ライア－と踊りのコラボレ－ション

昨日、とあるイベントで1時間ライア－演奏をした後
舞踏家の男性の方と、ダンスとライア－のコラボを試みました。

以前にオイリュトミ－の練習でライア－伴奏を頼まれたことはありましたが、
プロのダンサ－の方の動きとライア－をあわせるのは初めて・・・

ダンサ－のこうさんとは初対面だし、どういうダンスをなさるのかわからないので
ぶっつけ本番状態。

私がなんとなく、中性ヨ－ロッパのグレゴリオ聖歌ちっくな歌を2曲やりたくなって（そうそう、このブログに以前に書いたモンセラ－トの朱い本から2曲です）
この曲にのせて、動きを合わせてもらった。

その後即興で、指の赴くままぱらぱらと弾くと、こうさんがまたぱらぱらと軽やかに舞ってくださる。

こういうコラボは、即興が一期一会的でとてもよろしいなぁ。
こうさんの動きを見ながら、おとを出しているのがとっても心地よく、
なんというか、動きと音が共鳴しているような気がしました。

また機会があったら、やりたいです。
全く違った曲の感じだとか、全く違ったタイプのダンサ－の方とか
いろいろな組み合わせて、そのときどきの空間ががらりとかわるんだろうな・・・
そう想像したら、わくわくしてくる・・・

Happy Birthday!

今日、7月19日は私の誕生日・・・
自分に向かって「Happy Birthday!」
今年はどんな1年になるのか、わくわくします・・・

いつも支えてくれている家族に感謝。
私を育ててくれた両親に感謝。
私を絶望の淵から救い出してくれたライア－とうたに感謝。
音楽の種をもらってきたドイツに感謝。
そして、そして、いつもひたむきなわたしに感謝。

御母をたたえん/輝ける星よ

とっととライア－のCD「Sweet Leier」の曲紹介を進めなくてはです・・・

今日は9曲目「御母をたたえん」10曲目「輝ける星よ」です。

この2曲はいわゆる「古楽」といわれるジャンルです。14世紀に残された「モンセラ－トの朱い本」という手書き写本に収められている曲です。

モンセラ－トというのはスペインの地名で巡礼地で有名だったとかで、さまざまな国の人たちが巡礼で訪れて一種独特な宗教音楽が生まれました。

私がこれらの曲を初めて聞いたのは、もうずいぶんと前のことです。
たまたま入手したCDに
たくさんの古楽やグレゴリオ聖歌的な音楽は収められていて
わけもなく、理由もなく、
「こういう音楽好きだ・・・」
と体が反応してしまい、しばらくの間は飽きることなく聞き続けていました。

古い旋律のものをライア－であわせてみたらどうなるんだろう・・・
という好奇心と、絶対に合うはずだ！という妙な確信があいまって
モンセラ－トの朱い本の曲を独学ながらライア－で弾いて、うたってみた。
「すてき・・・」
どっぷりと自己満足・・・
どっぷりと中世ヨ－ロッパの世界にタイムトリップ・・・

モンセラ－トの朱い本は全部で12曲あり、ライア－に合いそうな曲がまだまだたくさんあるので、練習したくってわくわく・・・

一度「モンセラ－ト」というところに、私も行ってみたい・・・・

透明なせかい・・・

台風が通り過ぎていった。
日本列島の大掃除はできたのでしょうか・・・？

今日は、台風の雨が上がって、知り合いのガラスの個展に行ってきた。
こじんまりとした居心地のよいおしゃれなカフェが会場。
そのカフェのひとつのテ－ブルにさまざまな形のちいさな
かわいいグラス類がにぎやかに並んでいた。

もともと絵を描いていたという彼女が、いろいろな過程を経てたどり着いたのが
「透明なガラスの世界」です・・・と言ったのを聞いたときに
彼女の表現する「透明なせかい」を見てみたいと思った。

