Lespedeza Museum of Photography レスペデーザ写真美術館

カメラマンな管理人のおたく趣味の雑記と二次創作&コスプレ写真のブログです。Lespedeza(萩)の花言葉は柔軟な精神。

マクロスFRONTIER:第2話『ハード・チェイス』

2008年04月16日 22時36分20秒 | 日記

先週録画したマクロスFRONTIERの第2話をようやく観ることが出来ました。

マクロスFRONTIER:第2話「ハード・チェイス」、前回バジュラの襲撃に居合わせてしまった主人公アルトが同じく戦いに巻き込まれてしまった少女ランカを助ける為にVF-25に乗り込んだ(元々のパイロット、ギリアムはバジュラとの格闘戦の中コックピットから脱出を計ったもののそのままバジュラに殺されてしまいました)ところから話がスタートです。

パイロット候補生とはいえ全くの素人ながらアルトは奮戦し何とかランカを救うことが出来ました。しかし、戦いが終わった後、破壊された街の光景と目の前で人が無惨な死に方をしたのを直視してしまった記憶から自分が死と背中合わせの状態だったという現実に引き戻され激しく嘔吐します。

このシーンをみて「アルトは勇敢な戦士でもなんでもなく一人の人間でしかない」ということを強く印象づけられました。

また冒頭の戦闘シーンでミハエルやルカの役回りが判り、(ミハエルは狙撃に特化したVF-25、ルカは偵察任務に特化したVF-25に乗ってます)色々納得しました。

激しい戦いの中バジュラがなぜか撤退(実は少数がフロンティア船団内に潜伏していたのですが)し戦いも一応の決着を見ます。

翌日市民生活が普段通りに戻りつつある中、最新鋭機を勝手に乗り回し、バジュラと接触したことがばれたアルトは新統合軍の手で連行されてしまいます。

精密検査の為に連れてこられた病院でランカの兄で民間軍事組織「S.M.S」の隊員であるオスマと出会い、S.M.Sの本部に連れて行かれます。(オズマ自身、ランカに自分を助けた「お姫様のようなパイロット」を探すように頼まれていた上にS.M.Sの伝統としてギリアムの死に様をアルトに語らせたかった)

ここでアルトがS.M.Sに入隊かと思いきやバジュラ出現の一報にバルキリーに乗せろと懇願したアルトをオズマが「(未熟な人間が)ノリで物事を言うな」と思いっきりぶん殴り施設外に放り出してしまいます。

実戦経験豊富なオズマなりの厳しさと優しさから出た行動なんでしょうが、失意のまま帰路についたアルトと兄に差し入れをしにきたランカ、そして前回のコンサートの一件(舞台から転落したシエルをアルトが助けた)からアルトに興味を持って彼を捜していたシエルの三人が鉢合わせになったところにバジュラが迫りそこで次回へ続くという形になりました。

ラスト近くのランカとシエルの歌には結構ほれぼれしました。

しかし、今回の話でもまたいくつか謎が出てきました。ランカがバジュラを見たときに起こしたフラッシュバックにバジュラが登場し、彼女の過去とバジュラに何か因縁がありそうな気配なのです。

また元々新統合軍の軍人だったオズマが軍を辞めた理由も何かありそうでアルトの今後も含めて色々興味深いところです。

ところで劇中オズマとアルトがS.M.Sに向かう車中でのカーオーディオから流れた音楽に思わずにやりとしてしまいました。前作マクロス7の主人公熱気バサラの歌が流れていたんです。

ファンサービスとしては結構やるなと思ってしまいました。

また冒頭の戦闘シーンで一瞬ではあったものの生身で宇宙空間に放り出されたランカが心配するアルトに対して

「一応ゼントラーディのクォーターだから」

と説明していたのもファンサービスの一環(宇宙空間の生身で放り出されて生還したゼントラーディ人、ブリタイ・クリダニクのエピソードからヒントを得たのかもしれません)じゃないかと思いました。

次回でまた新たな動きもあるようで、マクロスFRONTIER、ますます楽しみです。

リンク: マクロスFRONTIER.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする