地デジ放送と地上波放送の両方でW録までした「姿三四郎」
オンタイムで観て、録画したのを地デジと地上波で両方見て、CMカット作業も含めると、いったいどんだけ観たんだと。
6日に観たときは、【シゲの過剰摂取】のため『急性シゲ中毒』をおこしましたけども、さすがに何度も観つづけたので『免疫』が出来たのか、昨日、PCでキャプチャーしながら観ていたときは、早送り機能なんか使っちゃったりする余裕ができましたよ?
私のひとりよがりなレビューですが、ドラマ「姿三四郎」の雰囲気を味わっていただけたら幸いです。ちょっとロングレビューなので、前・後編に分けます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ドラマのイントロは、柔道とその歴史の紹介から入りまして、ほとんど耳から耳へスルー状態・・・だったのですけども
副長のナレーションにビックリ。シゲのドラマのナレーションをヤマコーがやるなんて、すでにこの時点で、夢でも見てるようです。
実は・・・の種明かしをしますと、このドラマの放送の翌日から「柔道ワールドグランプリ」が始まるということで、副長はこの大会のメーンキャスターなんですね。
さ、ここからが本編。
時代は、明治20年。まさに文明開化の真っ最中。
シゲの初登場シーンは喧嘩の場面から。いきなりアクションシーンですよ!
てか、正しい初登場シーンは蕎麦屋から出てくる所なんですけども、細かい所までキャプチャー載せますと、正直「きりがない」ので・・・(汗)
ちなみに、喧嘩の発端は、この左側の女の子に、三四郎が手を出したと誤解した右側の父親が、「許さん!」と憤ったことから。
女の子は「誤解なの。姿さんはただのお客さんなの」と父親を止めてますけれども、結局は派手な喧嘩に。
ちなみに、この女の子はこのシーン以降は出てきません。
で、大勢を相手に柔道の技を次々とかけていくわけですけども、これがですね、もうハンパなくカッコエエです!!
いちおう、撮影前に柔道の特訓を受けたとはいえ、NEWSイチ運動オンチ(大文字にする必要性あるのか?)のシゲですから、見てるこっちはハラハラですよ?
でも、マジでめちゃめちゃカッコよかった!!運動系いけます!なオーラが出てた!!
やられるほうも、見事な投げられっぷりです。
おかげさまで、シゲがホンマにカッコよく見えて仕方ないです。
春コンのDVDでは、メンバーの中で一番筋力がなさそうだったシゲですけども、ワイヤーアクションありがたやですね。
で、ここが三四郎の修行の場である講道館・・・もとい、絋道館。
講道館はシゲの修行の場でした。
喧嘩の最後に、止めに入った警官を勘違いして一本背負いしてしまって警察沙汰。
「今回で何回目だ?」「5回目です」と悪びれることなく答える三四郎に、「そういうことじゃないだろ!」とブチ切れる先輩戸田さん。
三四郎の斜め後ろで、三四郎の代わりに平謝りしてるのが、風間君演じる左文字大三郎。
「三四郎、お前も謝れ」と泣き言も言いたくなるよね。
出ました、師範、矢野正五郎。
中村梅雀さんは何をやらせても、それっぽく見えますよね。それがすごいと思う。
この優しそうな師範に向かってブーたれてるシゲの顔が、本人の負けず嫌いの性格がそのまんま出てる感じで面白い。
「死ぬことなんか恐くない。先生が死ねというなら、今すぐにでも死ねます」
と、説教の場をいきなり飛び出して、池に向かってジャンプ。
いい飛びっぷりです。ちゃんと絵になってるところがすごいよね。
このドラマでは、けっこう、シゲさん飛んでます。
ここで、タイトルクレジット。
で、前の画面からこうなると。
肩までどっぷり池の中。ここで一晩朝まで過ごしたことになってます。
ところで、この池ですかね。シゲが鯉にモテモテだったいう場所は。
一晩も池に浸かっていたおかげで、カゼをひいて寝込んでいる三四郎。
大三郎から「池で一晩過ごして、何かわかったのか」と聞かれて、「蓮の花って、咲く時に音がするんだな」と爽やかな答え。
このときのシゲの表情が好き。
【水神様】降臨。
リハの時は、スタッフさんが雨を降らせていたという、クランクインのシーン。
本番では、ハンパじゃない天然の雨が振ってきたということで、画面も暗い!
