旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

「こんなんやってみました。」 レビュー <後編>

2008-08-17 | 観たものレビュー
ショートフィルム「湿度なき声で壊れる程の愛となれ」から続くのが、次の「鬱憤トイレ」
MCの感想でも、一番面白かったという質問に一番多くあがっている通り、基本の流れは変えずに、ほぼ全編がシゲのアドリブで進行する、シゲ的ネタのオンパレード。
ハイテンションなノリで疾走状態ということで、ハプニングも多く出たのがこれ。
導入映像でも、牛乳を飲んだシゲが「イタタタ…」とおなかを抱えて楽屋を出ていくんだけど、なんか21歳の青学生が着るような服じゃないよね、ってなカンジの柄シャツで、バラの花束を持ったシゲが上手から走って登場。
その格好からショートフィルムの続きだと分かる。
「がんばれ、オレ!がんばれ!」と叫びながら、下手にあるトイレにダダーッと駆け込むシゲ。ここで一度暗転。
すると、舞台後方から何やら出てくるわけですよ。何やらというか、個室トイレが。
暗闇で「ウーッ」とがんばってるシゲの声とかが聞こえてくるわけなんですけど、次にジャーッという水の流れる音の後に舞台が明るくなると、アクリルパネルで囲まれた個室トイレの中にシゲがいるという設定。
無事にコトが終わってベルトを締めなおしながら、「がんばったな、オレ」と自画自賛。
さて、いざ個室から出ようとすると、なぜかドアが開かない。
ちなみにこのドア、私が観に行った5公演では、なんともなかったんですが、慶ちゃんが観にきた回や東京楽日、あと大阪公演でも、しょっちゅう開いてしまったらしいです。1回くらいドアが開いちゃうところを見てみたかったな。でもって、そんなハプニングでさえ、シゲが「Show must go on」の精神で臨機応変に対応してるところを見てみたかったな。
ま、完璧なショーはね、それはそれでいいんですけど。
私が見たハプニングは、トイレの上部にある棚?みたいな所に置いてた花束が、いきなりバサッと落ちたことくらい。たしか最後に観た28日の公演だったと思うんだけど。シゲの動きが一瞬、「素で」止まってました(笑)
あと、個室を出ようとする前に、便器のフタをちゃんとおろしているのが、なんかシゲっぽくて「いい!」って思った。
とりあえず、ドアが開かずに困っているシゲ。「手も洗いたいんだけどな…」とかぼやきながら、待ち合わせしてる相手に連絡を取ろうとしたら、こういうときに限って携帯に出ない。
「警察呼んで助けてもらうってのもカッコ悪いしなー」
そこでとった最後の手段は…

「ねえ、誰かいないの?」(最初は上からな態度)
「ねえ、ちょっと、誰かいないの?」(まだまだ上からな態度)
「すいません、誰かいませんか?」(少し下手に出てみる)
「すいませーん、誰かいませんかー?」(ちょっと弱気)
「すいませえん、誰かいませんかあ、トイレに閉じ込められましたあ!」
半泣きで崩れ落ちるシゲがおかしすぎ。
アクリルドアに顔をすり寄せてずずずっと滑り落ちるんだけど、サングラスを取るタイミングをうっかり忘れそうになってたことも時々あったような?
呼びかけても誰もいない状況に、どうしようと悩むシゲの目に何かが入ってくる。それは左側の壁に書いてあった落書き。
「お困りの方はこちらへ空メールをお送りください。 toilet@toilet.ne.jp」
「え?お困りの方?」と自分を指さすシゲが可愛い。このアドレスが笑えた。
「トイレの会社かなんかかな。トイレット@トイレットだもんな…」
とりあえず空メールを送ると、すぐに返事が戻ってくる。そこにはこんな内容が。
「自分の中の一番の不満を書いて送ってください。そうすれば出られます」
本当に出られるのか?と思いながら、「一番の不満はこれだろ。ここに閉じ込められていること」とメールを送るシゲ。
するとすぐに返事が返ってくるのだけれど、戻ってきたのは「一番の不満を送れ」という同じ内容のメール。
「なんだよ、じゃあこれだ。お腹が痛くなって、このトイレに入ってしまったこと!」
だが、やっぱり同じ返事しか返ってこない。

