ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

隣の弦って?

2024年12月27日 | ライア-日記
今年はなぜだかクリスマス、年末の実感が感じられず
気が付いたら、2024年も残すところあと4日になりました!!!
今日やっとあわてて、部屋の各所に飾っていたクリスマスの飾りをしまいました。クリスマスの飾りがなくなると、なんだか寂しい・・・ですが、やっと年末が近いんだな~という実感が湧いてきます(笑)

ライアー始めて習う時におそらく
「指を隣の弦に向かって弾きましょう~♪」
というふうに言われると思います。
私もそんなふうに生徒さんにお伝えすることがあります。

が!隣の弦ってどういう隣?でしょうか?
ドの隣の弦はレです。
が、ドの少し奥まった隣には、ド♯の弦もいます。

ライアーはとてもシンプルな楽器なので、音作りの時にちょっとしたことが大きな違いになってきます。

ドからレに向かって弾いているのか?
ドからレとド♯の方へ向かって弾いているのか?
この違いは大きいです。
改めて、ご自分はどんな風に弾いてみるのかを客観的に見てみると新しい発見があることだと思います。

ライアーを構える角度や、構える位置によっても生み出される音色は大きく変わってきます。

ライアーに関しては、弾き方いろいろで「こうであるのだ!」という規範がない楽器なので、これが正解!というのはありません。

でも改めて、自分がどんなふうに弾いているのかを客観的に見てみたり、今までとは違った弾き方で弾いみたりと、いろいろ試してみるのもいいですよ~。

「あ~、この音色いいな♪ あ~、この響きに出会いたかった!」という音色探しもまた愉しです!
来年もまた、新しい音色探しの旅は続きます♪

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ライアー記念日♪

2024年12月16日 | ライア-日記
12月15日は私にとって、大切な日です。
26年前の12月15日に最初のライアーをドイツのWittenのコロイ工房で購入して、私のライアーとの生活が始まったからです。

写真のライアーは、最初のライアー「コロイの大型ソプラノライアー」です。
小雪がちらつく中、車で往復130キロの道のりをかけてライアーを求めにいってから、26年の月日が流れました。

26年は・・・、それなりに長いです。
いろいろ紆余曲折ありましたが、
音楽の世界、音の世界、ライアーの世界はまだまだ学ぶ事がてんこ盛りです!

また新しいひとめぐりが始まりました。
気分も新たに前に進んでいきましょう!

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メロデイが草むらに隠れていませんか~?

2024年11月18日 | ライア-日記
何かの陰謀かと思うくらい(笑)、一日がアッという間に過ぎ去っていきます~。あっという間に、11月も半ば過ぎになりましたね。

ライアーをソロで演奏する場合は、ピアノやハープのように右手がメロディ、左手が伴奏という役割分担をしません。
(もしかしたら、ライアーをそういう奏法で演奏している方もいらっしゃるかもしれませんが、一般的にはということでご了承くださいませ)
右手、左手を使ってメロディと伴奏が混然一体となりながら、演奏を進めていくという具合です。

この場合、よく起こりがちなのが、譜面を見て一生懸命音符を追って弾くと、肝心なメロディ部分が隠れてしまって、何の曲を弾いているのか?だんだんあやふやになってくることです。

つまり・・・、大切なメロディの部分が草むらに隠れてしまうのですよ~(泣)

まずは、自分がどんなメロディを奏でているのか、メロディをしっかりと把握することが必要になります。
かといって、伴奏部分を小さく弾くということではありません。
その辺が難しいところなのですが、自分自身がしっかりとメロディを把握して、しっかりとメロディを奏でていきましょう♪

う~ん。。。とわからなくなってしまったら、指使いが変わってしまいますが、
まずは、弾きたい曲のメロディ部分だけを取り出して、単音でしっかりと弾いてメロディを確認します。
それから、伴奏部分も一緒に弾いてみると、かなり自分の中で整理されてくると思います。

メロディを草むらに隠さない!
まずはメロディをしっかり把握しましょう~♪
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親指もあった!!!