分かりにくいですが、この本堂の前にシゲがいます。
これもまた見えにくい画でスミマセン。三四郎と乙美の出会いのシーンですね。
えーと、右側の番傘さしてるのが乙美で、左側、傘も差さずに立ってるのが三四郎。てか、三四郎がどこにいるかわかります?
大雨のおかげで臨場感たっぷり。さすがは水神様シゲ。
カーペンターズの『Yesterday Once More』が流れる中、切れてしまった乙美の下駄の鼻緒を直してあげるシーン。
ここでのシゲが、水もしたたるイイ男っぷりを見せてくれます。
手ぬぐいをビーッと引き裂いてですね、手際よく下駄の鼻緒を直していくわけですけども、着物の袖が綻んじゃってるのを乙美にクスッと笑われちゃったりするんですよ。
まあ、この【袖の綻び】は、ストーリーのキーワードだったりします。
恋愛の王道?
手ぬぐいを拾った乙美から受け取ろうとして、思わず上からガッと・・・ってなるかフツー?
でも、シゲの手がクローズアップされてるこのシーンは好き。
岡田君ほどパーフェクトな手じゃないけど、シゲの手は好き。
どんだけこのシーンのシゲが好きなんだ?ってことですよね(笑)
この何か言いたそうだけど言えない、ちょっと躊躇ってる、不器用そうな感じ。
ここで見せるシゲの表情がとても素敵。
このシーンのキャプチャー、多くね?(笑)
男は語らず黙して立ち去る、のシーンです。
シゲさん、高下駄で走ってます!!
ラジオで、「高下駄はいて、階段の上り下りが出来ない」と泣き言を言っていたシゲですけども、クランクインまでにはちゃんと間に合わせてきたんですねー
頑張ったね、シゲさん。
乙美の勤め先の牛鍋屋の牛鍋。
いまひとつ美味しそうな感じが伝わってこない画像で申し訳ないですけども。
かたせ梨乃さん演じる女将お仙が、乙美を実の娘のように可愛がってます。
警視庁で開催される武術大会に、乙美の父親が出場すると知って、牛肉と卵を手土産に持たせてくれるのですが・・・
お父さんと水入らずで夕餉をいただいていた所へ、ズカズカと入ってきたのは・・・
このあと三四郎の宿敵となる檜垣源之助。
乙美の父であり、良移心当流の師範、村井半助の一番弟子。
乙美が「この世で一番嫌い」な男。
演じる浪岡さんのクールな面構えがめっちゃええです。
ついこの前まで酒びたりだった師範に向かって、「師範とは名ばかり」と罵倒し、自分に師範の座と乙美を譲れと迫る、いかにもってな敵役。
武術大会でその村井の相手となるのが三四郎。
何を思いついたか、木の上から宙返りの練習中。
バック転もバック宙も出来ないシゲですけども・・・というか、シゲじゃこの木の上にさえ登れないよ・・・と思ってしまう、悲しいファン心理。
水神様ですけど、晴れ男の風間君と一緒のシーンで天気は晴天。
肝心の宙返りですけども、2回とも失敗。
三四郎「どこが悪かった?」
大三郎「しいて言えば・・・最初と・・・途中と・・・それから最後?」
って全部やん!!
でもって、突然の鹿鳴館訪問。
師範に言われてやってきた二人ですけども・・・場違いだよね?
めっちゃ浮いてますよお二人さん。でも、この2ショット、好き。
大三郎「おい、抱き合って踊ってるよー (←嬉しそう)」
三四郎「ふしだらな (←きっぱり)」
【裸の少年】鹿鳴館ロケ?
食べ物を前にしてめっちゃ嬉しそうな大三郎と、よくそんなもの食えるな、とでも言いたそうな、苦虫をつぶしたような顔の三四郎。
このですね、袖の下で腕組んでるシゲのですね、腕のところに見える筋がたまりませんのです!