それならと、次に送ったのは、「買ったばかりの自転車が壊れた」
これは実際にあった話。シゲがお気に入りの自転車で家から駅まで向かっていたとき。
26日の公演では「自転車で『旅』をしてたんだよ、家から駅までの間」にちょっと変わってましたけど、これビミョーなウケだったせいか、次に観た時は元に戻ってました。
「いきなりブレーキもかけてないのに『キュッ』となって、え?と思って後ろを『パッ』と見たら、あのギア的な部分?あそこが『ボコッ』って落ちたの。え?そこって外れるとこじゃないよね? 普通、ちゃんと溶接されてるよね? なに? 『キュ』『パッ』『ボコ』って? すると通りがかりのおばちゃんが『あーあ、あのコ、キュパボコってなっちゃった』って、キュパボコじゃねーよ!」 
『キュパボコ』かなりヒットです。
で、リアルな話をすると、その自転車がサーンマンエンもして、買ってまだハーントシ(6か月)しか経ってないんだって(笑)
自分の不幸も芝居のネタにするシゲの根性。
「これでどうですかっ!」と送ってみたけど、やはり返事は変わらない。

「じゃあ、これだな」と次に挙げたのは、「職務質問を受けた」
これは、公演中に発売された「Myojo」のエッセーのネタにもなっているホントの話。お気に入りのカメラを持って公園で花を撮っていたら、そこへ警官がやってきて…
「父兄の方から公園で不審な男がカメラを持ってうろついているという通報がありまして」
「えええ?! 俺? 怪しくないよォー。コイツ、すごくイイヤツなんですけど? 爽やか系なんですけど?」
「弁護士だってやっちゃうよ? サッカー部の先輩だってやってるよ? 柔道だってやっちゃうんだけど?」
そうだよねえ、なんで職質なんかされちゃったんだろうねえ。それってやっぱり…
「写真のピントは花に合ってるわけよ。だから、おばちゃん、もしかすると、偶然フレームインしちゃったかもしれないけど、ピントはこっちの花だから! たとえ写ってたとしてもブレッブレだから! 逆に綺麗に写っちゃってんじゃないんですかっ?!」
シゲ流毒舌が炸裂(笑)
職質受けないように、誰もが知ってる有名人になるしかないよね。がんばれ、ウチの人。
ところが、これでもダメ。
「なんだよ、出してくれよォ…どうしたら出してくれるんだよー」
泣きが入って便器に座ってる姿が、足が内股になってて「これじゃ女子高生だよ」とか、ドアにすがりついてしゃがみこんだ姿がM字開脚みたいで「インリン・オブ・ジョイトイになってるじゃん」とか、自分へのツッコミも入る入る。

次からはフィクション的なネタが2つ。
「定食屋の日替わり定食が日替わらない」「3月上旬の気候がよくわからない」
最初の自転車ネタと職質ネタが自虐的であまりにも面白いんだけど、このあとの2つもなかなか面白い。
「日替わろうよ、店長」
「お客さんを飽きさせないようにしようというその高い志はすごいよ。なのに、なんでその高いハードルの下をくぐっちゃうかなあ」
「なんで日替わりが、から揚げなのかな、だって、から揚げ定食あるじゃん、ここに」
「から揚げ定食600円、日替わり定食800円、ってそれダメだよ!」
から揚げの話には、後半の公演から、ローソンネタに引っかけたりしてました。
「3月上旬くらいのお天気ですね……ってどんな天気だよ?!」
「なんか2月を引きずってるんだけど、春一番が吹いたっぽくて、気温が12、3、4、5、6、7度くらい?」
「カーディガン1枚くらいですね、ってカーディガン持ってないよ~」
「男はどんなときも皮ジャンでしょ」
これも、後半の公演から「それじゃ、ラスケイでカーディガン買うよ」と新しいアドリブが入ってました。

