2008.1.29(火)
1月26日のニュースで、25日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場が一時1オンス=924.3ドルをつけて過去最高値を更新したと言っていた。
これは、南アフリカの電力危機で大手産金業者が操業停止したとの報を受けて買いが集中したためだと言われていますが、本当はこの加熱振り、低所得者向けの高金利型住宅ローン(サブプライムローン)の大量焦げ付き問題が密接に絡んでいるんですよね。結局のところ、景気後退の逃避先としてのアピールを強めているんでしょうね。景気が悪くなると大概金相場は上がりますから。
ところで、私は金のペンダントを持っているのですが、確か9999と刻印がしてあり10gと打ってあったように思う。思うと言うのは、行方不明だから探すのが大変。自分の都合の良い解釈だと、99.99%の純金で重さが10g。ひょっとするとイミテーションかも知れないが・・・。
貴金属や宝石の重さを表す単位はトロイオンスなのですが、グラムとは如何にも胡散臭いですね。
重さを表す単位も色んなのがあって、非常に解り辛いです。
オンスだけでも常用オンス、トロイオンス、薬用オンス、液量オンス、重量オンスなどがあります。トロイオンスは1オンス=約31gで、薬用オンス(薬品の計量)と同じ値になっている。
他に、重さを表す単位としてポンド、グラム、グレーン、ドラムなどがあり、日本では匁、斤、貫などがある。
私の持っているペンダントが本物だと仮定すると、924.3ドル×106円(1㌦約106円)÷3(10g/31g)で32,658円の価値があることになる。何れにしても大した額にはならないが。
それにね、私、昔のことだけど10万円金貨(天皇陛下御在位60年記念)を2枚持っていたんです。持った期間は1~2年間くらいでした。10万円金貨と言っても金は20gしか含まれていなかったので、当時としては4万幾らかの価値しかなかったために、偽造金貨が大量に出回ったのです。それで嫌気が差して銀行で換金した訳です(本当は完全な金欠病)。今の金相場でも10万円金貨は額面の価値はないですね。
日本の金貨は、古くは天平宝字4年(760年)の開基勝宝という金銭だといいますから奈良時代ですね。万葉集や東大寺の大仏が出来た頃です。
戦国時代では甲斐の武田の甲州金が発行され、豊臣秀吉が作った天正大判は世界最大級の金貨でした(2004年10月に1000トロイオンスのウィーン金貨が発売されて世界第2位となった)。
江戸時代には小判、一分金などの定位金貨が流通。
明治時代では、1871年から20円、10円、5円、2円、1円金貨が発行されました。その後1897年の貨幣法による新金貨は金重量を半減して、20円、10円、5円のみとなりました。
昭和時代では、件の10万円金貨の発行。
平成時代では、1991年発行の「天皇陛下御即位記念」10万円金貨、1993年発行の「皇太子殿下御成婚記念」5万円金貨、1997年発行の「長野オリンピック記念」1万円金貨、1999年発行の「天皇陛下御在位10年記念」1万円金貨などがあります。
最近の金貨はプルーフ加工を施しているので、発行当初から額面を上回る価格でプレミアム販売されているようです。私は10万円金貨を除いて、5万円金貨を1度見たことがありますが、他の金貨は見たことがありません。
まあ、あまりお金には縁がないので、見て楽しむくらいしかないですね。
今日の暦
・世界救らいの日、らいとはハンセン病の旧称。今では完治するが、嘗ては「らい予防法」で療養所に強制隔離されてきた歴史がある。この法律は1996年(H8)にようやく廃止されたが、今尚誤解や偏見が残っている。世界に今も残る多くのハンセン病に苦しむ人達を救済しようと言う日。
・南極昭和基地設営記念日、1957年(S32)日本の南極観測隊がオングル島に上陸し、昭和基地を設営した。
・タウン情報の日、タウン情報ネットワークが制定。1973年(S48)日本初の地域情報誌「ながの情報」が発行された。
