千一夜第2章第65夜 笠佐島周辺ハマチ不在

2009.12.12（土）

　　　　　　
（朝一、柳井市伊保の庄沖の餌釣場にて）　　（帰港時の空の生簀、惨め）

旧暦：10月26日
場所：笠佐島周辺（瀬戸内海国立公園内、防予諸島、柳井市と周防大島町（屋代島）の間、加島丸にて）
時間：06:30～14:30
天候：晴れのち曇り
風　：無風のち西風
月齢：25.3
潮　：若潮（大畠）満潮05:59/17:30潮位251cm/257cm　干潮11:46潮位113cm
狙い目:ヤズ、ハマチ
つり方：電動リール
餌　：活きアジ
仕掛け：道糸3号PEライン、胴付き仕掛け（ハリス6号、幹糸7号、枝150cm、金伊勢尼針12号1本、全長330cm）、錘50号
釣果：ハマチボウズ・メバル1
釣友：全員ハマチボウズ、TG氏＝特記事項なし、KD氏＝メバル1、KA氏＝カサゴ2連、MY氏＝タイ1、F氏＝特記事項なし

週後半から天気がぐずついていたが、今朝は良い天気になった。早朝のまずめ時は無風でベタ凪ぎだった。

まだ薄暗い6時30分に上八港を出港して、数分でハマチの餌であるアジの釣場に着く。今日はこの餌のアジ釣りが全てを物語っていた。

何時ものことではあるがハマチ釣りの前に、メンバー全員で餌の小アジをサビキ釣りで釣る。ところが今朝は何時もと違い全くと言って良いほど釣れない。それに釣れてもハマチの餌には大きすぎるアジばかりが釣れる。小アジなんぞは釣れ出したら入れ食い状態で一荷釣りになるのが普通なのだが、1匹ずつしか釣れないし、それも食いが直ぐに終わる。こんなことは滅多に無い事なんだが・・・。

この時点で私は嫌～な予感が頭を横切っていた。アジが居ないと言うことはハマチも居ないということだと。メンバーの中には、ヤズ、ハマチが多く回遊しているからアジが恐れをなして逃げているのだという意見もあったが、私の経験則からこの意見は軽くいなすと言うよりは黙殺した。

我々が乗船しているのは何時もの加島丸であるが、僚船の弁天丸もその他の遊魚船や個人の釣り船も同じ状態で、餌の小アジを求めて右往左往している。我々も5～6箇所も場所を変えただろうか。それでも全く釣れない。餌釣りにかなりの時間を費やしてしまったので、終いには餌の量としては不十分ではあるが取り合えず有るだけでやろうということになった。今日は餌不足のため、2本針禁止で全員1本針でやることになった。

ハマチの釣場に行くのも10分程度で着く。ハマチ釣りを始めたのが9時30分頃である。普段なら小1時間もあれば十分な餌釣りに3時間程度も費やしたことになる。何時もならこの時間にはヤズ、ハマチは数本揚がっている。無風状態でベタ凪ぎだった海も、西風が出てきて海面も波立ってきた。まあベタ凪ぎよりはこれくらいの方が釣果は良い。

釣り始めてからは虚しく時間が過ぎるばかりで、朝の悪い予感が的中の様相を呈してきた。何時もは笠佐島の北側を東西に船を流すのだが、潮流も何時もとは違うかなと思う。今日は船を北側（沿岸方面）から南方面（沖側）に流している。それに潮も小さい。午前中はこのコースを繰り返してやったが、結局、全員が1回もアタリが無かった。そのため午後からは島の南側に移動した。初めの内は数杯いた釣り船も次第に数が少なくなってきたと思っていたら、風除けのためか、釣れないせいか、多くの釣り船がこちら側に移動していた。しかし結果は何処に行っても同じであった。まあこういう日もあるさ。

海上では我々のメンバーでもあるIM氏が、元同僚のTT氏と釣行していた。最初私は気付かなかったのだが、IM氏が電話して来られた。こちらも全くアタリすら無いとのこと。海上で知り人に出会うことは良くあることだ。
帰港して僚船の弁天丸に聞いてみると、1度だけアタリがあったそうである。釣り人が慌てて合わそうとしたためにばらしてしまったらしい。結局はボウズとのこと。
そうそう、我々の船でも1度だけ船上がどよめいた。TG氏の竿にハマチがヒットしたらしいということで、総出で応援したが根掛かりだったという顛末。1匹でもハマチの顔を拝みたかったのだが・・・。

しかしなあ、今年最後の船釣りがボウズとはなあ。それにF氏との現役最後の釣行でもあったのに残念である。
私が年内に、もしも船釣り出来るとすれば19、20、23、31日の4日しかないなあ。いえね、独り言ですけどね。

【12月12日過去の釣行記録】
・この日の釣行記録はありません。

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

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