そして最後のネタ、「うちのおかんがペットをシゲと呼ぶ」
シゲんちの愛犬ミニチュアダックスフントのナナちゃん。そのナナちゃんを、シゲのお母様が「シゲちゃん」と呼んでいるんだとか。
「シゲちゃん、シゲちゃん、可愛いでしゅねー」「それナナだから。シゲは俺」
そんな息子の指摘などまったく無視するお母様。
「シゲちゃん、最近、しげちゃんの帰りが遅いですねえ、ねえ、シゲちゃん?」「ってどっちだよ!」
とキレちゃったシゲが「それじゃ俺がナナちゃんになっちゃえばいいんですね?!なっちゃうよ、ウーワンワン!ワンワン!ワオーン」と吠えるシゲに会場大爆笑。

ここで一旦暗転、照明がついた時、呆然と疲れた表情で座り込んでるシゲ。
このときの表情がすっごくよくって、またまた爆笑。
「ああ、あっつい…」とトイレットペーパーで顔をふくシゲ。
てか、リアルにあのアクリル箱の中はハンパなく暑いんだと思う。ライティングも思いっきり浴びてるわけだし。その狭い箱の中でちょこちょこ動き回って、ほんとに大変だと思う。
「紙が顔についちゃったじゃん…トイレットペーパーは水に溶けるんだから」 
ここでシゲが時計を見て「もう小一時間経ってんじゃん」って言うんだけど、これってショーの流れも指していたんだよね。私自身が時計を見たわけじゃないからわからないけど、時間的にちょうど60分が経った頃だったんじゃないかなと。
ケータイでいままで送った内容を見るシゲ。「ずいぶんいっぱい不満を書いたもんだな…」
そのとき。不意にはっとした表情になるシゲ。「ああ、そういうことか…」
何かを思いついてメールを打ったその内容は。
「これほどまでに汚い不満が自分の中にあったこと」
送信。すぐに戻ってきた返事は 「(^0^)/」
「絵文字?! なんだよ、なにこの『いいよ』みたいなカンジ?」
そして、試しにドアを押してみると…開いた!ここで客席からも「おお…」という感嘆の声が。
ちなみにこの客席からの反応に対して、「だって開くに決まってるじゃん。もともと開いてんだからさ」というMCをした後からですよね、途中でドアが開くようになっちゃったのって。なんだか皮肉(笑)
ようやくトイレから出られたシゲは、花束を持って走って退場。

と、ここで終わりかと思いきや、今度は映像が。
エレベータに乗り込むシゲ。エレベータが閉まって動き始めると…なんとエレベータが止まってしまって閉じ込められてしまうのです。ボタンを押したりしてみるけれど無反応。すると、そのボタンの近くに何かを見つけるシゲ。
「お困りの方はこちらへ空メールをお送りください。elevator@elevator.ne.jp 一番の悲しみ編」
上手いなあ。ほんとに上手い。
「吾シゲ」を読み始めた時も思ったけど、ほんとに彼には「笑い」のセンスがあると思う。

でも「笑い」はここまで。
ここからはラストに向かって、シゲらしい感受性に満ちあふれた世界が展開します。


「絆」
舞台の真ん中に置かれた椅子。その椅子にだけあたるスポットライト。下手からシゲが登場して、その椅子に腰かける。
そして、静かに、静かに語り始めたのは、ある日突然「学校を休む」と登校拒否をした小学4年生の男の子とその両親の話。

転校してきたばかりの男の子は、クラスの片隅で起きていたイジメに嫌気がさして、ある日「今日は学校を休む」と宣言する。それに対して母親は何も聞かずに「そう、それじゃ今日は休ませますと学校に連絡しておくわ」と答える。
すると、母子の話を黙って聞いていた父親が「それじゃ俺も会社を休もうかな」と言う。男の子にしてみれば、ちょっとした革命を起こした気分。結局、その日は母親だけが仕事へ出かけた。男の子と父親は、TVを見たり、DVDを借りてきて観たり、その日1日を自宅でごろごろとしながら過ごした。
やがて、夕焼けの光が部屋に差し込み、世界はオレンジ色に包まれる。日が暮れると母親が帰ってきて「今日はどうだった?」と男の子に問う。父親と過ごした楽しく穏やかな時間を母親にも味わってほしくて、男の子はその日の出来事を事細かに母親に話した。話を聞いた母親が「明日も学校を休む?」と尋ねると、男の子は、明日は学校へ行くよと答える。「またお父さんが会社を休んだら困るし」
こうして男の子の革命は1日で終わった。なぜ学校を休んだのか、その理由を両親は最後まで問うようなことはなかった。きっと、とても聞きたかったに違いないのに。
そして翌日、家族はいつものようにそれぞれ会社へ学校へと向かった。

