ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

ラルゴ (コンチェルト二長調より)

2009年03月30日 | CD 「ライアーのおくりもの」曲目解説
今日の「ライアーのおくりもの」の曲紹介は
4曲目のビバルディの「ラルゴ」です。

この曲を初めて聞いたのは・・・
確か中学の時に見た映画の中で。
その映画の題名は「リトル・ロマンス」でした。

大昔「小さな恋のメロディ」というかわいらしい映画が
大ヒットしたのですが、
(マーク・レスター、トレイシー・ハイド なつかし~♪)
その2番煎じのような映画でした。

・・・「小さな恋のメロディ」と聞いて、
目を細めて懐かしげに遠くに視線をやったアナタっ!
 きっと私と同年代でしょう!(爆)

「リトル・ロマンス」という映画の舞台はイタリアのベネチア。
14歳くらいの男の子と女の子が
「ため息橋の下でキスをした恋人たちは永遠に結ばれる・・・」
というロマンチックな言い伝えを信じて、
いろいろな妨害にあいながらも、
ため息橋の下にゴンドラに乗っていく・・・
というお話だったと思います。
何しろ大昔のことで、ちょっと記憶があいまいで。

ベネチアの美しい風景の中で展開される
ストーリーののバックを流れていたのは
今から思うと、ビバルディの曲だったんだな・・・と。
ギターで演奏されていました。(もしかしらリュートだったかも?)

ビバルディはイタリアの作曲家ですからね。

CDに入れた「ラルゴ」のメロディーが
中学の時に見た「リトルロマンス」以来ずっと頭から離れず・・・
その後、ふとした時にラジオやテレビからこの曲を耳にしたら、
「あ~、リトルロマンスで聞いた曲だ~♪」って思っていました。

でも・・・悲しいかな・・・
音楽知識が全くない私はビバルディも知らなかった(汗)

あのきれいなメロディーはいったい何という曲だろうな~って
ずっと、ずっと思っていました。

ライアーを習い始めてから数年たったときに
アイルランドで開かれたライアーのワークショップに
参加した時のことです。
同じ参加者にイギリス人のギターを弾くおじさんがいて、
そのおじさんと話しているときにふと、
この曲のことを聞いてみたのです。
おじさんの前で「ら~ら・ら~ら・ら~らら~ら♪」って歌ってね。

そのおじさんは即答してくれました!
「あ~、その曲はビバルディのコンチェルトDのラルゴだよ~♪」って。
さすが!!!

さっそく楽譜を入手し、
時のつれづれに練習を開始したのはもう6年以上も前の話。

この曲を弾いていると、なんだか
イタリアの古い街の石畳の風景が浮かんでくるんですよね・・・
コメント (2)
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かろやかに・・・

2009年03月30日 | ことばの葉っぱに乗せて・・・
かろやかに、かろやかに・・・

桜のはなびらのように
かろやかに飛んでいこう・・・
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サリー・ガーデン (Sally Garden)

2009年03月28日 | CD 「ライアーのおくりもの」曲目解説
ここのところ、寒い日が続いています。
「わ~い♪ はるだ~、はるだ~」って
ふくらみ始めた桜のつぼみたちが
「きゃっ、さむ~い~・・・」と、首をすくめています。
来週末あたり・・・見ごろかな?

♪♪♪♪♪

CD「ライアーのおくりもの」の3曲目は
アイルランド民謡のサリー・ガーデン(Sally Garden)です。

この曲は私にとって二人目のライアーの先生(ドイツ在住のイギリス人)から教えてもらいました。
初めて聞く曲なのに、なんだかとっても懐かしい・・・
ふと、昔の風景が浮かんできそうな曲です。

CDには歌詞カードをつけていなかったので
ここに歌詞を載せてみたいと思います。

サリー(sally)は、アイルランド語で「柳」という意味だそうです。

若者が自分の失恋を嘆いている歌。
まあ、なんというか・・・
彼女は「恋も、人生も自然体に、気楽に考えましょう~♪」って
言っているのに
彼女に夢中な青年は、若気のいたりで、
ついついアツく、先走ってしまったのですねぇ・・・
あらま~。。。

歌詞の内容はともかくとして・・・
メロディーは素敵!

♪♪♪♪♪

Down by the salley gardens
My love and I did meet;
She passed the salley gardens
With little snow-white feet.
She bid me take love easy,
As the leaves grow on the tree;
But I, being young and foolish
with her did not agree.

In a field by the river
My love and I did stand
And on my leaning shoulder
She laid her snow-white hand.
She bid me take life easy,
As the grass grows on the weirs;
But I was young and foolish
And now am full of tears.

