「あなた」の37年後・・・♪（その２）

37年前に一世風靡した名曲「あなた」を
歌った小坂明子さんの話題をふたたび・・・
（37歳以下の方々ごめんなさいね～古い話でっ！）

コンサート会場となった某ホテルのチャペルに
登場した小坂明子さん！
ややふくよかだった体型はそのままでしたが
びっくりしたのが「声」でした。

記憶に残る小坂さんの声は高いクリスタルボイスだったのですが
今は、なんとすっごく低い声になってて
かっこいいジャズとか似合いそうなお声に変化していました。

軽妙なトークと歌とピアノ演奏はとっても素敵。

プログラムの最後のほうで
待ってましたっ「あなた」です。

最初はピアノのインストの「あなた」そしてつづいて
小坂さんの歌声が入ります。
「もしも～、私が～家を～建てたなら～・・・」

目頭をハンカチで拭うおばさん続出！

小坂さんの人生の歴史を伺い
なんか・・・そうですよね・・・ずっとずっと昔に流行っていた歌を聞くと
あ～、私の人生もいろいろあったわね～っと、
人生振り返りモードになります・・・

ピアノインストのＣＤ「Pianish」に収録されている
インストの「あなた」も本当にきれいで、透明で・・・
しみじみ聞いてみて
こんなに素敵なおしゃれな曲を37年前に
16歳の女の子が作曲したってすごい～♪

このＣＤは世界中で有料ダウンロードできるらしいのですが
小坂さんのことを知らない海外の人たちにダントツに人気なのが
やはり「あなた」。

うーん、いいものは時代も国境もこえるんですね～♪

「長い間作曲家として
いろいろは人に提供するために曲を作ってきたけど
また自分のために作りたくなってきました」

ということで
めちゃくちゃ久しぶりに自作の歌のＣＤを3月に発売されるとのこと。
ブラボー！　素晴らしい！

人生いろいろ・・・
いろいろな人が、いろいろな歴史を歩んで
素敵に一生懸命生きているんだな～と
心がとってもあたたかくなって、
そして勇気をもらったコンサートでした。

ところで・・・
小坂さんのピアノインストＣＤ「Pianish」とってもナイスです！
時のつれづれに聞いています。

こちらから視聴できますので
ぜひ、聞いてみてくださいませ～♪
http://www004.upp.so-net.ne.jp/mucal/music/01/30.html

私のお気に入りは
「窓際の少女」「静止画」そして「あなた」です♪♪♪

「あなた」の37年後・・・♪

　　　　　　　　　　　（写真：小坂明子さんのピアノＣＤ　Pianish)

「もしもぉ～　わたしがぁ～　家を～　建てたなら～
　　小さな～家を～建てたでしょう～～～・・・・

　・・・そしてぇ～　わたしはぁ～　レースを～　編むのよぉ～
　わたしの横には　あたなたぁ～　あなたぁ～がいてほしい～・・・」


という歌を覚えていらっしゃいますか？
小坂明子さんの往年の大ヒット曲
「あなた」です！！！

37年前に「あなた」を歌った小坂明子さんは
なんと、当時16歳！！！
あどけない表情でのびやかに歌った
「あなた」は200万枚の大ヒット♪

You Tube はこちらですっ。
http://www.youtube.com/watch?v=P7_9VfyU1Xk&NR=1


なんで今頃小坂さんの話題かって？

いつものようにネットサーフィンしていましたら（汗）
小坂明子さんのサイトにたどりつき・・・

小坂さんが2年前に制作したピアノのインストのＣＤが
ヨーロッパのヒーリング・ニューエイジ部門で
しばらく1位を取り続けたという記事を拝見し
彼女の作るインストが聞きたい～。

と思ったら、コンサートがあるというので（らっき～♪）
昨日、小坂明子さんのコンサートに行ってきたというわけです。

「あなた」の大ヒットの後
なかなか自分の方向性が見いだせず
いろいろとご苦労なさったとか・・・

その後は作曲家として
ＣＭソングやアニメソング作ったり
さまざまな歌手に楽曲を提供したり
ミュージカル製作にかかわったりと
作曲家として、たっくさんたっくさんの曲を作曲。