ご存じの方も多いかもしれない。これは、雑誌「Myojo」のシゲのエッセー「青い独り言」のVol.11の「絆」に書かれた話。つまり、これだけが唯一、今回の舞台向けの書きおろしではないのだけれど、「加藤成亮」を知らない人にとっては、このストーリーほど、彼のバックボーンを語るに相応しい内容はないと思う。
男の子というのはもちろん、シゲ本人だ。
互いに言葉を交わすとも通じ合えるほどにしっかりと、母と父との間にある絆。その両親と我が子をつなぐ強くて堅い絆。その何よりも確かな絆があったからこそ、男の子は学校の友人たちとの絆を結び直すことが出来た。
もしかすると、彼の人生を変えたかもしれない、その1日の出来事を、大切な思い出のアルバムを紐解くように静かに語るシゲの背後に、顔は知らないけれど、彼を21年間にわたって育ててきたご両親の姿が浮かんでくるようだった。
ご両親が育てた、彼のまっすぐな明るさ、いつでも裏表のない言動、素直で豊かな感受性、見た目と違って意外と繊細で涙もろい心……人と人との絆の大切さを語る彼の瞳はいつも潤んでいた。時には溢れ出た涙を拭う仕草も。
そして最後に彼は一言。「ありがとう、オトン、オカン」

私にとって最後の観賞となった28日の公演を2階席から観ながら、私はシゲのご両親に感謝したい気持ちでいっぱいだった。私を限りなく幸せな気持ちに包んでくれる、加藤成亮という存在が、今私たちの目の前にいるのは、彼を生み育ててきたご両親のおかげなのだから。
ご両親からシゲへと繋がる絆は、さらにシゲと私たちファンの間にある目には見えない絆へとつながっている。


「オレンジの花びら」
花と色という今回のテーマに一番近いタイトルを冠した最後のショーは、文才シゲの名前に相応しく朗読で終わる。
「ひらひらひらり、ひらひらり…」という、花びらの舞う様の繰り返しが、耳に心地よく響き、空の青、オレンジの花びらや白い花、夕焼け空、そして夜の闇色、月の明かり、といった色彩豊かなイマジネーションが広がって、優しさに溢れたファンタジックな世界が展開する。
28日に2階席から観た時に初めて気がついたのだが、立って朗読しているシゲに当たっているオレンジのスポットライトが、花びらのようになっていてそれがクルクルと回っているのだ。1階席の時にはまったく気付かなかったライティングの美しさに思わず見とれた。
そんな新しい発見への嬉しさもあったが、この日はこれで本当に私にとって最後の観劇だと思って見ていたこともあって、ショーのラストを飾る「オレンジの花びら」の朗読を聴きながら、涙が次から次へとあふれてきて止まらなかった。
幻のオレンジの花びらを泣きながらどこまでも探しまわる少年の姿は、果てない夢を追い続けるシゲ自身の姿と重なる。そして、探していたオレンジの花びらは、じつは白い花が夕焼けに染まってオレンジ色に見えただけなのだと知る少年。白い花が自然の光によって新たな色を纏うその美しさ。月明かりの下、月の光は少年をどんな色に輝かせているのだろうか。
「きっと綺麗な色をしているよね。だって月はあんなにも綺麗なんだから」