2024年09月30日 | ライア-日記
一般的にライアーを弾く時は、親指を使うことはあまりありません。
私自身は、4つの和音を弾く時や、すごく離れた音の和音を弾く時などに、たま~に親指を使っています。

9月にドイツより来日なさった、クリスチャン・ギーリッシュさんの演奏を拝見していたら、右手も、左手もかなり親指を使って演奏なさっていました。
日本では親指を使ってのライアー演奏はあまり見ないので、
私はギーリッシュさんの演奏を内心「をを~!」という感じで拝聴しておりました。

つい最近、ジョン・ビリングさんの曲を練習しているのですが・・・。
周知のとおり、ジョンさんの曲は難しい・・・のです。
すご~く離れた和音が多発。
もしくは、すご~く近い和音も。
そんな時に、親指を使うと、問題がすんなりと解決する場合があることを発見しました。
って、自分が今まで弾いたことがない弾き方なので、左手の親指を使って和音を弾くということそのものに「をを~!」と、軽い感動を覚えるわけです(笑)

今日の記事の写真は、1955年に出版されたライアーの初めての教則本
「ライアー演奏の入門」(Einführung in das Leierspiel)  エドモンド・プラハト著の中の指使いを練習しましょう~のページです。
初期の頃のライアーは、まだまだ今のように弾き方が確立されていませんでしたから、しっかりと親指も使っていたのですね。

そのページを以前にながめていた時は
「親指をどうやって使うのよ~」と思っていましたが、
指使いを工夫して、右手、左手の親指も自由に使うことができるようになったら、幅が広がるのだろうな~と思います。

とはいえ・・・、今までライアーを弾く時にはお客さんのように眺めていた親指さんたちが「え???私たちも出演ですか!」とびっくりしているのは当然のことで、なかなか思うように動かないのも当然のことです!

でも、動く指は何でも使うよ~!
親指も使うよ~!と思ったら、楽しくなってきました(笑)
ジョンさんの曲で大変な部分、親指の可能性ですんなり解決!の場合もあるかもです♪

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日本人がドイツ人よりライアー弾いている人が多いのはナゼ??

2024年09月26日 | ライア-日記
先日アップした、ドイツより来日なさっていた
ライアー界の大御所のクリスチャン・ギーリッシュさんのことの続きを書こうと思いながら、あ~っという間に時間が過ぎました(笑 )

2日間にわたるライアー響会の集いの後、
何人かで、居酒屋にてギーリッシュさんを囲んでお話しをしました。
その時に、ギーリッシュさんが
「どうして、日本人はライアーを弾いている人が多いんだろうか???」
という質問をなさいました。
そして、その場に居合わせた人たちに
「あなたはなんでライアーを弾いているの?」とインタビューしていました。

居合わせた人たちそれぞれに、ライアーとの出会いのストーリーがあるわけですが・・・。
やはり、推測するにあたっては
日本のライアーはドイツなどの国とは違って
シュタイナーの人智学という思想は切り離して、
純粋に楽器という見方をしているからなんだろうな~と思います。

そして、なぜかきっとある種類の日本人の心をとらえてしまう音色の魅力があるのでしょうね~。

ギーリッシュさんがおっしゃるには、
ギーリッシュさんご自身は、人智学関係者以外の場所でライアーを演奏することはほとんどないとのこと。

そこで私は質問しました。
「ドイツで人智学関係者以外の人がライアーを聞いた時に興味を示す人はいますか?」
ギーリッシュさん答えて曰く
「ゼロです!」ときっぱり。

そっか~、何かの折にドイツでライアーを見かけても
興味を持つ人自体がいないのか・・・。
これがドイツの現状だから、ドイツではどんどんライアーが衰退していて、演奏者がいなくなっているのです。

だから、きっとギーリッシュさんははるばる来た日本で
人智学のライアー魂を見せてくれたのでしょう!

今回の画像で、ギーリッシュさんの横にあるライアーは
ザーレムのバスライアーです。
ギーリッシュさんはドイツでこのライアーを演奏なさっています。

それにしても・・・
ギーリッシュさんの講義を聞いて、ワークショップに参加して、そして演奏を拝聴できたのは、この夏のうれしい出来事でした。
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クリスチャン・ギーリッシュさんの来日!

2024年09月21日 | ライア-日記
9月14日、15日と、ライアー響会の集いが
東京の東久留米で開催されました。

今年のハイライトは!
ドイツからクリスチャン・ギーリッシュさんがいらして下さったことです。
ギーリッシュさんは、ライアー界の重鎮、大御所であります!
プロの音楽家で、作曲家で、ライアー弾いて46年。

ライアー響会の集まりでは、ギーリッシュさんの講義、ワークショップなど盛りだくさんの内容で、ライアー響会始まって以来の最多参加者だったとか。
130名が日本各地から集いました。

そして、何よりも私が感動したのは、9月17日にムジカーザでのコンサートです。
なんと、90分休憩なしに20曲くらいを演奏してくださいました。
そのライアー演奏は・・・
あまりにも感動しすぎて、足ががくがく震えて椅子から立ち上がることがむずかしいくらいでした(笑)
こういう体験は初めてでした。
ギーリッシュさんの日本初来日でのコンサートへの意気込み、パッションを感じました。
そして、日本のライアーとは全然違うドイツの人智学ライアーの神髄を見せてくださったように思います。

