旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

寒いっ!!!

2007-12-19 | ほかの話
今日はめちゃめちゃ寒かったーー!
てか、今も寒いーーー!! 

天気もイマイチやったしね 
晴れてれば窓から差し込む陽射しで部屋が暖まるんだけど。

というわけで。
あまりの寒さに動き回る気力ナッシング。
とはいえ冬眠するわけにもいかず・・・

ちょっとした一仕事を終えたあと
昨日宣言した通り、年賀状に取り掛かりましたよ。

でも、母の分と自分の分と、たくさんあるデザインの中からどれにするか選んでいるだけでお疲れモードに突入。
「これ」と決めたデザインをダウンロードして、必要枚数分をプリントアウトしたところで、「宛名書きは今度にしよう・・・

宛名書き、ちょっと数年前までは住所録から印刷していたのですけども、表も裏も全部印刷で済ますってのもなんだか味気ないなあと思いまして、昨年からかな? 宛名に関しては手書きすることにしたのです。
まあ、手がしびれるほど大量の宛名を書くわけじゃないしねー


あーあ、明日も寒いんかなー

でも!
明日はちょっと楽しみがあるんです!

シアターコクーンで「キル」を観てきまーす!! イェイ

この芝居はね、私にとって特別なんですよ。
私が舞台にハマるきっかけになったのがこの作品ですから。
これが初舞台という妻夫木くんの芝居も楽しみです♪




明日は…

2007-12-18 | お手軽ケータイ日記
有給休暇を取りまして、お休みです。

年末ですから、いろいろやらなきゃならないことがあるのですが…

何から手をつけようか、考え中です。




シゲうちわの作成にも、そろそろ取り掛からないと、ですし…

たぶん、今回の制作には、今まで作ったうちわのほぼ4倍の時間と労力を要する予定なのですよ…

材料も買いに行かないと。




…とりあえずは、年賀状が先かな!

楽しみのあとにやってきたものは

2007-12-17 | お手軽ケータイ日記
9ヶ月ぶり?でしょうか。
またまた行ってまいりましたよNHKホールに。
今回は、1月放送分の『ザ少年倶楽部』の公開録画です。

ネタバレになるので詳細は話しませんが、ゲストは関ジャニ∞の…!(自粛) でも、この組み合わせというか、このトリオはちょっと珍しいかも。
おかげで今回の熱血ジュニアリーグでは爆笑必至ですよ~
皆さま、新年開けの少年倶楽部をお見逃しなく!


ちなみに、今回初めてNHK枠で観覧に当選したのですが、実は今まで年齢詐称して申し込んでは、ずーっとハズレてばかりだったので、やけっぱちで正しい年齢で申し込んだら当たりました。


バレてた? (笑)


前回は3階席でしたけども、今回は2階席になりまして。
ステージを結構近く感じられるいい場所でした。
双眼鏡なくても、ちゃんと顔が見えたし。
順番に下りていくと、次に観られる時は1階席かな?(笑)

でも同じ当たるなら、今度こそ、シゲがゲストで出る時に!!


てか…

帰り道でも会長と話してたんだけど、私、なんでこんなにシゲに夢中になってんでしょうかね?!

時々ふと冷静になる瞬間があるんですよ。

ちょっと待てよ、と。
アイドルのシゲになんだってこんなに本気モードになってんだ?と。
違う世界にいる相手にアホかってほどにホレてどないすんねん、と。
自分の歳も忘れてんとちゃうか?と。
ちょーっとは現実を見つめろよ?と。


…なんか、おかしいねん、自分。


でも…


やっぱり好きなんだな…


なんでやろ?

SP いまさらだけど第六話と第七話 

2007-12-16 | 観たものレビュー
なんか7話を見てしまったあとで6話のレビューをするというのもなんですけども・・・先週は、スペシャルドラマに食われてましたからね、自分が。

今回のエピソードは、コメンタリーによると尾形がメインだそうで。たしかに、岡田君主演というより堤さん主演という感じに仕上がってました。
まあ、ここで尾形をクローズアップしておかないと、最終話の流れにほにゃらら・・・ということなんでしょうね。
(と、知りもしないのに知ったかぶってみる)

6話の見所はやっぱりアレでしょうか。5話の山本の『フード・ファイト!』も見ものだったんですけども、やっぱりSPのドラマですから、正統派アクションシーンがないと! 狭いエレベータ内でのアクションシーンはめちゃめちゃ迫力ありましたね!

てか、その前に。

チョウさんの変装した姿に爆笑しちゃったんですけど?!
ウケ?ウケだよね?
どこからどう見てもヨン様だよね?冬ソナだよね?
このシーンは、コメンタリーでも大爆笑でしたね。
緊迫感のあるシーンに行く直前に、視聴者を笑いの渦に巻き込むって、なんかキワモノっぽい演出だよ。
コメンタリーを聞くと、ジョージ役の中川さんも【ある人】にソツクリだってことで楽屋ウケしてました。
なんか、めちゃめちゃ楽しそうな撮影現場ですよ。

ということで、エレベータのアクションシーン。
公式サイトのタレコミ情報にも出てましたが、エレベータを模した狭~い箱の中で実際に撮影したそうで、ものすごいシーンになってましたね。
4人ともマジモードで殴りあったそうですよ。すごいな。

なんかですね
こういう本格的なアクションを見てしまいますと・・・
あの・・・・・・


・・・・・・・・・。


ま、いっか。


どっちもクレバーなのに、運動神経だけなんで違うんだろね?


話を戻します。


SPの仕事は基本【警護】なので、襲われない限り目立つ動きがないというのが当たり前なんでしょうけど(要は前回の5話みたいな感じ?)、やっぱりドラマですから、目を見張るようなアクションシーンが見たい!いうのが本音です。

岡田君もすごいけど、堤さんもすごい!!
この二人ホンマに絵になるわー カッコエエー


てなわけで、捕まっちゃいました、ポールとジョージ。
残るは、ジョンとリンゴということで、7話はこの二人が暗殺の実行を。

警護の増員要請が却下されたことで、尾形たちはマル対の大橋を連れてホテルを移動。ちなみに、最初のホテルの部屋はセットなんだそうですよ。ビックリです。でもって、2回目のホテルはロケ。うーん、そう思うと、コメンタリーでも話してますけども、最初のホテルシーンの照明ワークって本当にすごい。

最初、駐車場の設備の故障で水漏れを起こしてるのは分かったけど、車の下に広がっている水たまりが、いったいどんな風にストーリーに絡むのかと思ってたんですけども、井上のシンクロに反映されてたんですね。
2回目にじっくり見たときに「ああ、なるほど!」と気がつきましたよ。
水たまりに仕かけた爆弾が映ってるんですね。

爆弾を解除している岡田君のシーンですけども、車を車輪が地面についているギリギリの所まで持ち上げてその中で撮影していたとか、そんな話を聞くと、リアリティをとことん追求してるドラマだなあと改めて思います。
このシーンの岡田君がまたまたどうしてカッコイイのですけども、今回はやっぱり堤さんが全部美味しいとこ持ってってるといっていい!
「私から仕事を取らないでください」
警護の増員要請を頼みに行ったはずが、御前会議で大橋の警護解除を命じられて思わず出た言葉。殺されるとわかっている人間が目の前にいるのに立ち去れということなのですかと詰め寄っても多勢に無勢。逆に、もう少し世渡り上手になったほうがいいようなことを言われてしまう。
警護解除を聞いた大橋が見捨てないでくれとすがりつくのを、それではなぜ悪事に身を染めたのか!と声を荒げる尾形。
今までの尾形のスタンスがどちらかというと【静】だっただけに、それが破られた瞬間に凄みを感じますね。堤さん、マジで素敵。

最後のシーンも心に染みる。
セリフは一切ないんだけど、尾形の出口の見えない苦しみも、今回のことに忸怩たる思いを抱いている4係のメンバーの気持ちも、全員が同じ気持ちであることが、あの無言の行動だけでひしひしと伝わってくる、とっても胸に迫るシーン。

次回はなんとエピソードΦということで、もう一度ゼロに戻るそうです。Φいうと、キンキさんの最新アルバムが頭に浮かびますけども・・・ま、それはともかく、予告を見ていると井上がSPになる前の話・・・のような? なんというか、このドラマの核がようやくその姿を見せ始める・・・ような?

なんかね
今回聞いたコメンタリーにも気になる発言があったんですよね。
まさかネタバレなんかじゃないよね?と思うんですけど。

ところで、6話で「キャンユースピークイングリッシュ?」と英語のセリフを披露していた田中一郎役の野間口さんがブログをやっているとコメンタリーで話してたのでさっそく検索して拝見。一見フツーだけどなんか面白い。
なんだかね、このドラマの後半のキーパーソンなんだよね、各所での話によると。


さて。警護課からの回覧によりますと、次回の放送は10分遅れになるそうです。
それと・・・募集中のエキストラにもう申し込んだ方いますか?

あーあ、とため息もつきたくなるフツーの土曜日

2007-12-15 | ほかの話
今日もいい天気でしたね

大阪もきっといい天気だったことでしょう




・・・・・・・・・・・・。




未練がましい?



しょーがないじゃん


当落結果分かる前にホテルまで予約してたんだから



12月と1月にわたってシゲに会える!

と(勝手に)思ってただけに

NEWSに関してはなんでこんなにご縁がないのかと

さすがの姉さんもヘコみますわ

エイトのほうのチケット運が抜群にいいだけに



・・・・・・・・・・・・。



ま、しょーがない

来月のドームまで待ちますよ


それまでは

春ライブのDVDと「姿三四郎」を見まくってやるーー!!




とりあえず

今日は美容院に行ってきましたよ

さすがに1ヵ月半も空けるとまとまらなくなってきたもので

駅前の美容院が駅前からちょっと離れた場所に移転しまして

最初、入口が分からなくて

1階のショップをウロウロしたりしたんですけども

エレベータを見つけて目的地へ


・・・・・・・・・・・・。


シャンデリア?



・・・たしかにY氏からきたハガキには

「一言でスゴイッス!」

と書いてあったのですけども

駅前のときのカジュアルでクールな感じから

プリティでゴージャスな感じに変わってました

しかも個室のシャンプー台がお目見え!

さっそく使わせていただきました

間接照明に照らされた部屋でヒーリング音楽が流れる中

フルフラットチェアでやってもらうシャンプーは


極楽


大阪に行けなかった悲しみも癒される (まだ言うか)


ヘアスタイルは「まだまだ伸ばします!」というわけで

ほとんど変化が見られません

前髪に軽くレイヤーを入れて

バックとサイドのボリュームを落としただけ


次はドームライブの前に行くことになるのかな?



なんでしょうね・・・

2007-12-14 | ほかの話
めちゃめちゃ眠いです

PCの前に座ってるのがやっとです

週の前半の疲れがここにきてドッと押し寄せてきた感じで



ドラマレビューにどうでもいいチカラを入れすぎました





あ、その「姿三四郎」レビューですけども

期間限定と言いながら、その期間を言ってませんでした



そうですね


来週いっぱいまでかな?

それとも今月いっぱいまでかな?




ぶっちゃけ特に決めてません

けども、いちおう来週いっぱいを目安にしといてください

年を越す前にはクローズします



SP6話のレビューもまだですね

今日書こうと思ってたのですが・・・

睡魔がいまこの瞬間も波状攻撃のように襲ってきてます

入寮御簾、じゃなくて入力ミスも増えているので

今日はこれにて






おやすみなさいませ

1点

2007-12-13 | お手軽ケータイ日記
いやー

楽しみました!

勝ち負けはもちろん重要なんだけど

やっぱ、ACミランとレッズがガチの試合をやっている

という夢のようなリアルがたまらなく最高なのです


1点


取られて取り返せなかった1点


でも、あまりにも素晴らしい1点だった

取られて悔しいというより、このプレーじゃしかたないよね

と、あっさり納得しちゃったもんね


決勝に進めなかったのは残念だけど、相手が相手やったし

1点しか与えなかったことを自信にしていいと思う


3位決定戦では、スカーッと景気よく勝ってほしいな

Christmas Tide

2007-12-12 | お手軽ケータイ日記
今宵は、東京カテドラル聖マリア大聖堂で開かれた、ピアニスト及川浩治さんのクリスマス・ピアノリサイタル、Christmas Tide 2007に行ってきました。

久しぶりに生で聴くクラシック…

きらきら星変奏曲の透明感あふれる明るさと弾ける音に魅了され…

リストの献呈の崇高なメロディーと、後半の圧倒される迫力に息をのみ…

同じリストの愛の夢とラ・カンパネラに見られる繊細ながらもダイナミックな演奏に、ただただ心を奪われて…


クリスマスらしい雰囲気の中、心身がリセットされるような美しい音の響きに癒されて、ため息が零れるほど、最高のひとときでした。

「姿三四郎」レビュー【後編】 

2007-12-11 | ジャニーズ雑記
さて後編いきまーす。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

檜垣との死闘の後、三四郎は道場の掟を破ったからと自ら絋道館を立ち去ってしまうのですが、お仙から、店の借金を工面するために、乙美が芸者に身を売ろうとしていることを聞かされるんですね。口入屋が提示している額面は千円。
当時の千円いうたら、そりゃすごい額ですよ?
ほお、どれくらい?と聞かれても、いまの金額に換算してどれくらいになるのか分かりませんけども、とにかく当時は1円より下の「銭」が闊歩している時代です。
なので、お仙から「乙美ちゃんに思いとどまるよう説得して」と頼まれても、三四郎にも肩代わりしてあげられるようなあぶく銭は、どこをどう叩いても出てくるわけがない。
またまた一人部屋で悩んでおりますと、ご近所の興行師がやってきて・・


アメリカからスパアラ(今で言うボクシング)のチャンピオンが来日していて、格闘技の興行を開いているので、「ご近所の誼で」ぜひその対戦相手として出て欲しいと頼まれます。

興行師役は宇梶さんですね。
このドラマ、竹脇無我が出ていたり、なにげに脇役が豪華です。
もったいない。DVD化しないんでしょうかね。
舞台裏を番宣でバンバン流しちゃったりしてるから、ハナから作る気ないのかもしれませんが。

最初、異種格闘技戦にまったく乗り気がなかった三四郎ですけども、「勝ったら千円出す!」と言われて、気持ちが180度転換。
分かりやすい展開ですけども、これで乙美と牛鍋屋を救えるわけです。


そして、いったいどこで聞きつけてきたのか、対戦会場の新富座にやってきた高子お嬢様。
相手が強すぎるから試合をやめて、と懇願する高子に向かって、「負けるわけにはいかないんです」と三四郎。
その言葉に、高子は女のカンでもって「あの町娘のためなのね」と、敵役丸出し状態で問い詰めるのですが、三四郎はそれに答える代わりに、村井から預かった乙美の御守袋を高子に見せると、彼女と乙美が異母姉妹であることを告げて
「自分が負けたら、乙美さんを守れるのは貴女しかいないのです」
と、自分に惚れてる女に自分が惚れてる女の世話を堂々と頼んじゃったりするわけですよ。ある意味すごいよ、三四郎。

ところで、リング上で戦ってるシゲの姿ってなんだか新鮮。
シゲだと思うと、ぜったい勝てないやろ?と思うのですが、三四郎の姿だとこれがまた勝てそうに見えるのがすごいな。映像のマジックか?
でもって、試合には、パンチを繰り出すだけの相手に、頭脳プレー(?)で勝つわけですけども。


試合後のシゲ・・・じゃなかった三四郎の表情。
勝って嬉しいという表情じゃないですね。
愛する乙美を助けるためとはいえ、興行に出たことで道場の掟をさらに破ってしまったことを悔やんでいるのか。
それとも戦う意義を見失い始めて迷っているのか。
何か「戦う」ということに対して、三四郎の心が大きく揺れ動いているのが分かるシーン。
てか、シゲの表情があまりにも切ないです。胸が痛むー


義理の妹、乙美を自宅に招いた高子。
「欲しいものがあったら、全部さしあげますわよ」といきなり上から目線だよ高子。
二人は腹違いの姉妹だと突然聞かされてビックリしている乙美に向かって、「お話したいことがいろいろあるのよ」と優しい声をかけながら、「ところで、姿さんとは(結婚の)約束をしてるの?」と、いきなり本題かよ!な高子。
「いえ、別に・・・」と答える乙美。
「それでは、ただの同情だったのね」と勝ち誇る高子。
高子、めちゃめちゃ悪役やん。
ちなみに、このシチュエーションなんですけども、何度も見ているうちに、なんだか韓ドラっぽく見えてきました。
薄幸だけど一生懸命で健気なヒロイン、乙美。
ヒロインをいじめるお金持ちのライバル、高子。

さて。女性二人が火花をバチバチ交わしている一方・・・


こちらのお二人。
興行のチラシを見た大三郎が、ようやく三四郎を見つけて・・・

大三郎「・・・で、あれは?どこ?」
三四郎「何が?」
大三郎「何がって・・・ほら、あれだよ・・・・・千円?」
三四郎「ああ、もう使った」
大三郎「えええーーっ!」

あてがはずれて残念な大三郎さん。
「千円?」の風ぽんの言い方と表情が最高です。
てか、『徳川風雲録』の字幕テロップが邪魔です!テレ東さん!

そこへ、新富座の興行でチャンピオンに賭けて大金をすってしまったアメリカ人の男達が二人の前に現れて、「俺たちの金を返せ」といきなりピストルを取り出し、問答無用のバーン!!
大三郎をかばった三四郎が撃たれてしまうのですー

乙美さんのいる牛鍋屋さんに、そのことを知らせに走った大三郎。
でも、そこには女将のお仙と、乙美を引き取りたいと申し出にやってきた高子の二人しかいなかったんですね。
こういうときは、早い者勝ち。馬車を持ってる高子のほうが断然有利なわけで、乙美が病院に駆けつけた時には、「先ほどお身内のかたがお見えになって・・・南小路高子様とおっしゃる方が」
・・・って連れて帰っちゃったんですか?!高子様!!


「あの子にだけは負けたくないの」
と自分の屋敷に三四郎を運び込んで、寝食を惜しんで看病する高子。
うーん、なんか・・・その気持ち分からなくもない。
この歪んだ心になんとなく共感を感じなくもない。


「一目だけでも三四郎さんに会わせてください」
必死にお願いする乙美ですけども、高子お嬢様の気持ちを知る執事に「重体のため面会謝絶です。お引取りください」と冷ややかに追い返されてしまうのです。
雨の中、門の外で、三四郎の無事を必死に祈る乙美。
いじらしくて健気な乙美ちゃん、いいですね。

で、結局。三四郎は息を吹き返すのですが、まだ朦朧とした意識の中で「ありがとう・・・乙美さん・・・」と高子に向かって言っちゃうのですよ。
三四郎さあ・・・ちょっとひどくね?
だって、この三四郎の一言が、高子の運命を変えてしまうわけですよ。
「お父様、この前のお見合いの話、お受けしようと思うの」
病人の看護など辛気臭いことは自分には似合わないとか言っちゃって、お嬢様、やけっぱち。
やがて、銃創も癒えた三四郎は、矢野師範の迎えで道場に戻ることに。


ところが、京都で行われる武術大会に道場の代表として出るよう薦めると、試合には出ないと断る三四郎。
ここは、師範自ら「なぜ出ないのか」とたずねているシーン。
ここ、撮影場所もいいし、二人の対話もすごくいい。
三四郎曰く、今まで勝ててきたのは、自分の力ではなく運だったのだと。
「運だけでは、大切ななにかを守りきれません」
そうきっぱり言い放ち、師範の前を立ち去る三四郎。
このときのシゲの顔が惚れ惚れするほど素敵。
てか、どれもこれも素敵なんだな。
いちいち「素敵」とか「カッコイイ」とかもう言わなくてもいいか。


私、けっこうシゲの後姿、好きかも。てか、好き。この姿、なんだか萌えです(笑)
何か考え事の最中?のところへ、「三四郎さん」とさわやかな乙美の声が。


この二人、なんか可愛いですー(笑)
毎回着物を綻ばせてしまう三四郎に、乙美が仕立て直した着物をプレゼント。
「何かお礼をしたいんだけど・・・(何もない)」という三四郎に、「それじゃ、今度それを着て一緒に出掛けてくれませんか」と乙美さんから縁日デートにお誘い。乙美ちゃん、やるね!


てか、どんだけ好きなんだ、シゲの後姿が(笑)
初デートに誘われてウキウキ気分の三四郎・・・かどうかは分かりませんが、とある神社の境内に立ち寄った三四郎は、不意に殺気を感じて振り返りますと・・・
「殺気に気がついたのか、大したものだ」どこかから男の声が。


そのどこかは、ここ。いやー劇画チック。
ポーズを決めて屋根の上に立ってますけども、わざわざ屋根に上って登場するところの意味は?と思ってしまうのです、はい。


三四郎の最後の対戦相手となる、九州生々塾の津久井譲介。西日本一強いんだそうで。
三四郎が試合に出ないというので「残念だ」とそのことをわざわざ言いにきたとは思えませんな。
タキシード姿の要さん、カッコエエー なんかね、鋭い刃のきらめきですよ。
でも書生姿のシゲのほうが何倍もカッコいいもん。(←単なる身びいき)


そして、実は、高子のお見合いの相手というのが、この津久井だったという、いかにもよく出来た話なのですが・・・
『可愛さ余って憎さ百倍』をそのまま地で行く高子は、津久井に「姿三四郎と戦うことになったら、お願い、彼を殺して」とまで言ってしまうのです。
うひゃー女の嫉妬って怖いですねー(という私も女だけど)


かつて自分を好きだと言っていた女が、自分を殺してくれと他の男に依頼しているなどとは我知らず~な三四郎は、乙美と縁日デート中。
この二人のテーマ曲にもなっているカーペンターズの「Yesterday Once More」の曲をバックに、おみくじなんかしちゃったりしてさー 楽しそうだねー

三四郎「僕は会津の出身なんだ」

このセリフにひたすら萌えですよ。
この話は、明治20年の話ですから、あの会津での最後の戦いの時は、三四郎はまだ幼い子供だったんでしょうか。
なんかね、心がキュンとするんですよ。ああ、三四郎は会津人なんだ・・・と。
彼の生真面目さ、実直さ、誠実さ、そして不器用さは会津の血を引いているからなんだ・・・と。
こんなところで「組!」に思いを馳せてしまった私です。

でもって、線香花火なんかしちゃってるわけですけども。


「僕が求める強さは、乙美さんを一生守れる強さなんだ」
「僕と一緒になってもらえませんか」


・・・メガトン級の衝撃に気を失いかけました・・・
このときのシゲの声、表情があまりにもパーフェクツ!すぎて、別に自分に向かって言われてるわけじゃないんだけど、なんだか夢見てるみたいな気分になっちゃいました・・・
でも、本人も番宣で言ってたけど、めちゃめちゃクサイ台詞デス。
でも、いいっ!!!


セカチュー?

三四郎のプロポーズに、笑顔で「ええ」と返事をしようとした乙美ですが、突如咳き込んで、その場にバッタリ。一応、この前にも咳き込んで血を吐くシーンがあったので、観ているこっちは、ああ、とうとうきちゃった・・・という感じなのですが、そんなことは知らない三四郎は必死です。「誰か、助けてください!」


こっちはドロドロです。
南小路家の別荘に、二人っきりで訪れた高子と津久井。
「姿三四郎こそ私の敵!」 そこまで言いますか・・・
「私は姿三四郎に手篭めにされたの!」 ひょえー!
「姿三四郎は鬼神よ。あなたみたいな普通の人間に倒せるわけがない」
三四郎さん、散々な言われようですよ・・・
でも、高子の言葉の裏には、三四郎への断ち難い想いがぐるぐる渦巻いてるのが分かるだけに、なんだかこんな風に自分を追い込んでしまう高子がちょっと可哀想。

で、高子にけしかけられた格好の津久井が、三四郎の元へ、果たし状の電報を送ってくるわけです。
果し合いに来なければ絋道館を襲うとまで言ってきているのに、それでも「僕はもう闘わないと決めたんだ」と、頑なまでに果し合いに行くことを拒む三四郎。


大三郎と三四郎の話を耳にした乙美が、「果し合いに行ってください」と三四郎に告げるシーン。
三四郎が戦い続ける限り、自分も病と闘うことができるのだと、説得する乙美。
乙美ちゃん、やっぱり健気です!そして強い!
勝って、戻ってきてください、という乙美を抱きしめ、黙って肯き、最後の戦いの場へと向かう三四郎。
ところが、三四郎が行った後、乙美は大量の血を吐いてしまうのです・・・

決戦の場は、たぶん、伊豆・・・っぽい。

「貴様は女を泣かす外道だ。許さん」と、いきなり問答無用で蹴りを入れてくる津久井。
シゲがものすっごいジャンプ力を発揮してます!!
ワイヤーがあれば何でもできるね!!
容赦なく襲いかかってくる津久井の攻撃に防戦一方の三四郎。


2時間サスペンス? 犯人の告白シーン?
と、突っ込みたくなるような、海を臨むとても眺めのいい場所です。
このときは、水神様のご威光が効かなかったのか、スタッフ渾身のシャワー雨が二人にジャンジャン降り注いでます。
「貴様の得意な柔道の技で倒してやる」
つまり、津久井の柔術は見られないってことっすね・・・

津久井に押さえつけられた三四郎は、乙美も病と必死に闘っていることを思い出し、渾身の力でもってついに逆転!


で、勢い余って、こんな状態に。
「手を離せば貴様だけでも助かる!」という津久井に、「だめだ!」と絶対に手を離さない三四郎。
シゲ・・・カッコイイ・・・(すでに三四郎とシゲが頭の中でゴッチャ)
こんな状態の中、これでもか!と二人に降り注ぐシャワー雨。


シゲ大熱演中。
めっちゃ泥まみれです。でも、どれほど泥水にまみれようが、凛々しくて美しいシゲの顔。
ああ、もうアカンーって所に、高子が二人を止めようと慌てて呼び寄せた檜垣がいきなり登場。
ここでの檜垣さんの登場は、あまりにもトートツでビックリ。ここに繋がる大事なシーンをなにかカットしたな。

津久井を助けたことで、決着は着いたのか、そのあたりもビミョーに曖昧なまま、次のシーンへ。


乙美のもとに駆けつける三四郎。
またしても綻んでしまった着物を見て

乙美「また・・・綻んじゃったのね・・・」
三四郎「うん・・・ごめん」

このシーン、めっちゃ心にくるんですけど!
ゴメンというシゲの表情がいいのですよ・・・切ないよ・・・
そして「世界で一番幸せでした」と言い残し、乙美は息を引き取るのです・・・


自分のしたことを悔いて謝りにきた高子に見送られ、全国に柔道を広めるため、いずこへともなく旅立つ三四郎。
高子「お一人で行かれるのですか」
三四郎「いえ」
と言って、懐から取り出したのは乙美の御守袋。
なんか、甘酸っぱい青春だなあと思ってたら、ナレーションによると、三四郎は生涯、妻を娶らなかったということになってました。
どんだけ一途だったんだ。


去っていくシゲの姿がとっても頼もしくて爽やかなのです。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


とまあ、前編・後編とレビューを分けてまで、しかも、最初から最後まで「シゲ賛歌」みたいなレビューになってて、中身はないに等しいです。
スミマセン。
ここまでおつきあいくださった皆様、どうもありがとうございました。

「姿三四郎」レビュー【前編】 

2007-12-09 | ジャニーズ雑記
地デジ放送と地上波放送の両方でW録までした「姿三四郎」

オンタイムで観て、録画したのを地デジと地上波で両方見て、CMカット作業も含めると、いったいどんだけ観たんだと。
6日に観たときは、【シゲの過剰摂取】のため『急性シゲ中毒』をおこしましたけども、さすがに何度も観つづけたので『免疫』が出来たのか、昨日、PCでキャプチャーしながら観ていたときは、早送り機能なんか使っちゃったりする余裕ができましたよ?

私のひとりよがりなレビューですが、ドラマ「姿三四郎」の雰囲気を味わっていただけたら幸いです。ちょっとロングレビューなので、前・後編に分けます。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ドラマのイントロは、柔道とその歴史の紹介から入りまして、ほとんど耳から耳へスルー状態・・・だったのですけども


副長のナレーションにビックリ。シゲのドラマのナレーションをヤマコーがやるなんて、すでにこの時点で、夢でも見てるようです。
実は・・・の種明かしをしますと、このドラマの放送の翌日から「柔道ワールドグランプリ」が始まるということで、副長はこの大会のメーンキャスターなんですね。

さ、ここからが本編。
時代は、明治20年。まさに文明開化の真っ最中。


シゲの初登場シーンは喧嘩の場面から。いきなりアクションシーンですよ!
てか、正しい初登場シーンは蕎麦屋から出てくる所なんですけども、細かい所までキャプチャー載せますと、正直「きりがない」ので・・・(汗)


ちなみに、喧嘩の発端は、この左側の女の子に、三四郎が手を出したと誤解した右側の父親が、「許さん!」と憤ったことから。
女の子は「誤解なの。姿さんはただのお客さんなの」と父親を止めてますけれども、結局は派手な喧嘩に。
ちなみに、この女の子はこのシーン以降は出てきません。


で、大勢を相手に柔道の技を次々とかけていくわけですけども、これがですね、もうハンパなくカッコエエです!!
いちおう、撮影前に柔道の特訓を受けたとはいえ、NEWSイチ運動オンチ(大文字にする必要性あるのか?)のシゲですから、見てるこっちはハラハラですよ?
でも、マジでめちゃめちゃカッコよかった!!運動系いけます!なオーラが出てた!!


やられるほうも、見事な投げられっぷりです。
おかげさまで、シゲがホンマにカッコよく見えて仕方ないです。
春コンのDVDでは、メンバーの中で一番筋力がなさそうだったシゲですけども、ワイヤーアクションありがたやですね。


で、ここが三四郎の修行の場である講道館・・・もとい、絋道館。
講道館はシゲの修行の場でした。


喧嘩の最後に、止めに入った警官を勘違いして一本背負いしてしまって警察沙汰。
「今回で何回目だ?」「5回目です」と悪びれることなく答える三四郎に、「そういうことじゃないだろ!」とブチ切れる先輩戸田さん。
三四郎の斜め後ろで、三四郎の代わりに平謝りしてるのが、風間君演じる左文字大三郎。
「三四郎、お前も謝れ」と泣き言も言いたくなるよね。


出ました、師範、矢野正五郎。
中村梅雀さんは何をやらせても、それっぽく見えますよね。それがすごいと思う。
この優しそうな師範に向かってブーたれてるシゲの顔が、本人の負けず嫌いの性格がそのまんま出てる感じで面白い。


「死ぬことなんか恐くない。先生が死ねというなら、今すぐにでも死ねます」
と、説教の場をいきなり飛び出して、池に向かってジャンプ。
いい飛びっぷりです。ちゃんと絵になってるところがすごいよね。
このドラマでは、けっこう、シゲさん飛んでます。
ここで、タイトルクレジット。


で、前の画面からこうなると。
肩までどっぷり池の中。ここで一晩朝まで過ごしたことになってます。
ところで、この池ですかね。シゲが鯉にモテモテだったいう場所は。


一晩も池に浸かっていたおかげで、カゼをひいて寝込んでいる三四郎。
大三郎から「池で一晩過ごして、何かわかったのか」と聞かれて、「蓮の花って、咲く時に音がするんだな」と爽やかな答え。
このときのシゲの表情が好き。


【水神様】降臨。
リハの時は、スタッフさんが雨を降らせていたという、クランクインのシーン。
本番では、ハンパじゃない天然の雨が振ってきたということで、画面も暗い!
分かりにくいですが、この本堂の前にシゲがいます。


これもまた見えにくい画でスミマセン。三四郎と乙美の出会いのシーンですね。
えーと、右側の番傘さしてるのが乙美で、左側、傘も差さずに立ってるのが三四郎。てか、三四郎がどこにいるかわかります?
大雨のおかげで臨場感たっぷり。さすがは水神様シゲ。


カーペンターズの『Yesterday Once More』が流れる中、切れてしまった乙美の下駄の鼻緒を直してあげるシーン。
ここでのシゲが、水もしたたるイイ男っぷりを見せてくれます。
手ぬぐいをビーッと引き裂いてですね、手際よく下駄の鼻緒を直していくわけですけども、着物の袖が綻んじゃってるのを乙美にクスッと笑われちゃったりするんですよ。
まあ、この【袖の綻び】は、ストーリーのキーワードだったりします。


恋愛の王道?
手ぬぐいを拾った乙美から受け取ろうとして、思わず上からガッと・・・ってなるかフツー?

でも、シゲの手がクローズアップされてるこのシーンは好き。
岡田君ほどパーフェクトな手じゃないけど、シゲの手は好き。


どんだけこのシーンのシゲが好きなんだ?ってことですよね(笑)
この何か言いたそうだけど言えない、ちょっと躊躇ってる、不器用そうな感じ。
ここで見せるシゲの表情がとても素敵。


このシーンのキャプチャー、多くね?(笑)
男は語らず黙して立ち去る、のシーンです。
シゲさん、高下駄で走ってます!!
ラジオで、「高下駄はいて、階段の上り下りが出来ない」と泣き言を言っていたシゲですけども、クランクインまでにはちゃんと間に合わせてきたんですねー
頑張ったね、シゲさん。


乙美の勤め先の牛鍋屋の牛鍋。
いまひとつ美味しそうな感じが伝わってこない画像で申し訳ないですけども。
かたせ梨乃さん演じる女将お仙が、乙美を実の娘のように可愛がってます。
警視庁で開催される武術大会に、乙美の父親が出場すると知って、牛肉と卵を手土産に持たせてくれるのですが・・・

お父さんと水入らずで夕餉をいただいていた所へ、ズカズカと入ってきたのは・・・

このあと三四郎の宿敵となる檜垣源之助。
乙美の父であり、良移心当流の師範、村井半助の一番弟子。
乙美が「この世で一番嫌い」な男。
演じる浪岡さんのクールな面構えがめっちゃええです。
ついこの前まで酒びたりだった師範に向かって、「師範とは名ばかり」と罵倒し、自分に師範の座と乙美を譲れと迫る、いかにもってな敵役。


武術大会でその村井の相手となるのが三四郎。
何を思いついたか、木の上から宙返りの練習中。
バック転もバック宙も出来ないシゲですけども・・・というか、シゲじゃこの木の上にさえ登れないよ・・・と思ってしまう、悲しいファン心理。
水神様ですけど、晴れ男の風間君と一緒のシーンで天気は晴天。

肝心の宙返りですけども、2回とも失敗。
三四郎「どこが悪かった?」
大三郎「しいて言えば・・・最初と・・・途中と・・・それから最後?」
って全部やん!!