柳の木のそばで 僕と彼女は出会った
彼女はその白雪のような足で
柳の木の間を歩き 僕に言った
「恋はあせらず 木の葉が茂るように、自然にね・・・」
だけど若く愚かだった僕は
彼女の言っていることが分からなかった

川のほとりでたたずむ僕と彼女
僕の肩に差し伸べた白雪のような手
「人生も川の堰に草が生えるように、自然にね・・・」
だけど僕は若く愚かで
今はただ涙に暮れるばかり・・・
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ラジオ出演体験記

2009年03月26日 | 演奏のあとさき
今日の午後2時20分~2時40分くらいまで
横浜市青葉区地域のFMサルースに生出演させていただきました。
http://www.fm-salus.jp/

なんていっても、はじめてのラジオ出演!
それもライアーの生演奏付き!!!

ず~~~~っと大昔、大学生だったころ・・・
ひとり旅の旅費稼ぎにいろいろなアルバイトをしていて
地元福岡のラジオ局の
リクエスト嬢のアルバイトはしたことがありましたが。。。

「もしもし~♪
  『KBCときめきワイド』ですっ! リクエストをどうぞ~♪」(爆)

青葉区の地域限定のFMでしたが、
なんていっても、電波に乗ってライアー弾いてしまいましたわっ♪
(パッヘルベルのカノンを演奏しました)

パーソナリティの森脇祥子さんはとってもすてきな方で
優しい語り口で会話を進めて下さり
特に緊張することもなく、
物珍しさに、スタジオの中をきょろきょろしながらも
楽しく会話をさせていただきました。

森脇さんとお話している間、
ずっとライアーのCDをバックにかけていただき・・・
おまけに・・・最後に1曲ちゃんとかけてくださるというので
選んだ曲は・・・もちろん、「ブリジット・クルーズ」ですわん。
(昨日はオカロランの命日だったしね~♪)

大好きな「ブリジット・クルーズ」がラジオ電波に乗って
いろいろな方のラジオから流れたかと思うと、なんだかどきどき!

こころ踊る楽しい一日でした。
パーソナリティの森脇さん、ありがとうございました♪
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ブラインド・メアリー

2009年03月25日 | CD 「ライアーのおくりもの」曲目解説
今日はCD「ライアーのおくりもの」の2曲目に収録している
ブラインド・メアリー (Blind Mary)です。

この曲は、1曲目のブリジット・クルーズと同様に
アイルランドの盲目の吟遊詩人 オカロランの曲です。

ブラインド・メアリーは直訳すると
盲目のメアリーということになりますが、
この曲についてのエピソードなどは残念ながら残っていません。

この曲はアイリッシュ音楽愛好家の方は
けっこう好んで演奏する曲です。

讃美歌のような優しいメロディー。
この曲をライアー弾いていると、なんだか、すごくほっとします。
たとえば・・・

いろいろなことに、とっても疲れて「あ~あ」って思っているときに
ふと通りすがりの素敵なカフェに入って・・・
そしてあたたかい暖炉の前にすわり、
あたたかいお茶を出してもらって、こころがほっとする・・・って感じ。

「いつでもまたここに帰っておいでね~」って。

ライアーを弾いていて、こういう感覚を私が味わえるのは
私の場合は、アイルランドの曲が多いですね。
たとえば、「ロンドンデリーのうた」も私にとってはそんな曲です。

ライアーで弾いていると
自然体の自分に戻れる曲、そんなメロディーですね
ブラインド・メアリーは・・・

そして、そして!!!
今日、3月25日はオカロランの命日なのですよ。
別に、この日をねらって
オカロランネタにしたわけではなかったのですが(笑)
グッドタイミングでした♪

彼が67歳で亡くなったのは
1738年3月25日でしたから、今日で没後271年ということになります。

なくなってから300年近い時が流れているのに
アイルランドから遠く離れた極東の日本でも
オカロランの曲が演奏されて、愛好家がたくさんいるということに
きっと彼自身、び~っくり!でしょうね♪
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ハッピー・ウェデイング♪

2009年03月24日 | 演奏のあとさき
ライアーとともに、
新郎新婦へのこころからの祝福を両手に抱えて
新幹線に乗り込みました。

富士山のふもとでの結婚式・・・

「披露宴でみのさんにライアーを弾いてもらいたいのですが・・・」

「よっしゃ、よっしゃ、どこへでも駆けつけちゃるよ~♪」

「ついでに神社での結婚式にも参列してください~♪」

「ご親族でもない私が参列していいの~? 
 よっしゃ、よっしゃ、喜んで参列させていただくよ~♪」

まだまだお若い新郎・新婦は、ともに音楽サークルを通して知り合い、
そのご両人と私も、音楽を通して知り合いになりました。

こころのこもった、ほんわか暖かい
幸せいっぱいの披露宴に・・・ついつい・・・なみだ・・・

これからの人生いろいろなことがあるかもしれないけれども
しあわせがいっぱいでありますように・・・という気持ちを
ライアーの音色に乗せて演奏させていただきました。

しかし・・・
すっごくきれいな、きれいな花嫁さんの横顔に
うれしそうに見とれている花婿さんの笑顔がとってもナイスでしたわ・・・

どうぞお幸せに♪
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ブリジット・クルーズ No,4

2009年03月23日 | CD 「ライアーのおくりもの」曲目解説
(画像はオカロランの肖像画です)