原案は「星のひとみ」というタイトルでパンフレットに掲載しているエッセイ。
まあ、エッセイというよりも童話といったほうが近い。と思っていたら、もともとは童話にするつもりだったのだと、MCで言ってました。
絵も自分で描きたかったらしいのだけれど、ショーのテーマが「花」と「色」になったことで、統一するために「星のひとみ」を新たに書き直すことになってしまったのだとか。そのときの裏話。
「オレンジの花びら」の原稿の書き直しに取り組んだのは本番直前。2日前って言ってたかな。とにかく必死になって原稿を作っていたところへ、慶ちゃんがやってきて…
「シゲ、遊ぼうぜ!」
すごいな、慶ちゃん。そのKYっぷりが素敵過ぎる。
もちろんシゲは断るわけです。「ダメだよ、今、原稿書いてんだよ」と。
すると慶ちゃんは「おまえ、すげえな!作家みたいだな!」
うーん、慶ちゃんてば、もう大好き。

ちなみに慶ちゃんネタのMCはまだあります。
パンフレットのエッセイ集の頭を飾る「苦しいくらいがちょうどいい」というショートエッセイ。これは最初の頃、いったい何をやろうかめちゃめちゃ悩んでいるときに書いたものらしく、シゲいわく「自分を追い込んでいた」らしい。
まだタイトルも決まっていない頃で、悩んで苦しんでいたシゲは、ついに夢にまで見てしまったそう。その夢というのが、何をやるかも決まっていない、タイトルも決まっていない、それなのに舞台の初日を迎えているという、まさに悪夢。
どうしよう…という間もなく、いきなり舞台に放り出されるシゲ。観客の前で舞台上で立ちすくむシゲ。そしてなぜか客席には慶ちゃんがいるんですよ。
「コイツ、夢にまで出てくんのかよ」と夢見てるシゲ(本人)は思ったらしいけど、夢の中の慶ちゃんは困っているシゲを見た途端、客席から通路をタタタッと走ってきて、舞台にピョーンと飛び乗ると、「シゲ!大丈夫かーっ!」
なんか目に浮かぶようなシチュエーション。てか、本当にありそうなシチュエーション。
そして二人は一緒にトークショーをやって乗り切ったそうですよ、夢の中で。
この話、慶ちゃんが観に来た日にも話したらしいんだけど、私が聞いたのは28日の公演でした。
いやいやいやいや、なんかね、夢が広がる話ですよ。まあ、トークショーでもいいですけど、やっぱりコヤシゲでライブとかなんかやってくれたらね、もう最高なんですけど。


最後の感想アンケートに書いたんだけど、このショー全体を通して、私はある夏の1日をイメージしました。朝から夜まで、時間の経過とともに刻々と変わる空の色。

新しい1日を告げる、白みはじめた夜明けの空
朝日の淡い光が優しく大地を照らしだす穏やかな時間
気分が高揚してくる太陽の眩しい陽射しと抜けるような青空
太陽が西に向かい始めてアンニュイな気分に包まれる午後の空
あっという間に空が陰り、降り出した夕立に一歩も動けず雨宿り
夕立が駆け足で通り過ぎた後に訪れる、心に染み入るオレンジ色の夕焼け空
そして藍から群青へ漆黒の夜空へ、その天空に瞬く無数の星と、地上を静かに照らす月明かり

そんな気まぐれに移り変わる空の下で、太陽の陽射しをたくさん浴びて、夜露にその身を潤して、生を謳歌する花

私が花だとしたら、私を元気づけて、生きるパワーを与えてくれる太陽はシゲなんだよね。




というわけで、なんかMCとか、書き忘れたこともあるような気がしなくもないんですが、前編・中編・後編と3部にわたったレビュー…てか記録?(笑)は、これで終わりとします。
最後まで読んでくださった皆様(がいるのかどうかはわかりませんが)、長々とお付き合いくださいまして、本当にどうもありがとうございました。


ところで、NEWSが19日(火)から、コーセーのブランドのCMキャラクターになるらしいですね。
なんかこんな時でもイジられてるシゲって、そういうキャラがもう定着してるってことなのか。
ま、ま、それはそれで、ひとつの「売り」だからいいんじゃん?と思ってるけどさ(笑)
さてさて、「HAPPY BATH DAY TO YOU」どんなカンジのCMなのかなー
めちゃめちゃ楽しみです!
流れる新曲も大人っぽい曲だなんて期待できそうじゃん♪
てか、なにより、ウチの人が素敵に映ってるといいんだけど?