盛大な拍手とともに
コンサート会場となったおしゃれなチャペルに現れた
「37年後・・・」の小坂さんは・・・
　
思いがけず長くなったので
続きはまた明日・・・・　　　　　　　（つづく）

別次元の・・・

今日の話題はなんと言っても
オリンピック女子フィギア！

上位は本当にハイレベルな戦いで
ずっとテレビにくぎ付けになっていました。

安藤美姫選手も鈴木明子選手もとってもよかった！
真央ちゃんもトリプルアクセル2回も成功させた！
すごい！　みんな本当によく頑張ったっ！

だが・・・

キム・ヨナ選手の演技はもう
別次元の・・・もの・・・でしたね

キム・ヨナ選手が指導を受けている
カナダ人コーチが以前のインタビューで
「キム・ヨナが本気を出したら
　　　ほかの選手とは別次元の演技になる・・・」
と言っていました。

「別次元」という言葉がとっても印象的でしたが、
今日まさに、その「別次元」の演技を見せてくれました。
美しかったですね～♪

ところで・・・
別次元の・・・ライアー演奏って・・・
いったいどういう演奏なのでしょうかね～♪

いのちとは・・・？

先日テレビに
聖路加病院院長の日野原重明先生が出演していました。

日野原先生は今年御年97歳！！！の現役のお医者様です。
私も一度講演会に行ったことがあるのですが
とっても90歳を大幅に超えた年齢とは思えない
パワフルな講義で、
ステージ上を歩きまわって元気にお話なさっていました。

先生のお姿を拝見しているだけで元気がでてきます。
まさに「地球の宝」！

日野原先生は精力的に
小学校を回られて子供たちにもお話をしているとのことで・・・

子供たちに
「いのち」とは・・・
今、自分が持っている時間・・・だと伝えているとのこと。

命＝今自分が持っている時間

過去でもなく、未来でもなく
「今」自分が持っている時間が「いのち」

日野原先生素敵っ♪

記憶の引き出し

先日定期的にライアーを演奏させていただいている
老人ホームへ行ってきました。

この老人ホームはわりあい痴呆が進んでいる方が多いので
こちらで演奏するときは
お年寄りがご存じの曲や歌を演奏するように心がけています。

70代・80代のお年寄りの方々って
小学校のときに唱歌で
ヨーロッパの曲に日本語の歌詞がついたのを
習ったりしていて、意外な曲に反応があったりします。

ふとドイツの「野ばら」ってきれいなメロディーよね～♪
と思い立ち、野ばら（シューベルトの「野ばら」じゃないほうです。）

を1番は日本語の翻訳の歌詞
「わ～らべ～は　み～たり～　
　の～なか～の　ばぁ～ら～・・・」と歌い

2番はドイツの詩人ゲーテの原詩をドイツ語でうたったところ・・・

ひとりのおばあさんが
なんと、ドイツ語の歌詞をとっても上手に歌われたのです！

私が歌い終わって
「すごいですね～！
　ドイツ語の歌詞ご存じなのですね～♪」

そのおばあさんは
「女学校でね・・・習ったわよ・・・♪」
と、すこ～しはにかみながら、でも嬉しそうに答えて下さりました。


後で職員さんに伺うと
そのおばあさんも見た目はわからないけど
かなり痴呆が進んでいるとのことでした。

「記憶」って・・・不思議だな～って思いました。

そのおばあさんがまだ女学生だったころ
ずっと・・・昔・昔・・・
数十年前に歌ったドイツ語の歌詞を覚えている。

記憶にはいろいろな引き出しがあって
どいういうきっかけかは分からないけど
何十年たってもふっと思い出すこともあるんですね。

野ばらをドイツ語で歌ってたおばあさんは
きっと歌いながら、まだ若かったころのことも
思い出されていたかもしれません・・・♪

それにしても・・・「野ばら」のメロディーきれいです♪

美しすぎるっ・・・

バンクーバーオリンピック開催中。
楽しみは女子フィギアです♪
期待は韓国のキム・ヨナ選手と真央ちゃん。
そして幸せそうに滑る鈴木明子さん。

今しがた、you tubeでトリノオリンピックの時の
荒川静香の映像を見つけてその姿にうっとり・・・

演技をしている荒川静香さんの周りには
まるできらきらの金の粉が舞っているようです♪

静香さんのうつくしい姿をどうぞっ！
こころが洗われます・・・

フリー　　トゥーランドドット
http://www.youtube.com/watch?v=EMQHf3Rh8Jw&feature=related

エクシビション　　You raise me up
この曲は泣けますっ・・・
http://www.youtube.com/watch?v=jieooVTzls8&feature=related