「西洋かぶれは性に合わん。帰る」
と舞踏会場からいったん外へ出た三四郎ですけども、ここで外国人の男に迫られている、日本人の女性の姿を見た途端に部屋に飛び込んで、「やめろ!」と正義のヒーローぶりを発揮して、男を背負い投げ。
三四郎「(女性に)大丈夫ですか?」
女性「この野蛮人!」
パシーンと女性からいきなりの平手打ち。
この気の強い女性が、中越典子演じる南小路子爵のご令嬢高子さま。
衝撃的な出会いです。あまりにも衝撃的すぎて、恋に落ちなかったのかもしれません。
三四郎が投げ飛ばした相手は、外国公館の方で、男性に迫られてのイヤイヤは淑女の嗜みなのだと説明する高子に、「自分を安く売っていいわけないだろ!」という三四郎の言葉が、どうやら高子の心に響いたようで、警察沙汰になる前に三四郎を逃がすお嬢様。
そして登場しました、南小路子爵。
小日向さんですよー 口ひげがあやしすぎますよー(笑)
このお父様の娘が高子と乙美なわけですよ。どちらもお母様似なのですね。
ここで、高子は父に尋ねて、さっきの野蛮人の名前が「姿三四郎」だということを知るわけです。
鹿鳴館を後にした三四郎は、帰り道に通りかかった神社で乙美と再会。
戦勝祈願のために訪れたという乙美の話から、武術大会で自分が闘う相手が乙美の父親だと知ってしまうわけです。
父親に勝ってもらわないと、大嫌いな檜垣に強引にモノにされてしまうので、どうしても父親には姿三四郎に勝ってほしいのだと言う乙美の言葉に戸惑いつつも、「ご武運を心からお祈りしています」と、自分を名乗ることなくその場を立ち去る三四郎。
で、大会当日。
警視庁にも行かずに、道場で悩んでいる三四郎。
「ブス恋」の時も思ったんだけど、シゲってなにげに背中が広いよね。ちゃんと鍛えれば、岡田君みたいになれると思うんだけど。
「勝ちたくない、でも負けたくない」と、押し問答みたいなことを言う三四郎に、野川由美子さん演じる道場の住込み女中おせいさんに、「今、あんたが逃げても、村井先生は喜ばないと思うよ」と諭されて、ついに三四郎は武術会場へ。
橋本さとしさん演じる村井半助。めっちゃ強そう。
てか、このドラマの中で実質一番強いんじゃないか?
ま、とにかく。私的にこの対決がめっちゃ楽しみだったんよ!
といっても、一番先に終わっちゃうけど。
橋本さん!どうでしたか?加藤成亮君のアクションは?
劇団新感線の舞台でも通用しそうですか?!
前にも話しましたけど、私の夢なんですよ。シゲの劇団新感線での舞台デビュー。
舞台で走り回るシゲをめっちゃ観たいですー
必殺技と知らずに技をかけた『山嵐』・・・の後。
橋本さんが宙を飛んでってましたね。その威力で壁を破壊するほどの強さです。
宙を飛ぶといえば、ここではシゲのワイヤーアクションも随所に見られました。
何度も言いますが、バック転もバック宙も出来ないシゲですけども、すっごいクルクル回ってました。
それはカッコいいんですけど、あんなに回っちゃって、今度のコンサートでネタにされないか、それが心配です(笑)
武術大会に父親の代わりに来ていた高子様。
後日、道場を訪れて三四郎を呼び出し、これからの日本には男女の自由な交際が必要なの、と講釈をたれた挙句、「あなたが好き」と告ってました。
すげーな、お嬢様。
つーか、モテモテじゃん、三四郎!
そんな二人のやりとりを覗き見していたこの二人。
びっくりして伸び上がったおせいさんの頭が、大三郎のアゴを直撃。
うーん、いい表情だよ、風ぽん。
「私とおつきあいすることは、あなたにとって、とても得になると思う」と、なんだかトップ営業マンの商談みたいな高子の強引なアタックに、なんと返事をしたらいいのか困っている三四郎のところへ、村井さんが亡くなったという報告が。
村井半助の通夜にやってきた三四郎。
黙って帰ろうとする三四郎を追ってきた乙美との2ショット・・・なんですが・・・
またもや水神様降臨。
通夜に訪れたときはまだ雨ではなかったんですけどね・・・
でも、雨の夜、とっても風情が出ていて、かえっていいんじゃないでしょうか。さすがです、シゲさん。
このとき乙美から渡された、村井からの手紙を読む三四郎。
ここで、乙美が村井の実の娘でないことが明かされるのですが、番宣を見ちゃったこちらとしては、「んなこと、小日向さんから聞いてて知ってたよ」ですよ?
