DANCIN`HEART

あなただけが 私の恋人♪
 思い出して あの浜辺を♪
ふと見交わす あなたの瞳に 
赤い太陽が 満ちあふれて♪ 

月がとっても

2009年11月05日 | Weblog
     月がとっても蒼いから、遠回りして帰えろ~

 まだ、私が小さかった頃に流行った歌で、昭和時代のTVの懐メロで流れていました。

 娘の家を後にしてわが家へ急ぐ車のフロントガラスの向こうに、白い大きなまんまるい月が見えました。

「えっ、月?」夕暮れが早いこの時季に、いつになく白く冴えわたる月になんだかロマンティックなものを感じて、遠いいにしえへと心馳せました。

 古代には、もちろん高層ビルも明かりもなく、唯一、月や星が明かりだったのですから

 現代では想像もつかない真っ暗闇の中で見る月や星は、どんなに想像力を掻き立てた事でしょうね。

 古来から月・星の和歌も大変多く詠まれていますが、月明かりに星明かりに想いを託して文などしたためる古代の慎ましやかな文化、文化というよりは風習にロマンをみるようです。

 いつの世もロマンなくして生きられるものなのかしら?

乾いたアスファルトの上を急ぐ車の列、みなわが家へ急いでいるのでしょうか?

現実と空想の谷間で浮遊してる私に苦笑しながら、それでもハンドル持つ手は慎重なんです。

  夢みる月は、やはり白く蒼く冴えわたっていなければいけないわ~

    今日は、そう、遠回りして帰ろうかなぁ~~