今日はアマンジェナが手配したガイドのムチャンとマラケシュの街へ。
ムチャン、というのは覚えやすいように短くした名前で、本当はもっと長い名前なんですて。
以前、プライベートでアマンジェナに泊まりにきた中村勘三郎ファミリーを2日間ガイドしたことがあるという、日本語が話せるベテランガイド。
勘三郎ファミリーと一緒に写ってる写真を見せてもらったんだけど、勘太郎…いまは勘九郎を襲名したんだっけ?彼が結婚する前の旅行なのかな、ヨガのポーズみたいなおかしな格好してました(笑)
最初に行ったのは、華やかなデコレーションがとても華麗なバヒヤ宮殿。宮殿といっても、王族が住んでたわけではなく、大臣アハメッド・ベン・ムーサが四人の妻(!)の住まいとして建てたもので、一人の妻の名前がバヒヤ、アラブの言葉で「美しい」を意味するそうです。
すべてハンドメイドの装飾は精緻でエレガント。
女性のための家という感じ。15年という歳月をかけて作られたこともあって、いろんな異文化の建築スタイルがまざってるのも特徴的。
スペインのアルハンブラ宮殿を彷彿させる造りの中庭もあって。
次に訪れたのは、一番行きたかったマジョレル庭園。
あのイヴ・サンローランがこよなく愛した場所として有名な庭で、オリエンタルな雰囲気が満載。建物の青い壁、黄色い飾り窓や鉢植え、緑と青のタイル、その原色の色彩とたくさんの植物とのコントラストが美しくて、散策しているだけでも楽しい場所。
まるで京都みたいな竹林も、フランス的オリエンタル?(笑)
でも、竹林に落ち着く自分はやっぱり日本人だなあって思ったけど。
ほかの写真はこちらのフォトチャンネルで。
マジョレル庭園の後は、大中小の卸売や小売の店が立ち並ぶマーケット街、スークへ。
家具などの大物を取り扱ってるアンティークショップを覗いたりして。
スークのラグ専門店ではちょっと思いきってカーペットを購入。
買ったのはここに出てるものじゃないですよ。色は似てるかな。
マラケシュのローズピンクで織られたデザインが気に入って買ったんだけど、写真撮り忘れたので、日本に届いてからお披露目します。てか、ちゃんと届くんだろか・・・(笑)
オーガニックのアルガンオイルを取り扱うスパイス専門店。
彼の名前は『ドクトル・ジバゴ』。いや、冗談じゃなく。本当に。
ここでは、思いがけない体験をしました。
まだ、モロッコ通貨で引き出しをしてなくて、買ったものを買おうにもお金がない。ドクトル・ジバゴの運転するバイクで(!)、キャッシュディスペンサーのあるフナ広場まで急遽行くことに。
メットなしでの二人乗り(笑) でも、マラケシュに来て一番エキサイティングな初体験。
狭いスークの通りをクネクネと走り抜けるスリルに、フナ広場を突っ切る爽快さ。
風が気持ち良かったですねー
タンデムの相手が、もっとカッコイイ人やったら、もっと最高やったのになあ、というんはあるけど(笑)
これがフナ広場。マラケシュ1の広場。
昼間も人が多い場所だけど、夕刻になると、この広場いっぱいに屋台が立ち並んで、すごい賑わいます。しかもそのサンセットタイムが、灯りもたくさん灯って美しいらしい。
屋台もチャレンジしてみたいけど、残り二泊では、もしお腹こわした時にリスキーだよね…っとやめときます(笑)
フナ広場のサンセットの代わりに、アマンジェナのプライベートプールの壁越しに、デッキチェアにのって、手を伸ばして、なんとか撮った写真。
めっちゃ綺麗なサンセットでしょ。