まあつまり、乙美は南小路子爵の落としだねなんですね。高子とは腹違いの姉妹になるわけです。
そして、筋違いのことと分かりながらも、三四郎の志を見込んだ村井は、「乙美を守ってやってほしい」と三四郎にお願いするわけです。
ここでのシゲが、頑張って目だけでの演技を見せてくれます。
凛々しい眼差しがたまりません。
この表情を見てると、やっぱりシゲって時代劇に向くよね、と思うのです。
今度、時間のあるときに、「シゲにやってほしい役ベスト・・・5」でもやってみましょうかね。
乙美を守ってやってほしいという村井の遺言に一人悩む三四郎のところへ、戸田さんが檜垣に襲われた!と駆け込んできたのは大三郎。
三四郎を果し合いの場におびき出すため、戸田を狙い撃ちしたというわけですよ。
他流との果し合いを禁じている道場の掟を知りながら、乙美を守るためにも自分が行かねば、と果し合いの場へと向かう三四郎なのですけども・・・
この場所は牛さんたちがたむろってた場所ですね。
でもって【牛の爆弾】が転がってた所ですね。
で、三四郎さん、ここに到着したときはこの書生姿なのですけども・・・
見たところ更衣室のような場所はなかったと思うので、青空の下で柔道着に着替えたんだろうと思うのですが・・・
「おまえをおびき出すためなら手段を選ばぬ!」と言っていた檜垣なら、三四郎のお着替え中を襲いかかってもおかしくないですよね? ま、そうなると、ちょっと、違う方向の話に・・・(汗)
檜垣との決闘は、必殺技「山嵐」2回もかけた三四郎の勝利。
三四郎は、戦い倒れた檜垣に「なぜ、こんな戦いをしなくてはならないのか」と聞くのですけども、檜垣の答えは「おまえが強すぎるからだ」と。
そして「戦い続ける限り、おまえは何一つ守ることが出来ない」と言われてしまうわけです。三四郎、ショック・・・
地面に拳を叩きつけて絶叫してました・・・シゲ熱演。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ここまでで一旦前編とします。
オンタイムで観て、録画したのを地デジと地上波で両方見て、CMカット作業も含めると、いったいどんだけ観たんだと。
6日に観たときは、【シゲの過剰摂取】のため『急性シゲ中毒』をおこしましたけども、さすがに何度も観つづけたので『免疫』が出来たのか、昨日、PCでキャプチャーしながら観ていたときは、早送り機能なんか使っちゃったりする余裕ができましたよ?
私のひとりよがりなレビューですが、ドラマ「姿三四郎」の雰囲気を味わっていただけたら幸いです。ちょっとロングレビューなので、前・後編に分けます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ドラマのイントロは、柔道とその歴史の紹介から入りまして、ほとんど耳から耳へスルー状態・・・だったのですけども
副長のナレーションにビックリ。シゲのドラマのナレーションをヤマコーがやるなんて、すでにこの時点で、夢でも見てるようです。
実は・・・の種明かしをしますと、このドラマの放送の翌日から「柔道ワールドグランプリ」が始まるということで、副長はこの大会のメーンキャスターなんですね。
さ、ここからが本編。
時代は、明治20年。まさに文明開化の真っ最中。
シゲの初登場シーンは喧嘩の場面から。いきなりアクションシーンですよ!
てか、正しい初登場シーンは蕎麦屋から出てくる所なんですけども、細かい所までキャプチャー載せますと、正直「きりがない」ので・・・(汗)
ちなみに、喧嘩の発端は、この左側の女の子に、三四郎が手を出したと誤解した右側の父親が、「許さん!」と憤ったことから。
女の子は「誤解なの。姿さんはただのお客さんなの」と父親を止めてますけれども、結局は派手な喧嘩に。
ちなみに、この女の子はこのシーン以降は出てきません。
で、大勢を相手に柔道の技を次々とかけていくわけですけども、これがですね、もうハンパなくカッコエエです!!
いちおう、撮影前に柔道の特訓を受けたとはいえ、NEWSイチ運動オンチ(大文字にする必要性あるのか?)のシゲですから、見てるこっちはハラハラですよ?
でも、マジでめちゃめちゃカッコよかった!!運動系いけます!なオーラが出てた!!
やられるほうも、見事な投げられっぷりです。
おかげさまで、シゲがホンマにカッコよく見えて仕方ないです。
春コンのDVDでは、メンバーの中で一番筋力がなさそうだったシゲですけども、ワイヤーアクションありがたやですね。
で、ここが三四郎の修行の場である講道館・・・もとい、絋道館。
講道館はシゲの修行の場でした。
喧嘩の最後に、止めに入った警官を勘違いして一本背負いしてしまって警察沙汰。
「今回で何回目だ?」「5回目です」と悪びれることなく答える三四郎に、「そういうことじゃないだろ!」とブチ切れる先輩戸田さん。
三四郎の斜め後ろで、三四郎の代わりに平謝りしてるのが、風間君演じる左文字大三郎。
「三四郎、お前も謝れ」と泣き言も言いたくなるよね。
出ました、師範、矢野正五郎。
中村梅雀さんは何をやらせても、それっぽく見えますよね。それがすごいと思う。
この優しそうな師範に向かってブーたれてるシゲの顔が、本人の負けず嫌いの性格がそのまんま出てる感じで面白い。
「死ぬことなんか恐くない。先生が死ねというなら、今すぐにでも死ねます」
と、説教の場をいきなり飛び出して、池に向かってジャンプ。
いい飛びっぷりです。ちゃんと絵になってるところがすごいよね。
このドラマでは、けっこう、シゲさん飛んでます。
ここで、タイトルクレジット。
で、前の画面からこうなると。
肩までどっぷり池の中。ここで一晩朝まで過ごしたことになってます。
ところで、この池ですかね。シゲが鯉にモテモテだったいう場所は。
一晩も池に浸かっていたおかげで、カゼをひいて寝込んでいる三四郎。
大三郎から「池で一晩過ごして、何かわかったのか」と聞かれて、「蓮の花って、咲く時に音がするんだな」と爽やかな答え。
このときのシゲの表情が好き。
【水神様】降臨。
リハの時は、スタッフさんが雨を降らせていたという、クランクインのシーン。
本番では、ハンパじゃない天然の雨が振ってきたということで、画面も暗い!
分かりにくいですが、この本堂の前にシゲがいます。
これもまた見えにくい画でスミマセン。三四郎と乙美の出会いのシーンですね。
えーと、右側の番傘さしてるのが乙美で、左側、傘も差さずに立ってるのが三四郎。てか、三四郎がどこにいるかわかります?
大雨のおかげで臨場感たっぷり。さすがは水神様シゲ。
カーペンターズの『Yesterday Once More』が流れる中、切れてしまった乙美の下駄の鼻緒を直してあげるシーン。
ここでのシゲが、水もしたたるイイ男っぷりを見せてくれます。
手ぬぐいをビーッと引き裂いてですね、手際よく下駄の鼻緒を直していくわけですけども、着物の袖が綻んじゃってるのを乙美にクスッと笑われちゃったりするんですよ。
まあ、この【袖の綻び】は、ストーリーのキーワードだったりします。
恋愛の王道?
手ぬぐいを拾った乙美から受け取ろうとして、思わず上からガッと・・・ってなるかフツー?
でも、シゲの手がクローズアップされてるこのシーンは好き。
岡田君ほどパーフェクトな手じゃないけど、シゲの手は好き。
どんだけこのシーンのシゲが好きなんだ?ってことですよね(笑)
この何か言いたそうだけど言えない、ちょっと躊躇ってる、不器用そうな感じ。
ここで見せるシゲの表情がとても素敵。
このシーンのキャプチャー、多くね?(笑)
男は語らず黙して立ち去る、のシーンです。
シゲさん、高下駄で走ってます!!
ラジオで、「高下駄はいて、階段の上り下りが出来ない」と泣き言を言っていたシゲですけども、クランクインまでにはちゃんと間に合わせてきたんですねー
頑張ったね、シゲさん。
乙美の勤め先の牛鍋屋の牛鍋。
いまひとつ美味しそうな感じが伝わってこない画像で申し訳ないですけども。
かたせ梨乃さん演じる女将お仙が、乙美を実の娘のように可愛がってます。
警視庁で開催される武術大会に、乙美の父親が出場すると知って、牛肉と卵を手土産に持たせてくれるのですが・・・
お父さんと水入らずで夕餉をいただいていた所へ、ズカズカと入ってきたのは・・・
このあと三四郎の宿敵となる檜垣源之助。
乙美の父であり、良移心当流の師範、村井半助の一番弟子。
乙美が「この世で一番嫌い」な男。
演じる浪岡さんのクールな面構えがめっちゃええです。
ついこの前まで酒びたりだった師範に向かって、「師範とは名ばかり」と罵倒し、自分に師範の座と乙美を譲れと迫る、いかにもってな敵役。
武術大会でその村井の相手となるのが三四郎。
何を思いついたか、木の上から宙返りの練習中。
バック転もバック宙も出来ないシゲですけども・・・というか、シゲじゃこの木の上にさえ登れないよ・・・と思ってしまう、悲しいファン心理。
水神様ですけど、晴れ男の風間君と一緒のシーンで天気は晴天。
肝心の宙返りですけども、2回とも失敗。
三四郎「どこが悪かった?」
大三郎「しいて言えば・・・最初と・・・途中と・・・それから最後?」
って全部やん!!
でもって、突然の鹿鳴館訪問。
師範に言われてやってきた二人ですけども・・・場違いだよね?
めっちゃ浮いてますよお二人さん。でも、この2ショット、好き。
大三郎「おい、抱き合って踊ってるよー (←嬉しそう)」
三四郎「ふしだらな (←きっぱり)」
【裸の少年】鹿鳴館ロケ?
食べ物を前にしてめっちゃ嬉しそうな大三郎と、よくそんなもの食えるな、とでも言いたそうな、苦虫をつぶしたような顔の三四郎。
このですね、袖の下で腕組んでるシゲのですね、腕のところに見える筋がたまりませんのです!
「西洋かぶれは性に合わん。帰る」
と舞踏会場からいったん外へ出た三四郎ですけども、ここで外国人の男に迫られている、日本人の女性の姿を見た途端に部屋に飛び込んで、「やめろ!」と正義のヒーローぶりを発揮して、男を背負い投げ。
三四郎「(女性に)大丈夫ですか?」
女性「この野蛮人!」
パシーンと女性からいきなりの平手打ち。
この気の強い女性が、中越典子演じる南小路子爵のご令嬢高子さま。
衝撃的な出会いです。あまりにも衝撃的すぎて、恋に落ちなかったのかもしれません。
三四郎が投げ飛ばした相手は、外国公館の方で、男性に迫られてのイヤイヤは淑女の嗜みなのだと説明する高子に、「自分を安く売っていいわけないだろ!」という三四郎の言葉が、どうやら高子の心に響いたようで、警察沙汰になる前に三四郎を逃がすお嬢様。
そして登場しました、南小路子爵。
小日向さんですよー 口ひげがあやしすぎますよー(笑)
このお父様の娘が高子と乙美なわけですよ。どちらもお母様似なのですね。
ここで、高子は父に尋ねて、さっきの野蛮人の名前が「姿三四郎」だということを知るわけです。
鹿鳴館を後にした三四郎は、帰り道に通りかかった神社で乙美と再会。
戦勝祈願のために訪れたという乙美の話から、武術大会で自分が闘う相手が乙美の父親だと知ってしまうわけです。
父親に勝ってもらわないと、大嫌いな檜垣に強引にモノにされてしまうので、どうしても父親には姿三四郎に勝ってほしいのだと言う乙美の言葉に戸惑いつつも、「ご武運を心からお祈りしています」と、自分を名乗ることなくその場を立ち去る三四郎。
で、大会当日。
警視庁にも行かずに、道場で悩んでいる三四郎。
「ブス恋」の時も思ったんだけど、シゲってなにげに背中が広いよね。ちゃんと鍛えれば、岡田君みたいになれると思うんだけど。
「勝ちたくない、でも負けたくない」と、押し問答みたいなことを言う三四郎に、野川由美子さん演じる道場の住込み女中おせいさんに、「今、あんたが逃げても、村井先生は喜ばないと思うよ」と諭されて、ついに三四郎は武術会場へ。
橋本さとしさん演じる村井半助。めっちゃ強そう。
てか、このドラマの中で実質一番強いんじゃないか?
ま、とにかく。私的にこの対決がめっちゃ楽しみだったんよ!
