週末、山梨にある大菩薩嶺にトレッキングに出かけました。
5時過ぎても、まだ薄暗いなか電車に乗り込むと
ザックを背負い帽子を被った登山客の多さに驚きました。
長瀞や秩父、奥多摩に向かう人たちでしょうか?
私を含め車内は中高年が多く、若い人は数えるくらいです。
登山が、いかに中高年に人気なのか改めて感じました。
山の会の集合場所T駅からチャーターバスに乗り
関越自動車道から中央高速
勝沼インターで下り、百名山のひとつ大菩薩嶺へ。
バスを上日川峠のロッジ長○衛で降り、軽くストレッチを終え
大菩薩峠に向かいました。
ここから歩くこと1時間半の道のりです。
ロッジのある上日川峠には、バリアフリーの自然観察遊歩道があるので
高齢者や足が弱い方にもに喜ばれているそうです。
大菩薩峠に向かう途中に見える富士山。
その美しい姿をカメラで撮りたいと列に乱れがでてきました。
「写真はこの先でも撮れるから、少し急いでね~」と、リーダーさんの声がします。
20数名のグループなので、僅かなタイムでも大きなロスになるのでしょうね。
歩き疲れ、ふと振り向くと、また、霊峰富士が見えてきました。
どこから見ても富士の姿が眺められて、山梨はいいなぁ~。
こんなに山ありなのに、やまなしという響きが・・・ちょっと面白いわね。
甲府市が実家のKちゃんは、子供の頃から富士を見て育ったので
どんなときも富士山に見られているという思いがあったそうです。
私も富士を仰ぎながら育ちたかったなぁ~
なんて思いながら歩いていると大菩薩峠(1897㍍)に到着です。
秩父多摩甲斐国立公園大菩薩峠(1897㍍)
登山仲間と記念撮影。
頭を雲の上に出し、富士は日本一の山
大菩薩嶺2056.9㍍
大菩薩峠から大菩薩嶺まで稜線を歩いていきます。
いちばん奥の山脈は南アルプス連峰で、右端に見える高い山は
日本百名山のなかでも名高い
名峰 甲斐駒ヶ岳 標高2,967m
岩の多い険しい山なので、登山もなかなか大変だそうです。
上日川ダム(大菩薩湖)
大菩薩嶺を後にして、雷岩から下りていくと
少しばかり黄色に色づき始めた木が見られます。
色づいてくるのは、来週辺りでしょうか?
中央本線の塩山駅近くにある慈雲寺の樹齢300年を超すイトザクラが有名です。
まだ見たことがないので、桜咲く季節に訪れたいところです。
淡紅色のイトザクラは妖艶なのでしょうね。
また、樋口一葉の像や文学碑があって散策も楽しめそうです。
今回歩いた大菩薩嶺、哀愁の大菩薩嶺というタイトルにしょうと思ったけれど、
哀愁というには・・・少し大袈裟かな?