旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

ホカベン 8話

2008-06-05 | 観たものレビュー
杉崎先生が仕事してるーーーっ!!
堂本と一緒に残業してるーーーっ!!

っというのが、1番インパクトに残った回でしょうか、第8話。


ドラマの中の台詞にもありましたが、立証が難しく長期戦になることが多い医療過誤を取り上げた割には、うーん、意外とあっさり決着が着いちゃったなという印象。

系列病院云々のくだりは、ふむふむ、やっぱりそういうことあるのか、となかなか面白かったのですが…

最後の最後に、自分の手術ミスを正直に打ち明けた若い医師が、病院を辞めた後どうしたのか、そのことの方がちょーっと気になったな。
彼だって堂本と同じように、病に悩む人を助けたいという使命感を胸に抱いて医師の道を目指したわけで……今回、人としての責任を全うした彼にも何らかの『救済』が差し延べられていてほしいと、そう思うわけです。そのあたりは完全にスルーしちゃってましたよね。
なんだか患者サイドの方にスポットがあたってしまっているような感じで、完全に病院側が悪いという立場で描かれていたのが、よくある弁護士ドラマの枠を出ていないようで「ホカベン」的にどうなのかなと。杉崎先生が「人間誰しも裏と表がある」と言っていたように、それぞれの立場というものをもう少しじっくり描くべきだったんじゃないかと思えてなりません。
(と思ってたら、秦さんのブログに今回の8話は秦さんの監修がほとんど入ってなかったという話が。うーん、だからってわけじゃないけど、それでなんか納得してしまいました。)

といっても、ドラマを観ている間は、被害者側にほぼ感情移入しちゃってましたけどね。だって年取った親がいる身では、いつ同じような状況にならないとも限らないわけだし。でも、医療過誤で訴訟を起こして勝つには、病院関係者の善意に頼るしかないというのが現実だとしたら、本当に厳しい話だよね。


次回9話、ついにきた!という感じですね。たぶん9、10話で連続したストーリーになるんだろうと思うのですが(両方とも秦氏がホンを書きましたし)、予告ストーリーを見ると、弁護士を相手にした訴訟というのは通常ではありえないそうなので、かなり面白い話になるんじゃないかと。相手弁護士を演じるのが勝村さんというのも期待値めっちゃあがりますよ!
この訴訟にキーパーソン富田がどう絡んでくるのか、それも気になるところです。


うん、シゲの出番が多いとか少ないとか、もう別にいいんですよ。
こんなこと書くとまるで本音は気にしてるみたいですけど、ほんまにもうどうでもいいんですよ。
まあ、出番が多かったらそれはそれで嬉しいんだけどさ。
だって残りもう2話しかないし…片瀬についてはこれ以上話は広がらないんだろうな、といさぎよく諦めました。
ま、そんなふうにあっさり諦めつくのも、エンターテイメントショーがあるからなんだけどね!


スタッフブログによると撮影も残り2週間、ですか。
見ごたえのある作品を私たちに届けてくれたらそれでいい、そう思ってますよ。