1月26日のニュースで、25日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場が一時1オンス=924.3ドルをつけて過去最高値を更新したと言っていた。
これは、南アフリカの電力危機で大手産金業者が操業停止したとの報を受けて買いが集中したためだと言われていますが、本当はこの加熱振り、低所得者向けの高金利型住宅ローン(サブプライムローン)の大量焦げ付き問題が密接に絡んでいるんですよね。結局のところ、景気後退の逃避先としてのアピールを強めているんでしょうね。景気が悪くなると大概金相場は上がりますから。
ところで、私は金のペンダントを持っているのですが、確か9999と刻印がしてあり10gと打ってあったように思う。思うと言うのは、行方不明だから探すのが大変。自分の都合の良い解釈だと、99.99%の純金で重さが10g。ひょっとするとイミテーションかも知れないが・・・。
貴金属や宝石の重さを表す単位はトロイオンスなのですが、グラムとは如何にも胡散臭いですね。
重さを表す単位も色んなのがあって、非常に解り辛いです。
オンスだけでも常用オンス、トロイオンス、薬用オンス、液量オンス、重量オンスなどがあります。トロイオンスは1オンス=約31gで、薬用オンス(薬品の計量)と同じ値になっている。
他に、重さを表す単位としてポンド、グラム、グレーン、ドラムなどがあり、日本では匁、斤、貫などがある。
私の持っているペンダントが本物だと仮定すると、924.3ドル×106円(1㌦約106円)÷3(10g/31g)で32,658円の価値があることになる。何れにしても大した額にはならないが。
それにね、私、昔のことだけど10万円金貨(天皇陛下御在位60年記念)を2枚持っていたんです。持った期間は1~2年間くらいでした。10万円金貨と言っても金は20gしか含まれていなかったので、当時としては4万幾らかの価値しかなかったために、偽造金貨が大量に出回ったのです。それで嫌気が差して銀行で換金した訳です(本当は完全な金欠病)。今の金相場でも10万円金貨は額面の価値はないですね。
日本の金貨は、古くは天平宝字4年(760年)の開基勝宝という金銭だといいますから奈良時代ですね。万葉集や東大寺の大仏が出来た頃です。
戦国時代では甲斐の武田の甲州金が発行され、豊臣秀吉が作った天正大判は世界最大級の金貨でした(2004年10月に1000トロイオンスのウィーン金貨が発売されて世界第2位となった)。
江戸時代には小判、一分金などの定位金貨が流通。
明治時代では、1871年から20円、10円、5円、2円、1円金貨が発行されました。その後1897年の貨幣法による新金貨は金重量を半減して、20円、10円、5円のみとなりました。
昭和時代では、件の10万円金貨の発行。
平成時代では、1991年発行の「天皇陛下御即位記念」10万円金貨、1993年発行の「皇太子殿下御成婚記念」5万円金貨、1997年発行の「長野オリンピック記念」1万円金貨、1999年発行の「天皇陛下御在位10年記念」1万円金貨などがあります。
最近の金貨はプルーフ加工を施しているので、発行当初から額面を上回る価格でプレミアム販売されているようです。私は10万円金貨を除いて、5万円金貨を1度見たことがありますが、他の金貨は見たことがありません。
まあ、あまりお金には縁がないので、見て楽しむくらいしかないですね。
今日の暦
・世界救らいの日、らいとはハンセン病の旧称。今では完治するが、嘗ては「らい予防法」で療養所に強制隔離されてきた歴史がある。この法律は1996年(H8)にようやく廃止されたが、今尚誤解や偏見が残っている。世界に今も残る多くのハンセン病に苦しむ人達を救済しようと言う日。
・南極昭和基地設営記念日、1957年(S32)日本の南極観測隊がオングル島に上陸し、昭和基地を設営した。
・タウン情報の日、タウン情報ネットワークが制定。1973年(S48)日本初の地域情報誌「ながの情報」が発行された。