2005年9月に制作した、私の初めてのCD
「ライアーのおくりもの」の収録曲目の解説をしようと
思い立ってから、しばらく時間が過ぎましたが・・・
(このブログは、世間話が多すぎるのでっ汗)

今日は1曲目「ブリジット・クルーズNo.4」(Brigit/Cruise Fourth Air)です。

この曲は私がとっても大好きな
アイルランドのオカロラン(O'carolan)という
今から約300年前にアイルランドで活躍した吟遊詩人です。
たくさん、たくさんの美しいメロディーを残していて、
彼の曲はいまもなお愛され続けています。

オカロランについて、そして、ブリジット・クルーズについては
拙ブログでも「オカロラン物語」のカテゴリーでまとめてあり
アツく語っていますので、
お時間・ご興味がある方はコチラ↓をご覧くださいませ。
http://blog.goo.ne.jp/leier-tomoko/c/098acb4561ee1e8b8703416ef0e40da4

ブリジット・クルーズというのは女性の名前で
オカロランが18歳で天然痘の後遺症で失明する前に
大好きだった女性です。

身分の違いで引き離された二人でしたが
オカロランは「ブリジット・クルーズ」という題名の曲を
4曲も残しています。それも全部きれいなメロディー・・・

CDの中に収録したブリジット・クルーズの曲は
私がライアーを弾き始めてから
初めて自分で、なんとかかんとかアレンジをして
弾けるようになった曲です。

音楽知識のなかった当時の私には
(今でもありませんがっ・・・汗)
自分でソロ演奏用のアレンジをするのは至難の業で・・・

やっとアレンジが出来上がって
やっと思うように指が動いてくれて
この曲が自由に弾けるようになった時の喜びといったら・・・

もう、うれしくて、うれしくて・・・
だって・・・大好きな曲が自分の手で演奏できるのですから!

うれしくて、うれしくて・・・
ずっと、ずっとライアーを弾いていました。
ブリジット・クルーズを弾いていました。
じぶんのために・・・

もうかれこれ7年くらい前になりますかね・・・
当時はドイツで生活をしていましたから。

この曲はなんだかとっても、私自身にとって
スペシャルな曲だったので
CDの1曲目に、この曲に登場してもらいました♪
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卒業に思うこと

2009年03月21日 | 日々思うこと・・・
朝書いた卒業のことを読み返してみて・・・
再び「卒業」について考えてみました。

学生の時はある一定期間の学校の課程を修了すると
落第などしない限りは、
自動的にその学校を「卒業」するわけです。

しかし・・・
オトナになってから「何か」を卒業して
新しい一歩を踏み出すということは
少しばかり・・・いや・・・かなり・・・
勇気がいることではあります。

だって、だって、変化は怖いですから。

かといって、いつまでも変化を恐れて
今のまま、今のところでじっとしているのも
これまた、つまらない・・・

季節は新しいスタートを切るのにぴったりな春です。
さわやかな春風にすこ~し背中を押してもらって
えいっ!と、勇気を出して・・・

・・・そして・・・今まで当たり前だった「何か」を卒業して
新しい扉を「よいしょっ!」と開いてみましょうか♪
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春らんまん

2009年03月21日 | 日々思うこと・・・
きのうは朝は嵐のようでしたが
午後はすっきりと晴れて、雨上がりのすがすがしい
春の一日でした。

所用で出かけた先の駅の前に
たくさんの晴れ着の若者たちが・・・
どうやら、どこかの大学の卒業式の後のようでした。
スーツ姿のお兄さん、美しい着物のお姉さんたちが
たのしそうに駅の前で記念写真を撮っていました。

「卒業」・・・
なんという素敵なことばでしょう!
聞いただけでわくわくしますね。

今までのことは一区切り「卒業」して
そして、あたらしい何かが始まる・・・

それは学生さんだけに限らずに
もうとっくに学校を卒業した「オトナ」だって同じこと。

何かを「卒業」して、
そして新しい自分が始まる・・・
そう考えると、もう胸がどきどきしてしまいますね。

その「何か」はなんであれ・・・
自分自身に「卒業おめでとう!」て言える自分でありたいものですわ。
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いま・ここに・・・

2009年03月18日 | とん・とん・とんちゃん
しあわせは、いつも
じぶんの手のひらの中に・・・
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