今日はライアーを弾く時の指使いのことです。
ライアーは右手と左手を使って演奏します。
左手はライアーを支えながら弾くので、大変ですよね~。
右手は主には親指以外の指を稼働させることになります。
あ、でも親指もたまに使う時はあります。
一番高い弦(ソプラノライアーの場合はレの音)を弾く時に親指で弾くと弾きやすい場合があります。
あと、たくさん~の和音を弾く時とか。
でも、通常は右手は人差し指、中指、薬指、小指を使います。
左手は、使いやすいのは、人差し指、中指、薬指です。
どういうときにどの指使いを使うかというのは
文章で説明しにくいのですが・・・
主に音が上昇するときは、右手の人差し指以外の指から弾き始めます。
人差し指から始めたら、指が足りなくなりますからね。
そして、音が下降するときは逆に人差し指から弾き始めたらスムーズに行きます。
音が隣同士の音で上昇するとき
例えば、ドレミ みたいなメロディの時
すべて人差し指を使ってそのまま滑らせて弾くこともできます。
実際このように弾いている方は多いし、
私もアレンジが複雑な曲とか、テンポが速い曲の時は
人差し指をそのまま滑らせて隣同士の音を弾く場合があります。
が、この奏法ばかりに頼っていると落とし穴があります。
というのは、隣同士の音を指を変えて弾くことができなくなるのです。
メロディをしっかりつなげて弾きたい時は、
ドレミというメロディを、しっかり指を変えて弾いた方が
おさまりが良い場合があります。
メロディがつながらないでぶつぶつ切れるんです・・・
というお悩みを聴くことがたまにありますが
その原因は、隣同士の音は思考停止状態で人差し指を滑らせて弾いているケースがあります。
ライアーの場合は、奏法の規範が確立していないので
(たぶんこれからも確立しないでしょう。。。汗)
指使いはこうしましょう!というマニュアルを作りにくいのです。
ですから、わりと自己流で弾いてしまうわけですが
自己流で陥りがちなことがいくつかあります。
そのうちの一つは先に書きました
隣同士の音が上昇するとき、人差し指をつつ~っと滑らせて弾くということです。
明日はあと2つの指使いの「あるある奏法」について書きたいと思います♪