旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

人生泣き笑いってか?

2006-03-11 | お手軽ケータイ日記
あーあ
あーーあ
ああーーあ

終わっちゃったよ、『時効警察』

しかも(最終回だというのに)まったくいつもと変わらない、(最終回らしく熊本課長が謎ときシーンに初めて登場したりしたけど)格別、最終回らしい派手な盛り上がりもなく、(最終回ならではの『再び!』とか笑いも随所にあったけど)展開はきっちりおなじみのパターンでいつもと同じヘラヘラ気分で見ちゃったからさー

次回の予告を期待しちゃったじゃんかー!

時効警察 ACBD-10371
時効警察 ACBD-10371

オダジョーじゃないけど、DVD出るの6月って遅くね?

ああ、それでも期待ふくらむDVD(の特典映像)

それにしても、最終回を迎えて
「ちょっとー!来週から何を楽しみにすりゃいいのよ?」
と思わせたドラマのトップ5(注:わたくし基準)に入りますよ、これは。

ちなみにトップ5を順不同であげると
『新選組!』
『木更津キャッツアイ』
『トリック』
『マンハッタン・ラブ・ストーリー』
そして『時効警察』

……よく見たら、共通点は『笑える』かよ?
笑いに飢えてんのか、私。
そんな笑いに飢えた私ですが、『時効警察』の前に、金曜エンタ『指先でつむぐ愛』を見て、何度も涙がブワーッときたのには正直参ったよ?

私はこんなに涙もろかったんかねー?
それとも年とって涙腺ゆるくなったのかねー?

最初は思わず笑えるエピソードの方が多かったりしたんだけど(全盲ろうの福島役の中村梅雀さんの演技最高でした~)、福島と沢美が結婚したあたりから、涙ブワーッが増えてきて、ティッシュ箱抱えちゃいましたよ、ホンマに。

沢美のお母さんが、福島に自ら指点字で「娘をよろしく」と伝えたシーン、ひとり娘がこれから背負う苦労を思って、素直に結婚に賛成できなかった母が、きっとこれだけは自分で福島に伝えたいと思って、式の日までに一生懸命覚えてきたんだ…なんてことを考えたらですね、このドラマ最初の号泣シーンですよ。

見たり聞いたり話したりすることに、何の不自由もない人同士でも、言葉足らずだったり、言いたいことの半分は口にしなかったり。
それでいて、相手が何も分かってくれない!と怒ったり悲しんだりするわけじゃないですか。
好きな相手が何を感じ何を思うのか、自分の指に置かれた相手の指先でしかそれを理解する手段を持たない福島に比べたら、相手の表情やため息やつぶやきを気付くことが出来る目や耳を持っている私は、ああ恵まれてるなーと。あらためて思うわけですよ。

『時効警察』を見て思いきり笑えるのも、じつは贅沢なことなんだけど、見てる間はそんなことはすっかり頭からぶっ飛んじゃってるんだなーこれが。

あーあ、『時効警察』も『ざ・ムービー』になってくれないかなー