ひとつひとつが一品ものの手作り。
透明なガラスのひとつひとつに彼女の「息」が吹き込まれて
この世に具現化される。。。

透明はものはごまかしがきかない。
彼女のピュアな気持ちがそのまま素敵なグラスに映っている気がした。

ひとついただいてきた。
ずっと見ていても飽きることのない透明なせかい・・・
私の気持ちも透明でいたい・・・

いつも側にいてくれるのは・・・

築地に聖路加病院があり、その中の礼拝堂で毎月第二・第四金曜日に午後12時から「お昼のコンサ－ト」と題した、無料のコンサ－トがあります。

もうずいぶん前に一度行ったことがありましたが、今日本当に久しぶりにこのコンサ－トに行ってみました。

クラッシックあり、ミュ－ジカルあり、ジャズありと、9組の様々な方の演奏を聞くことができました。

脳梗塞で右半身が麻痺された方が、左手だけで見事にノクタ－ンを演奏されたのには本当に感動しました。ひらひらとかろやかなメロディーはとても左手だけの演奏とは思えませんでした。
きっと病気や、いろいろなご苦労を乗り越えられてこその演奏だったんだろうな・・・と。

入場無料でさまざまな質の高い音楽が聴けるのは、本当にありがたいことです。
また近いうちに伺いたいです。

素敵なフル－トの音色を聴きながら、「こんなにうつくしい調べが生で聴けるなんて、なんて幸せなんだろう・・・」と思っていると、
ふっと、私の側にはいつもライア－がいてくれて、そして、私は歌がうたえる・・・そう思った瞬間に、体中が至福感に満ち溢れて、涙が出てきた・・・

ためない女っ！

FM東京の朝の番組を聴きながら家事を片付けるのが日課です。
今週のゲストはタレント（女優）のYOUさんでした。

年齢不詳、自由奔放、おおらか、かわいらしい・・・というなんというか、彼女独特のキャラクターで、なんか気になる存在でした。

彼女のインタビューがなかなか良かったのです。
びっくりしたことに、YOUさんは43歳（見えないっ！）10歳の坊やがいる（見えない！）

彼女の言葉の中で、とっても印象的だったのが、なにごとも「溜めない」ということ。ストレスをためない。ごみをためない。よごれをためない。

この「ためない」ということが難しいのよね・・・

YOUさんはストレスを溜めないために、嫌いな人とは付き合わない、いやなことがあったら、その場で言う。
それもなかなか難しいことだが・・・

でも、少しずつ私も「ためない」女になって、楽しく、生き生きと日々を暮らしたいと思ったのであります。

愛のあいさつ

今年は本当にあっという間に時が流れていきます。
もう7月ですね・・・2007年もすでに折り返しを過ぎてしまいましたっ！

再び2枚目のライア－のCDの「Sweet Leier」の曲紹介です。
今日は8曲目のエルガ－の「愛のあいさつ」です。

愛のあいさつは、イギリス人の作曲家エルガ－の作品です。エルガ－といえば、ほかに「威風堂々」などよく知られた曲がありますが・・・

「愛のあいさつ」はきっと日本人が大好きなクラッシックの曲ベスト何位かに選ばれそうなくらいに、いろいろなところで耳にします。

私が始めて「愛のあいさつ」を耳にしたのは、小学校3年生くらいの頃でした。
当時見ていたドラマのテ－マ曲に使われていて、母から「この曲は愛のあいさつって言う曲よ」と教えてもらったときに、子供心にきれいなメロディ－と、そしてなんともステキなタイトルだろうと思ったものでした。

聞くところによると、エルガ－自身が作曲活動を支えてくれた妻にささげた曲だとか・・・なんとも心温まるはなしです・・・

この曲は、ゆったりしたテンポで演奏されたり、リズミカルに演奏されたり、また楽器もピアノ、バイオリン、チェロ、フル－トなど、いろいろが楽器で演奏されています。

私個人はチェロでメロディ－、ピアノで伴奏という組み合わせが好きです。

メロディーが流れるようで、チャ－ミングなこの曲をいつかライア－で弾いてみたいなと思っていました。

が、アレンジが難しい・・・と、何度もお蔵入りしていました。
が、去年めでたく結婚した年下の友人の結婚式で演奏して欲しいと頼まれたときに、どうしてもこの曲が弾きたいと思いました。
そして、なんとかかんとかアレンジをして、練習をしてできた曲が「愛のあいさつ」です。

この友人にはこの春にかわいい男の子が誕生し、幸せいっぱいの生活を送っています。