南斗屋のブログ

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法テラス、コールセンターは伸び悩み

2007年10月17日 | 未分類
 「日本司法支援センター」(法テラス)が業務開始から10月1日で1年ということで、各紙に記事がでていましたが、日経ネットの記事を末尾に引用しておきます。

 法テラスの目玉の一つといわれる、コールセンターですが、実績は、予想(100万件)を大幅に下回る37万件。

 それにしても、この予想というもの、どうやって立てているんでしょうかね。
 立ち上げ当初での予想の難しさというのは、わからなくもないですが・・・。

 それにしても、これだけ予想からはずれると抜本的な対策が必要だと思うのですが、知名度向上が課題というような総括でいいんでしょうかね。

 コールセンター事業がどれだけ、ニーズに役立っているのか(あるいは役立っていないのか)を検証する必要もあると思うのですが・・・

 それにしても、交通事故被害者については、NASVAもコールセンターを始めていますし、これではコールセンター機能が重複しているのではと思いますが、どうなんでしょう。

なお、法テラスについてご興味のある方は、下記記事もご参照ください。

法テラス(日本司法支援センター)
弁護士をどのように見つけるかー法テラスではどうか


(日経ネットより)

法テラス開始1年、利用者予想の4分の1・知名度向上が課題
 法的トラブルの解決を援助する「日本司法支援センター」(法テラス)が業務開始から1年を迎えた。相談先を紹介する目玉の電話相談は知名度不足もあり、利用者数が当初予想の4分の1と伸び悩んだ。一方で“弁護士過疎地”に常駐するスタッフ弁護士の数は徐々に増え、「国民に身近な司法サービス」を提供する拠点として期待に応えつつある。

 法テラスによると、コールセンター(東京・中野)へ相談は1年間で約37万件(地方事務所への相談約13万件を含む)。年間100万―120万件の相談を見込んでいたが、3万件を超えたのは業務を開始した昨年10月だけ。翌11月は約2万3000件、その後は1万6000―2万件の間で推移した。(07:00)

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