南斗屋のブログ

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北海道、九州地区にも”療護センター”

2007年10月19日 | 遷延性意識障害
 療護センターは、自動車事故対策機構が設置・運営している遷延性意識障害者専門の病院で、全国に4カ所(千葉、仙台、岡山、岐阜)あります(療護センターについては→過去記事)。

 北海道地区、九州地区にはこれまでなかったのですが、このたびこれらの地区にも療護センターと同様の機能をもつ病院が決まったそうです。

 詳細は、本記事末尾に引用したNASVAメルマガの記事又は、NASVAのホームページをご参照いただければと思います。

 北海道地区、九州地区にできるのは、正式には、”療護センター”ではなく、”療護施設機能委託先病院”というものだそうです。

 この地区にできるものは、従来の療護センターとは違って、既に存在する一般病院に療護施設の一部機能を委託するからです。


(ナスバメルマガより)
□北海道・九州地区での療護施設機能委託先病院が決まりました

NASVAでは、自動車事故による遷延性意識障害者のための回復に向け
た治療・看護機会の拡充を図るため、療護施設機能の一部を一般病院へ委
託することとし、今般、委託先病院を下記のとおり決定しました。今後入
院患者様の受入れを予定しています。
今年度(平成19年度)は北海道地区6床(平成20年度以降12床予定)、九
州地区10床(平成20年度以降20床予定)を委託します。

北海道地区:医療法人 医仁会 中村記念病院
札幌市中央区南1条西14丁目 TEL:011-231-8555

九 州地区:特定医療法人 雪ノ聖母会 聖マリア病院
福岡県久留米市津福本町422 TEL:0942-35-3322




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1 コメント

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委託・床数。 (コスモス)
2007-10-19 11:07:29
「委託」という形、「床数」(将来的に北海道12、九州20)がニーズをみたすものであるのか注目していきたいです。

以下は9月30日付北海道新聞からの一部引用です。

「…同病院などによると、状態が安定した患者を受け入れ、最新の医療設備での二十四時間観察、同一看護師の受け持ちといったきめ細かい態勢で、患者の意識回復などを目指す。入院期間はおおむね三年以内。…」
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