かろやかに・・・♪

今年はショパン生誕200周年だとのこと。

だからってわけではないのですが、
今練習中の曲はショパンのノクターンです。

ショパンの曲って豪華なので
とてもライアーで弾けるって感じではないのですが、
「別れの曲」と「ノクターン」はなんとかかんとか
曲の上澄みをすくってライアーで弾くことができます。

ノクターンの3拍子のリズムは心地よく
アレンジは例によって超簡単なものですが
メロディーのうつくしさと、かろやかな3拍子で
弾いていると、幸せな気持ちが満ちてきます・・・♪

練習していると
外は寒くても、心の中は春の気分に☆☆

あさっての演奏会で弾いてみようかと思っています。
初めて人前にだすときはちょっと、どきどき。

聞いていただいく方に
やわらかな春の風をお届けできますように・・・

後ろ向きにGo～っ！！！

よく、ちまたでは「前向きに生きようっ！」とか
「ポジティブシンキング～っ！」とか言いますが・・・

最近思うことは・・・

前ばかり向いててわからないことも
「後ろ向き」になってみて
「後ろ側へ」進んでみてわかることだってあるな～って。

それと同じで
「超ネガティブシンキングーっ！」に陥ってみないと
見えてこないこともあって・・・

だから・・・つまりは・・・
前向きでも、後ろ向きでも、横向きでも、上向きでも・・・

「なんでもオッケーっ☆☆」ってことですかね～。うふふ♪

春待ちうさぎ・・・

ふんわりあたたかな
　　　はるがまちどおしいね・・・♪

輝くものはいつもここに・・・（その２）

木村弓さんのコンサートで配られた
プロフィールを拝見すると・・・
弓さんがライアーを弾き始めてから今年で22年だそうです。

22年・・・すごいです・・・

ライアーで自作の歌を弾き語りするという
ご自身のスタイルをおつくりになったというのは
本当に素晴らしいことです。

ライアーが本格的に日本にやってきて
30年近く？
（戦前にもライアーは
　　ドイツからやってきていたという話を聞いたことがあります）

ライアーという楽器はシュタイナーの思想から発展した楽器で
いろいろな意味で「しばり」が多い楽器です。
この辺のことはかなりデリケートな問題になるので
公のブログなどでコメントすべきことではありません・・・

ただ・・・ゆるぎのない事実として言えること・・・

それは・・・ライアーの保有台数世界一はこの日本であること。
（本場ドイツよりもはるかに多いでしょうね～♪）
そして、ライアー愛好者の人数もこれまた世界一であること。

たくさんのライアー愛好家がいるということは
とりもなおさず
いろいろなライアー弾きの方が登場してくるということ。
（実際、登場してきていますね～♪）

そして・・・今・・・すごく感じること、それは
ライアーに今までまとわりついていた
気むずかしげな「しばり」が段々と
なくなり始めているのではないか・・・

いち楽器としてのライアーの可能性を
これからどんどん、いろいろな形で、いろいろな方々が
発見していくことになるのでしょう。

そう思うと
熱烈なライアーファンとしてわくわくします～！！！

でも・・・ライアーの響き・・・
・・・一つ一つの音の響きを大切にしてほしい・・・
ここは絶対に譲れないポイントっ！


そして・・・私が個人的に感じることは・・・
ライアーという楽器自身も、
もうそろそろ、「しばり」は窮屈だな～って
・・・思い始めているのかな・・・♪

などということを
木村弓さんの演奏を聴きながら考えていました。

まだまだ将来が楽しみな楽器です☆☆