といっても、一番先に終わっちゃうけど。
橋本さん!どうでしたか?加藤成亮君のアクションは?
劇団新感線の舞台でも通用しそうですか?!
前にも話しましたけど、私の夢なんですよ。シゲの劇団新感線での舞台デビュー。
舞台で走り回るシゲをめっちゃ観たいですー
必殺技と知らずに技をかけた『山嵐』・・・の後。
橋本さんが宙を飛んでってましたね。その威力で壁を破壊するほどの強さです。
宙を飛ぶといえば、ここではシゲのワイヤーアクションも随所に見られました。
何度も言いますが、バック転もバック宙も出来ないシゲですけども、すっごいクルクル回ってました。
それはカッコいいんですけど、あんなに回っちゃって、今度のコンサートでネタにされないか、それが心配です(笑)
武術大会に父親の代わりに来ていた高子様。
後日、道場を訪れて三四郎を呼び出し、これからの日本には男女の自由な交際が必要なの、と講釈をたれた挙句、「あなたが好き」と告ってました。
すげーな、お嬢様。
つーか、モテモテじゃん、三四郎!
そんな二人のやりとりを覗き見していたこの二人。
びっくりして伸び上がったおせいさんの頭が、大三郎のアゴを直撃。
うーん、いい表情だよ、風ぽん。
「私とおつきあいすることは、あなたにとって、とても得になると思う」と、なんだかトップ営業マンの商談みたいな高子の強引なアタックに、なんと返事をしたらいいのか困っている三四郎のところへ、村井さんが亡くなったという報告が。
村井半助の通夜にやってきた三四郎。
黙って帰ろうとする三四郎を追ってきた乙美との2ショット・・・なんですが・・・
またもや水神様降臨。
通夜に訪れたときはまだ雨ではなかったんですけどね・・・
でも、雨の夜、とっても風情が出ていて、かえっていいんじゃないでしょうか。さすがです、シゲさん。
このとき乙美から渡された、村井からの手紙を読む三四郎。
ここで、乙美が村井の実の娘でないことが明かされるのですが、番宣を見ちゃったこちらとしては、「んなこと、小日向さんから聞いてて知ってたよ」ですよ?
まあつまり、乙美は南小路子爵の落としだねなんですね。高子とは腹違いの姉妹になるわけです。
そして、筋違いのことと分かりながらも、三四郎の志を見込んだ村井は、「乙美を守ってやってほしい」と三四郎にお願いするわけです。
ここでのシゲが、頑張って目だけでの演技を見せてくれます。
凛々しい眼差しがたまりません。
この表情を見てると、やっぱりシゲって時代劇に向くよね、と思うのです。
今度、時間のあるときに、「シゲにやってほしい役ベスト・・・5」でもやってみましょうかね。
乙美を守ってやってほしいという村井の遺言に一人悩む三四郎のところへ、戸田さんが檜垣に襲われた!と駆け込んできたのは大三郎。
三四郎を果し合いの場におびき出すため、戸田を狙い撃ちしたというわけですよ。
他流との果し合いを禁じている道場の掟を知りながら、乙美を守るためにも自分が行かねば、と果し合いの場へと向かう三四郎なのですけども・・・
この場所は牛さんたちがたむろってた場所ですね。
でもって【牛の爆弾】が転がってた所ですね。
で、三四郎さん、ここに到着したときはこの書生姿なのですけども・・・
見たところ更衣室のような場所はなかったと思うので、青空の下で柔道着に着替えたんだろうと思うのですが・・・
「おまえをおびき出すためなら手段を選ばぬ!」と言っていた檜垣なら、三四郎のお着替え中を襲いかかってもおかしくないですよね? ま、そうなると、ちょっと、違う方向の話に・・・(汗)
檜垣との決闘は、必殺技「山嵐」2回もかけた三四郎の勝利。
三四郎は、戦い倒れた檜垣に「なぜ、こんな戦いをしなくてはならないのか」と聞くのですけども、檜垣の答えは「おまえが強すぎるからだ」と。
そして「戦い続ける限り、おまえは何一つ守ることが出来ない」と言われてしまうわけです。三四郎、ショック・・・
地面に拳を叩きつけて絶叫してました・・・シゲ熱演。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ここまでで一旦前編とします。