千一夜第2章第27夜 エギング入門10(第928夜再掲)

2009-10-16 23:03:59 | 釣り方いろいろ

2009.10.16(金)

他のサイトのコメンテーターから『以前掲載していたエギングの記事を再掲してください』という内容の有り難いリクエストを2件も頂いた。

こんなことは初めてだったので、正直なところ嬉しかった。そのまま再掲では能が無いところではあるが、編集作業をすると膨大なエネルギーを消費するので、手抜きではありますが、原文のまま再掲させていただきます。誤字脱字等があってもそのままと致します。都合10回シリーズで掲載したいと思います。今夜はその最終回です。

【第928夜 餌木の歴史について2】


(現在の餌木のいろいろ、サイズも色も沢山のバリエーションがある。私の釣り道具部屋にあったものです)

餌木の歴史について昨夜の続編だが、餌木は薩摩で盛んになったと書いた。

江戸時代の餌木は表面を焼いた焼き餌木で、焼き方は全体を黒く焼いて磨き木目を浮き出させたタイプや、焼き鏝や火鉢を当てて焼き目を付けたタイプ、頭部だけを焼いたタイプなどがあったとのこと。

魚型の餌木はしゃくった時の水の抵抗が大きく、動きが小さいために明治初期にエビ型に変化したようだ。この頃から口糸や胸羽(ひげ)、尻羽が付けられるようになり、現在の餌木の原型が完成したようだ。

大正から昭和にかけては、表面を焼かずに木目をそのまま生かした白木餌木が登場した。ところが、焼き餌木や白木餌木は気泡の付き方や木目の違いで釣果が分かれ、脂気のある手で持つと釣果が落ちるとされたようである。

昭和30年代になると、気軽に扱えて性能のばらつきが少ない布巻き餌木と塗り餌木が登場し、現在は写真にもあるように布巻き餌木が主流になっている。
そう言えば、親父が若い頃、餌木でイカ釣りをやったことがあると言っていた。そこそこ釣れていたと言っていたが、私が幼少のみぎり、エビ型の餌木を持って砂場で遊んだようなかすかな記憶がある。

【10月16日過去の釣行記録】
・2005年第1埠頭南端東側、15:40~18:30、大潮、釣果=キス2
・2007年櫛ヶ浜旧港防波堤、19:15~23:45、中潮、釣果=メバル16・チヌ2・アジ11

【この日の釣り情報】
・2007年櫛ヶ浜港新防波堤、20:00~21:00、中潮、釣果=アジ1・メイタ2

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コメント
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