4年に1度の夏の祭典、オリンピックが閉幕した。毎年、甲子園の高校野球が終わると、夏も終わりだなあとしみじみ感じるのだが、今年はオリンピックのおかげで、夏の終わりがもう少し後にずれたような気がして、夏が大好きな私としては、なんだか得したようでちょっぴり嬉しかった。
ブログにはほとんど書いていなかったが、私も連日オリンピックをテレビ観戦していた。ランチタイムにはわざわざTVの置いてある店に行ったり、職場にあるTVで職場のみんなで観たり、自宅に帰ってからは、オリンピックのライブ中継を流している局にチャンネルを合わせて、各種競技に見入っては、日本選手を応援し、また日本に限らず、素晴らしいプレーを見せてくれた選手に感動したり、熱戦に興奮したり、世界新の記録が出るたびに歓喜の声をあげて拍手喝さいしたりしながら、何気にエキサイティングしていたのだ。でも、ブログには全然書いてなかったけどね(笑)
世界新。ワールドレコード。水泳では北島が、マイケル・フェルプスが、陸上ではウサイン・ボルトが、エレーナ・イシンバエアが、世界新で金メダルを飾った。今回の大会で誕生した世界新は43もあるという。すごい。本当にすごい。あらためてハイレベルな戦いだったんだなあと思う。その苛烈な戦いの中で、新たな世界記録を打ち出した選手たちを心から祝福したい。
ただ、その陰で、今回もドーピング検査による陽性反応でメダルをはく奪され、オリンピックから永久追放された選手もいたことは残念なことだ。たとえ過去最少の6件だったとしても。
大会を重ねるたびに増えていたように思われるドーピング検査によるメダルのはく奪。感動の決勝戦の終わった後に検査によって判明する薬物使用の事実。その報道を聞くたびに、あのときの感動と興奮はいったい何だったのだろうと、なんだかとても切ない気持ちになった。
そして、このドーピングの積み重ねが、本来なら賞讃されるべき記録の裏に「何かあるのでは?」という疑いの意識を植え付けていくのだ。
これはロイター通信の記事だ。
『…ボルトをはじめジャマイカ選手に記録更新が相次いだのを受け、その陰には同国の十分に整備されていない薬物規制システムがあるのではとの見方も出た。これに対し、ボルトは会見で「数え切れないほどテストを受けさせられている。自分たちが優れ、潔白であることは分かっている。厳しい努力をしている。テストしたければいつでも大丈夫だ」と述べた。ジャマイカは独自の公認アンチドーピングシステムを持たないが、国際陸連(IAAF)の協力のもと、五輪前には90以上のテストを実施している。』
なんということだろう。過去最大規模ともいわれる4500件のドーピング検査が実施されていたにも関わらず、このような疑惑が出てしまうとは。
同じような疑惑は、水泳のフェルプス選手にも向けられたとも言われている。彼もまた「数えきれないほどの検査を受けている」と、自らの記録は薬物使用によるものではないことを主張したらしい。
ドーピング検査の厳しさは、参加している選手が誰よりも認識していることだ。誰もが同じ轍を踏むまいと、選手もスタッフも細心の注意を払っている。その上で出している記録にいったい何の疑いがあるというのだろう。
ドーピングを疑いながら観戦するオリンピックなんてつまらないじゃないか。
4年後のロンドンオリンピックの時までに、ドーピングの撲滅が成功していることを祈るばかりだ。
開会式に負けず劣らず華やかなパフォーマンスを繰り広げた閉会式を見て思う。「いちおうこれで、今回のオリンピックも表向きは成功裡に終わったことになるんだろうな」と。
主催国の人権問題や巧妙に隠された貧困格差、ネット規制、聖火リレーに見られた過剰な警備などの問題点はあれど、それでも一番の懸念事項だったテロも起きず、大会運営上の問題もなく、総合して「素晴らしい大会だった」と評価できるだろう。
それは、もちろんそうだ。過去最高の204の国と地域が参加し、参加選手たちがそれぞれのフィールドで全力で戦ったことには違いないのだから。たとえ、自分の持っている力の100%を発揮できなかったとしても。
オリンピックは誰のものでもない、大会に参加する選手たち一人一人のハレの場なのだ。
それこそ疑う余地のない事実だ。
************************************************
というわけで。
オリンピックも終わってしまい、夏の終わりの予感に気が抜けそうになってます。
そんな私に喝を入れようとしてくれたのか、本日届いた青い封筒
Arashi marks ARASHI AROUND ASIA 2008
国立競技場のチケットが届きました!!
えースミマセン
アリーナ、取れちゃいました
今回、取れなかった方も大勢いらっしゃるようで…
ここでこんな「幸運」を使ってしまっていいのかと、正直コワイです
本命のNEWSてかシゲの時にまたまた泣きを見るんじゃないかと
……………
なんてことをグダグダ考えててもしゃーないので!
