ方や、感じ方、関わり方が本当に違うな~と。

このことをうまく言葉で説明するのはとってもむずかしいです。
ドイツでのライアーの様子を日本の人にわかってもらうように伝えることもむずかしいし、その逆に、日本でのライアーの様子をドイツの人にわかってもらえるように伝えるのもこれまたむずかしい・・・。
シュタイナーの人智学という思想がからんでいるので、余計にむずかしいのです・・・。

ということで、すご~く大雑把なたとえ方になりますが・・・
インドカレーと、ハウスバーモンドカレーの違いという感じです(笑)
同じカレーだけど、全然違うじゃないですか~。

本家本元はインドですよね。
でもそれが海を渡って日本に来て、あまりスパイスは使わずに、小麦粉を混ぜてとろ~りとなって、リンゴとはちみつ入れて(笑)
誰もが大好きな日本式のカレーです。

日本式のとろ~りとしたカレーしか食べたことがなかった私は、
学生の頃インドへ旅行して、スパイスがきいたさらさらのカレーを食べて
びっくり仰天しましたから~。

つまり・・・
みんなちがって、みんないい!です~。

世界中でライアーを弾いている数がダントツなのは、日本です。
ドイツでは衰退する一方ですから・・・。

ですから、これから日本で
いろいろな観点から「ライアー」という楽器に向き合って
その素敵な音色と、可能性を引き出して下さる方が増えたらいいなと思っています。

ということで、なかなかこういう場で本音を言えないのがツライところですが・・・。

私自身は今回のドイツでの学びは本当に大きくて、
実はまだ放心状態なのです(笑)
その学び、気づきを少しずつ自分の演奏や、レッスンに生かしていけたらな~と思っているところです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツ・ライアーアカデミー練習風景です!

2024年08月30日 | 2024年 ドイツの旅
今回の台風の大雨はすごいです。。。
被害が大きくならないことを祈っています。

なかなか進まないドイツのライアーアカデミーの備忘録なのですが(汗)
今日は、いただいた写真をいくつか掲載いたします。

アカデミーの期間中、にわかアンサンブルチームを組んで、
アンサンブル演奏の練習をしました。
私は普段はあまりアンサンブル演奏はしないので、
とっても良い体験となりました♪



アメリカ在住のさえこさんと2人でも演奏しました。
私、ものすごくうれしそうに演奏していますね~(爆笑!)



そして、この写真は全体練習のものです。

ご覧の通り、築400年近くのまるで博物館のような
ふる~~いい館です。
なんと!!!
夜に窓から、野生のコウモリが入り込み
飛び交っていたそうです(驚!)
そのコウモリは、しばらく廊下の壁に張り付いていましたが
(夜行性だから昼間は張り付いて寝ているのですね。。。)
私は、コウモリという生き物を初めて見ました!

ということで・・・
続きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みんなで演奏した曲目♪

2024年08月20日 | 2024年 ドイツの旅
今日もとっても暑かったです~。涼しい秋が本当に待ち遠しいですね♪

この夏に1週間参加してきた、ドイツのライアーアカデミーでは
午前と午後に1時間づつ、参加者全員がホールに集って2人の先生から講習を受けます。

今年のアカデミーの全体のテーマは
「ライアーで歌うように演奏するには?」

全体の演奏の際に先生方が使った曲は
クリスティアン・ギーリッシュさん
・Da Pacen Domine 1629年 曲:Frank 
・Ut queant Laxis  11世紀 曲:Guido von Arezzo
・モテット イエス、わが喜び 曲:J.S.バッハ
・インターバルの練習     曲:ヤン・ニールセン
・こもりうた         曲:Stojanoff
・ラルゴ   曲:ヘンデル

マルテイン・トビアーセンさん
・近づき、そして遠ざかる音  曲:ブラームス
・ひばり       曲:キュンストラー
・さらば、インスブルック 曲:Isaac ルネサンス期
・12音階の音楽  曲:ヨゼフ・ハウアー

と、自分の備忘録のために書いているのですが(汗)、
本当に多岐にわたる音楽でついていくのが大変でした。。。

ブラームスの曲は和声のことをいろいろ説明してくださったのですが、この辺のことは、音楽素人の私にはこれからの勉強課題です。

日本人と比べると、ドイツの人たちはかなり大きめの音でライアーを弾きます。
日本で一般的なささやくような優しいライアーの音ではなく、割合としっかり、はっきりと音を出します。
ということは、「消音」が不可欠になってくるわけです。

今回私が「ありゃりゃ~~~!」と頭を悩ませたことはこの消音でした。
今までいい加減で、我流でやっていたことでしたが、
改めて、消音の大切さを痛感したわけです。
この消音については、また改めて書いてみたいと思います♪

今回の課題で好きになった曲はいろいろありますが、
「さらば、インスブルック」は美しいメロディでした。

ライアー演奏ではありませんが、こういう曲です♪
ルネッサンスの香りが香ってきますね~。

Innsbruck, ich muss dich lassen - Heinrich Isaac
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ライアーアカデミーの始まり!

