1145、俎グラから柴安グラを目指してスタートです。

一旦間違えて尾瀬沼方面に下りかかりましたが…

早めに気づき正しいルートに復帰しました(^_^;)
5分のロスで1150再スタートです。

山頂直下に雪が残っているのが嫌な感じです。

この辺は斜度も緩いし雪も締まっていて、歩き易かったです。

段々と斜度が上がってきます。

振り返ると横綱が小さく見えます。
頂上に向けて最後に雪を登る一区間がほぼ直登になっていて肝を冷やしました。
安全を考え、頂上目前ですが撤退しようかと悩んだくらいの直登でした。

そしていよいよ1205に柴安グラを攻略しました

歩いてきた俎グラを振り返ります。

これは
至仏山とご対面ですな(*^^*)
至仏山に登りながら見た燧ケ岳もかなり美しかったです。

こっちに見える雪の残る山々はどこの山なのかな?
休憩を25分して1230柴安グラに下山を開始しました。

1250俎グラまで戻って、
擬態で倒れこむKENJI氏。半年ぶりの登山ということで、体力の限界を超えています。
10分休憩して1300下山開始です。

そして急な雪渓を長々と横断するこのポイントに来ました。ここを安全にクリアすれば後はお遊びのように楽しく帰れますから、慎重に渡りました。

すごい急登(^_^;)

KENJI氏も慎重に渡って来ます。

うーん、何度見てもすごい急登だ。
2人で無事に渡り終え、裸になり、抱き合って喜び合いました。

雪と地面の間にかなりの空洞があります。
故に雪が薄いところは踏み抜き地獄なのです(^_^;)
この状態の雪はある意味一番歩きたくないですね。私も今回の山行で、もろに踏み抜き、左足の膝が雪下に隠れていたゴツイ岩(力也並み)で強打し、あまりの痛みでその後2~3分歩けず、座り込まざるおえませんでしたからね。

1515下山完了しました。

いやぁ、距離や標高差の割にはガッツリと疲れました。達成感と同時に疲労感もすごいです。
総計6時間50分の登山でした。(内、休憩は約1時間くらいかな)
総評です。
恒例となったKENJI氏とのゴールデンウィーク登山ですが、今回は天狗岳に行く予定も、天気を考え、直前で燧ヶ岳に変更となった経緯があります。
ヤマレコの直近記事で様子を確認すると、雪はほとんどないとのことでしたが、いざ行ってみると6合目くらいから山頂直下(両ピーク共に)まで残雪がありました。
仮に雪がないとしたら、湿原歩きのハイキングのような安易なコースだと思われます。
雪がこれくらい残っているだけで、危険箇所が数箇所あり、雪歩きで普段鍛えていない筋肉を使う事になり、負荷も疲労も数倍に感じました。
湿原を歩いている時の雰囲気もさる事ながら、両ピークの山頂に立った時のビューと開放感は感動モノでしたね。(※特には俎グラ。)
これは深キューも日本百名山に選定するわっていう素晴らしい山でした。
個人的に、初夏の福島の田舎や温泉街の雰囲気がかなり気に入ったので、また登山に訪れたいと思いました。
良く考えたら、安達太良山や磐梯山、田代山・帝釈山、会津駒ヶ岳などなど名山揃いですよね。
東京西部からのアプローチが悪いから、特に単独行としてはチョイスし辛いのです。
最後に、燧ケ岳は威風堂々カッコ良くて、素晴らしき独立峰でした!!