9月6日思いっきり楽しんできます!!
ブログにはほとんど書いていなかったが、私も連日オリンピックをテレビ観戦していた。ランチタイムにはわざわざTVの置いてある店に行ったり、職場にあるTVで職場のみんなで観たり、自宅に帰ってからは、オリンピックのライブ中継を流している局にチャンネルを合わせて、各種競技に見入っては、日本選手を応援し、また日本に限らず、素晴らしいプレーを見せてくれた選手に感動したり、熱戦に興奮したり、世界新の記録が出るたびに歓喜の声をあげて拍手喝さいしたりしながら、何気にエキサイティングしていたのだ。でも、ブログには全然書いてなかったけどね(笑)
世界新。ワールドレコード。水泳では北島が、マイケル・フェルプスが、陸上ではウサイン・ボルトが、エレーナ・イシンバエアが、世界新で金メダルを飾った。今回の大会で誕生した世界新は43もあるという。すごい。本当にすごい。あらためてハイレベルな戦いだったんだなあと思う。その苛烈な戦いの中で、新たな世界記録を打ち出した選手たちを心から祝福したい。
ただ、その陰で、今回もドーピング検査による陽性反応でメダルをはく奪され、オリンピックから永久追放された選手もいたことは残念なことだ。たとえ過去最少の6件だったとしても。
大会を重ねるたびに増えていたように思われるドーピング検査によるメダルのはく奪。感動の決勝戦の終わった後に検査によって判明する薬物使用の事実。その報道を聞くたびに、あのときの感動と興奮はいったい何だったのだろうと、なんだかとても切ない気持ちになった。
そして、このドーピングの積み重ねが、本来なら賞讃されるべき記録の裏に「何かあるのでは?」という疑いの意識を植え付けていくのだ。
これはロイター通信の記事だ。
『…ボルトをはじめジャマイカ選手に記録更新が相次いだのを受け、その陰には同国の十分に整備されていない薬物規制システムがあるのではとの見方も出た。これに対し、ボルトは会見で「数え切れないほどテストを受けさせられている。自分たちが優れ、潔白であることは分かっている。厳しい努力をしている。テストしたければいつでも大丈夫だ」と述べた。ジャマイカは独自の公認アンチドーピングシステムを持たないが、国際陸連(IAAF)の協力のもと、五輪前には90以上のテストを実施している。』
なんということだろう。過去最大規模ともいわれる4500件のドーピング検査が実施されていたにも関わらず、このような疑惑が出てしまうとは。
同じような疑惑は、水泳のフェルプス選手にも向けられたとも言われている。彼もまた「数えきれないほどの検査を受けている」と、自らの記録は薬物使用によるものではないことを主張したらしい。
ドーピング検査の厳しさは、参加している選手が誰よりも認識していることだ。誰もが同じ轍を踏むまいと、選手もスタッフも細心の注意を払っている。その上で出している記録にいったい何の疑いがあるというのだろう。
ドーピングを疑いながら観戦するオリンピックなんてつまらないじゃないか。
4年後のロンドンオリンピックの時までに、ドーピングの撲滅が成功していることを祈るばかりだ。
開会式に負けず劣らず華やかなパフォーマンスを繰り広げた閉会式を見て思う。「いちおうこれで、今回のオリンピックも表向きは成功裡に終わったことになるんだろうな」と。
主催国の人権問題や巧妙に隠された貧困格差、ネット規制、聖火リレーに見られた過剰な警備などの問題点はあれど、それでも一番の懸念事項だったテロも起きず、大会運営上の問題もなく、総合して「素晴らしい大会だった」と評価できるだろう。
それは、もちろんそうだ。過去最高の204の国と地域が参加し、参加選手たちがそれぞれのフィールドで全力で戦ったことには違いないのだから。たとえ、自分の持っている力の100%を発揮できなかったとしても。
オリンピックは誰のものでもない、大会に参加する選手たち一人一人のハレの場なのだ。
それこそ疑う余地のない事実だ。
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というわけで。
オリンピックも終わってしまい、夏の終わりの予感に気が抜けそうになってます。
そんな私に喝を入れようとしてくれたのか、本日届いた青い封筒
Arashi marks ARASHI AROUND ASIA 2008
国立競技場のチケットが届きました!!
えースミマセン
アリーナ、取れちゃいました
今回、取れなかった方も大勢いらっしゃるようで…
ここでこんな「幸運」を使ってしまっていいのかと、正直コワイです
本命のNEWSてかシゲの時にまたまた泣きを見るんじゃないかと
……………
なんてことをグダグダ考えててもしゃーないので!
9月6日思いっきり楽しんできます!!