千一夜第2章第25夜 あわや!

2009-10-14 22:43:23 | その他
2009.10.14(火)

会社からの帰り道のルートは幾つかある。

今夜は柳井から田布施に出て、光方面に抜けるルートを取った。このルートも数種類あるが、県道光上関線を通ることにした。この道路の途中に所謂ロマンス街道と呼ばれるカーテル郡がある。なかなか良いネーミングだと感心するが、昔ほどの華やかさはない。カーテル郡がある所は何処も山間の道沿いと相場は決まっている。

このカーテル郡を通り抜けた所で、道路の中央に異物を発見。急ブレーキを掛けて止まるが、何と大きなイノシシが餌を求めて出てきたのか道路の中央をうろついている。寸での所で正面衝突するところだったが、こちらが急ブレーキを掛けて止まっても、相手は素知らぬ顔で路上を嗅ぎまわっている。後続車との車間距離があったので追突されることは無かったが、危うい場面だったことは間違いない。クラクションを鳴らすと漸く道路の端に寄ってくれたので、その場を通り抜けることが出来たが、再び後続車の前に立ちはだかったようで、後続車もクラクションを鳴らしていた。

山間の道路には時々『熊に注意』の標識を見ることがあるが、この辺りには『イノシシに注意』の標識が必要である。

私が野生のイノシシを間近に見たのはこれで2度目である。野生と書いたのは、山間部の農家などでは番犬の代わりに首輪を付けてイノシシを飼っている家や、檻の中で飼っている家、牧場のように柵を設けて飼っている家を数軒知っているからだ。私がそれらを知っているのは、嘗て仕事の関係で山間部に居たことがあるからに他ならない。番犬代わりにイノシシを繋いでいるのを、初めて見た時にはアンビリーバブルだった。飼い主に馴れているのかどうかは確かめていないが・・・。

初めて野生のイノシシを見たのは、今から8年くらい前のことで、山奥では無く割と平野部に近い場所だったが、小さな山を通り抜ける車がぎりぎり通れる細い道路を、仕事の関係でバイクで登っていた時に、左手の竹薮の中でガサゴソ音がするので振り返って見ると、親子のイノシシが餌を漁っていた。ウリボウの方は可愛いかったが親の方は怖かった。一瞬、親イノシシと眼が合ったので、怖くてフルスロットルで発進したのを覚えている。

山間部に住んでいる人にとっては、さして物珍しいことでもないのだろうが、私にとっては吃驚するような出来事だったのである。
帰宅途中でイノシシと交通事故をしたのでは言って行くところも無い。危ないところだった。

【10月14日過去の釣行記録】
・2006年粭島小瀬戸、17:00~22:30、小潮、釣果=アオリイカ3

【この日の釣り情報】
・2005年第1埠頭南端、日中、中潮、釣果=アオリイカ15

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コメント
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