ギーリッシュさんとは、今年のドイツのライアーアカデミーでもお世話になっていたので、また日本でお目にかかることができてうれしかったです!
無事にドイツへ帰国なさったとのこと。

ギーリッシュさんは偉大すぎて、学ぶことが多すぎて・・・
なんだかよくわかりませんが私は、
ライアーがますます好きになって、ウキウキしています(笑)♪

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7月13日七夕コンサート Tanabata Wish for Tohoku/七夕の願い 東北のために 

2024年07月22日 | ライア-日記
7月13日の小倉さちこさんとの七夕コンサートで
小倉さんとアンサンブルしたジョン・ビリングさんの曲
「Tanabata Wish for Tohoku/七夕の願い 東北のために」を
小倉さんのチャンネルでアップしていただきました!

難易度がすごく高い曲でしたが(汗)、
とっても美しい曲なので、ぜひぜひお聞きいただけたらと思います♪

Tanabata W ish for Tohoku/七夕の願い 東北のために John Billing/ジョン・ビリング作曲 演奏 三野友子&小倉さちこ
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七夕コンサートに寄せて(その4)

2024年06月28日 | ライア-日記
あっという間に6月もあと3日になりましたね~。
今日はまさに梅雨の天気で、一日中雨が降っていました。

2週間後の7月13日(土)に小倉さちこさんと2人で
ライアー七夕コンサートを開催いたしますが、
そもそも、このコンサートをしましょう!と決めたきっかけがありました。

それは、ちょうど1年くらい前に
工藤奈巳さんと松本優子さんのライアーコンサートを
小倉さんと一緒に聴きに伺いました。
その時のコンサートで工藤さんと松本さんがジョン・ビリングさんの
「Tanabata Wish for Tohoku(2011) (七夕の願い 東北のために)」という曲を演奏なさっていました。

この曲はライアー界大御所、もはやレジェンド!と言っても過言ではないジョン・ビリングさんの曲です。

2011年の東北震災の復興を願って作曲なさった曲で、2011年後のジョンさんの演奏会でたびたび演奏されていたり。
確か、ジョンさんのワークショップでも取り上げられた曲だったかと・・・記憶があいまいですが・・・

それで、小倉さちこさんと、改めて「この曲はいいですね~、弾きたいですね!」ということになり、「それなら来年の七夕の時期にコンサートしましょうよ!」と話が盛り上がったのが、ちょうど1年ぐらい前の事でした。

ということで今、一生懸命この曲を練習しているところです!
転調が多く、♯が6つになったり、高音が続いたりと
かなり難しいのですが、いろいろな場面がつづら折りのように展開していき
とっても美しい曲です。

ジョンさんはこの動画では悠々とおひとりで演奏なさっていますが、
普通ではとてもひとりで弾ける曲ではなく(汗)、
私がソプラノパート、小倉さんがアルトパートを演奏いたします。

それでは、ジョン・ビリングさんの
「Tanabata Wish for Tohoku(2011) (七夕の願い 東北のために)」をどうぞ!

John Billing / Lyre concert vol.7
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明日は夏至です!

2024年06月20日 | ライア-日記
明日、6月21日は夏至ですね~。
ケルトの妖精伝説が残る地域では、「夏至」の日は魔法の一日です。
妖精の住む「あちらの世界」と
人間が住む「こちらの世界」の間の扉が開くらしいのです。
だからこの日は妖精が現れるという言い伝えがあるとのこと。

オランダ人のおじさん二人がライアーでアンサンブルする曲は
「Fariy’s Love Song」です。妖精のラブソング!
スコットランドの北のヘブリディーズ諸島に伝わる民謡です。

人間の女性に恋をした男性の妖精の物語。
ということで、ぜひぜひクリックしてお聴きくださいませ!

Fairy's Love Song in duet.
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素敵すぎます・・・♪

2024年05月25日 | ライア-日記
2019年2月にシェアした動画ですが、
5年も過ぎてしまって、すっかり忘れていたのですが(汗)、
ふと思い出しました!

5年前の記事はこちらです。

この動画の
8分45秒からご覧くだいませ~!
8分45秒からですよ~!!!

ブラジル人?のかわいいおばあちゃんが
ライアーで「The Water Is Wide」を弾き語りしています。

素敵すぎて・・・
やっぱり「だから、ライアーが好き! 」って叫びたくなります♪

La Plena Distra Vespero de NASK 2018 (3/3)
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