2024年08月14日 | 2024年 ドイツの旅
今回のドイツ旅行の目的は1週間の「Internationale Sommer-Akademie Fur Leierspiel」(ライアーの夏のアカデミーコース)に参加するためでした。

2018年から毎年コロナの間も開催されて、今年で7回目を迎えます。
講師はドイツ人智学ライアーの大御所の
クリスチャン・ギーリッシュさん、マルティン・トビアーセンさんの2人です。
2人とも、音楽経験が豊かで、ライアーを弾くだけではなくたくさんの作曲もなさっています。

そんなお二人の元に11名の参加者が集いました。
ドイツ人6名
日本人3名(私を含めて)
ブラジル人1名
オランダ人1名

日本人が私以外に2名もいますが、
1人は在ドイツ20年以上のバイオリニスト
もう1人は在アメリカ20年以上の女性です。

ライアーアカデミー開催の場所は、ドイツの中部のビュルツブルグという都市からローカル線で約30分で下車して、そこから車で12キロ離れたところへ連れて行ってもらいました。

開催場所は「Schloss Seehaus」(ゼ―ハウス城)という所です。
とにかく、1500年代~ということなので古くて風格があり、まるで博物館のよう。

トップの画像がゼ―ハウス城です。
Schloss というドイツ語は日本語では「城」なのですが、
館、荘園という雰囲気でしょうか。
このゼ―ハウス城のサイトはこちらです。

この館には古い楽器がたくさんあります。
今の館の主のヤンさんが現役テノール歌手なので、音楽関連のイベントがわりと頻繁に開催されているようです。

見た目は優雅ですが、実際にここに宿泊するとなると・・・汗
だって・・・ふる~い館ですよ・・・!
この件については、また後日書きたいと思います。

まずは、一週間のアカデミーのプログラムです。

9:00~9:30 体を動かしたり、キンダーライアーで音を出したり。
9:30~10:30 全体演奏 ギーリッシュさんもしくは、トビアーセンさんの指導で。
11:00~13:00 個人レッスン 2人の先生の個人レッスンを1週間で2コマづつ受講できるのです(喜!)
13:30~ お昼ごはん
14:30~15:10 個人レッスン
15:30~16:30 全体演奏 ギーリッシュさんもしくは、トビアーセンさんの指導で。
17:00~ アンサンブル練習 現地でにわかアンサンブルチームを組みます。
18:30 夕食
20:00~ 夕べの会 日によって何をするかは違いました。講義や、話し合い(ドイツ語ではきつい~泣)、オープンステージ(演奏したい人がライアーを弾く )、8月3日(土)の夜が参加者出演のコンサートなので、そのリハーサル、準備などなど。

空き時間はお茶したり、散歩したり、アンサンブル練習したり、個人練習したり。

庭はこういう感じです。


私は通常は早めに寝るので、午後8時からまたがっつり!はきつかったですが(笑)

ということで、このブログ記事は私自身の備忘録でもありますので(笑)
ちょっと退屈な記述が続いて申し訳ございませんでした・・・。
ということでまた続きます!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりにドイツへ行っていました♪

2024年08月12日 | 2024年 ドイツの旅
毎日本当に暑い日が続いてます~。
このブログは7月22日にアップしたところでしばらくストップしていましたが、7月25日~8月9日まで2週間少し5年ぶりにドイツへ行っていました。

コロナもあったので、パスポートを持って海外へ行くのは5年ぶり。
5年ぶりの海外、ライアーを持っての移動と、新鮮な緊張感を味わいました(笑)

ドイツへ行く目的は1週間の「Internationale Sommer-Akademie Fur Leierspiel」(ライアーの夏のアカデミーコース)に参加するためでした。

このアカデミーコースに参加するのは、2018年、2019年に次いで3回目。
ライアーについての学びを深めていくのは日本では難しいですし、ましてや独学では限界がありすぎます。。。(泣)
やはりライアーが生まれ育ったドイツへ行き、人智学ライアーに長年携わっている巨匠たちの教えを少しでも受け取りたい・・・という思いが募って久しぶりの参加となりました。

旅の備忘録として自分自身のためにも、これから少しづつドイツ見聞録をアップしていきたいと思います!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする