山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

天狗山・鏡台山攻略戦 1

2016-05-14 16:59:39 | 修行・訓練
【天狗山・鏡台山】
標高 :1,179m・1,079m
メンバー :単独
天気 :晴れ
駐車場/登山口:高崎市榛名歴史民俗資料館駐車場→榛名神社→鏡台山コル→西天空山→天狗山→鏡台山コル→鏡台山→榛名神社→高崎市榛名歴史民俗資料館駐車場 ※基本ピストン
単純標高差:355m
総歩行距離:約7km

修験の山、天狗山に行って来ました!
高崎市榛名民俗資料館に停めさせてもらいました。綺麗なトイレも完備されてます。

この日は登山靴をいくつか洗濯乾燥中の為、トレラン用のシューズ(トレイルロック255)で登山します。

青空に美しく映える赤鳥居。

0745まずは榛名神社入口まで参道を歩きます。
一度来たことあるのに記憶がなかったのですが、両脇にある宿坊から土産屋までほとんど全て、榛名神社参詣者には駐車場無料にしています。
実に素晴らしいことですよね。
観光地で良く見る土産屋や食事処の誘致合戦(有料もしくは食事や買物したら無料)が皆無です。

さあ、0750正門右脇から登山道のスタートです。



登山口で850mもあるんですね。

しばらくは舗装された林道を歩きます。
※途中『地蔵峠・唐松』左の標識がありますが、後で分かったのがここから天狗山に登るコースが意外とハードで面白い(怖い)みたいです。やはりネットでサッと調べて登るだけだと、周辺コースを熟知してないから楽しみや選択肢を逃しがちですなぁ(^_^;)

舗装林道もチェーンがしてあり突き当る形になり、その左手に祠や鳥居があり、山道歩きの始まりです。

新緑美しい中を歩いて行きます。斜度も大したことなく、前日のハードな登山後のクールダウンに最適でした。

嗚呼、纏リスちゃんよ!

毎度のことですが、誰も居ない山中を1人で進んで行きます。これぞ修行です。

少し坂がキツくなってきました。

ザレてて歩きにくい坂です。

滑り台を登ってる感じです。木の根とか石とか、踏み台になるものがなく、小石状のザレた坂です。

しかし5分10分急登を登ったら、すぐに鏡台山コルに到着しました。進行方向右手が鏡台山、左手が天狗山です。
まずは天狗山を目指して左手に進んで行きました。

ここからは思っていたよりも長い距離を、ほぼフラットな巻道を進んで行きます。
走るのに最適な斜度ですが、登山道が狭すぎて、バランス崩すと即滑落しそうで怖いので、早歩きで進んで行きました。

笹道です。榛名山系イコール笹道ってイメージあります。

だいぶ進んだと思ったらまだ6合目でした(^_^;)





7合目手前辺りから少し登りになります。

7合目通過。

昭和のニオイが…
山でタバコ吸うか(^_^;)?
この他にもいくつか灰皿が設置されており、喫煙者には優しい山でした。

フラットな区間にも終わりを告げ、8合目くらいからそこそこの登りになります。



突き当たりました。左が天狗山、右が天狗山西峰です。まずは西峰に向かいます。

山全体が神域です。



分岐から5分程度で0835天狗山西峰に到着です。

更に道が続いているので展望台でもあるのかと思い、行ってみました。

石碑と祠がありましたが、眺望は開けずでした。


分岐まで戻った後は残る天狗山に向かいます。

小さい鳥居がズラリ。

さあ、最後の登りだ。

石碑が見えてきました。



標高の記載はありませんが、0845天狗山攻略です(o^^o)
スタートからはジャスト1時間で登りました。

修験の山らしく、石碑や石仏がたくさんあり、神々しい雰囲気の山頂です。

この鳥居と祠の場所が恐らく正式な山頂。
危なかったのが、ここ登山道から少し脇道を入ったとこにあり、見落とす人も居るんじゃないかと思います。かく言う私も、危うく寄らずに下山するところでした。

この頂上こそがスーパービューポイントでした。

つづく






六ッ石山・鷹ノ巣山攻略戦 4

2016-05-14 12:04:10 | 修行・訓練


ガスが風で流れると素晴らしい眺望が顔を見せます。

鷹ノ巣山では10分休憩して、1050下山開始です。

分岐まで下って来ました。倉戸山・水根・熱海方面に下ります。ここからは行きと違う道を行きます。



車のある水根方面に。

結構下って来たと思ったけど、まだ5.7kmもあるのかよ(^_^;)

基本走って下ります。





それにしてと綺麗な緑だ。



沢沿を下ります。

ついつい写真を撮ってしまいます。

沢を縫うように渡って下ります。





沢を何度縫っただろうか(^_^;)
7.6kmの下りですが、とにかく長いっ!!

走るのも疲れてしまい、たまにゆっくり歩いたり、また走り出したりして下山を急ぎました。

登山道が落石で埋まっています。
下は崖なので、こういう所は慎重に歩きます。

この水根沢ルートは登山道が細く痩せているので、滑落注意ですね。
崖下の沢まで50mくらい落ちてしまうような箇所も多々ありました。

雨降りなので、新緑が神秘的に感じます。



ひっさしぶりに標識を見ました。
目標は水根バス停なので、これを見るだけでルートがズレてないことが確認出来てホッとします。

ようやくすぐ下に集落の一部が見えて来たら辺で、タケノコが食い散らされていました。

熊か猪でしょうね。

もうちょいです。下りが7.6kmとの確認が出来ますね。





す、すごい建て方ですね(^_^;)


民家(兼お店?)の脇を通り、

ようやく舗装された林道に出ました!
ここからはもうゆっくり歩きました。結構疲れたってのもありますし、余韻に浸りながらのんびり歩きたいというのもあってね。

分岐まで出ました。行きはここを六ッ石山方面に進みました。

駐車場が見えました!


1220下山完了です。
下りは六ッ石山には寄らない直降ルートですので、1時間半で下りれました。
下りながら思ったことは、この水根沢ルートから登ってもかなり厳しそうですね。急登で距離が長いので。それに登山道が細くて、崖と隣り合わせなので危険です。

登り3時間、下り1時間半、休憩20分で、計4時間50分の登山でした。

総評です。
水根バス停(集落)から登り上げる、六ッ石山は奥多摩三大急登に数えられるだけあって、かなり登りごたえがありました。
とは言え、それのみのピストンだと距離が短いので、やはり鷹ノ巣山まで縦走した方が、登山の充実感や達成感が違ってきます。六ッ石山から鷹ノ巣山山頂直下までの石尾根はほぼフラットの負荷のない道で楽ですし。
下りは車の場合は水根沢ルートで下りれば、ピストンよりはだいぶ楽だし時短にもなります。
奥多摩でこの充実感は鴨沢から登った雲取山以来です。
この5月の時期はまだ山は暑くないので、新緑美しい素晴らしい時期ですから、皆様も是非登ってみて下さい!