でもって、突然の鹿鳴館訪問。
師範に言われてやってきた二人ですけども・・・場違いだよね?
めっちゃ浮いてますよお二人さん。でも、この2ショット、好き。

大三郎「おい、抱き合って踊ってるよー (←嬉しそう)」
三四郎「ふしだらな (←きっぱり)」


【裸の少年】鹿鳴館ロケ?
食べ物を前にしてめっちゃ嬉しそうな大三郎と、よくそんなもの食えるな、とでも言いたそうな、苦虫をつぶしたような顔の三四郎。
このですね、袖の下で腕組んでるシゲのですね、腕のところに見える筋がたまりませんのです!

「西洋かぶれは性に合わん。帰る」
と舞踏会場からいったん外へ出た三四郎ですけども、ここで外国人の男に迫られている、日本人の女性の姿を見た途端に部屋に飛び込んで、「やめろ!」と正義のヒーローぶりを発揮して、男を背負い投げ。

三四郎「(女性に)大丈夫ですか?」
女性「この野蛮人!」
パシーンと女性からいきなりの平手打ち。


この気の強い女性が、中越典子演じる南小路子爵のご令嬢高子さま。
衝撃的な出会いです。あまりにも衝撃的すぎて、恋に落ちなかったのかもしれません。
三四郎が投げ飛ばした相手は、外国公館の方で、男性に迫られてのイヤイヤは淑女の嗜みなのだと説明する高子に、「自分を安く売っていいわけないだろ!」という三四郎の言葉が、どうやら高子の心に響いたようで、警察沙汰になる前に三四郎を逃がすお嬢様。


そして登場しました、南小路子爵。
小日向さんですよー 口ひげがあやしすぎますよー(笑)
このお父様の娘が高子と乙美なわけですよ。どちらもお母様似なのですね。
ここで、高子は父に尋ねて、さっきの野蛮人の名前が「姿三四郎」だということを知るわけです。

鹿鳴館を後にした三四郎は、帰り道に通りかかった神社で乙美と再会。
戦勝祈願のために訪れたという乙美の話から、武術大会で自分が闘う相手が乙美の父親だと知ってしまうわけです。
父親に勝ってもらわないと、大嫌いな檜垣に強引にモノにされてしまうので、どうしても父親には姿三四郎に勝ってほしいのだと言う乙美の言葉に戸惑いつつも、「ご武運を心からお祈りしています」と、自分を名乗ることなくその場を立ち去る三四郎。

で、大会当日。

警視庁にも行かずに、道場で悩んでいる三四郎。
「ブス恋」の時も思ったんだけど、シゲってなにげに背中が広いよね。ちゃんと鍛えれば、岡田君みたいになれると思うんだけど。
「勝ちたくない、でも負けたくない」と、押し問答みたいなことを言う三四郎に、野川由美子さん演じる道場の住込み女中おせいさんに、「今、あんたが逃げても、村井先生は喜ばないと思うよ」と諭されて、ついに三四郎は武術会場へ。


橋本さとしさん演じる村井半助。めっちゃ強そう。
てか、このドラマの中で実質一番強いんじゃないか?

ま、とにかく。私的にこの対決がめっちゃ楽しみだったんよ!
といっても、一番先に終わっちゃうけど。
橋本さん!どうでしたか?加藤成亮君のアクションは?
劇団新感線の舞台でも通用しそうですか?!
前にも話しましたけど、私の夢なんですよ。シゲの劇団新感線での舞台デビュー。
舞台で走り回るシゲをめっちゃ観たいですー


必殺技と知らずに技をかけた『山嵐』・・・の後。
橋本さんが宙を飛んでってましたね。その威力で壁を破壊するほどの強さです。
宙を飛ぶといえば、ここではシゲのワイヤーアクションも随所に見られました。
何度も言いますが、バック転もバック宙も出来ないシゲですけども、すっごいクルクル回ってました。
それはカッコいいんですけど、あんなに回っちゃって、今度のコンサートでネタにされないか、それが心配です(笑)


武術大会に父親の代わりに来ていた高子様。
後日、道場を訪れて三四郎を呼び出し、これからの日本には男女の自由な交際が必要なの、と講釈をたれた挙句、「あなたが好き」と告ってました。
すげーな、お嬢様。
つーか、モテモテじゃん、三四郎!


そんな二人のやりとりを覗き見していたこの二人。
びっくりして伸び上がったおせいさんの頭が、大三郎のアゴを直撃。
うーん、いい表情だよ、風ぽん。


「私とおつきあいすることは、あなたにとって、とても得になると思う」と、なんだかトップ営業マンの商談みたいな高子の強引なアタックに、なんと返事をしたらいいのか困っている三四郎のところへ、村井さんが亡くなったという報告が。


村井半助の通夜にやってきた三四郎。
黙って帰ろうとする三四郎を追ってきた乙美との2ショット・・・なんですが・・・
またもや水神様降臨。
通夜に訪れたときはまだ雨ではなかったんですけどね・・・
でも、雨の夜、とっても風情が出ていて、かえっていいんじゃないでしょうか。さすがです、シゲさん。


このとき乙美から渡された、村井からの手紙を読む三四郎。
ここで、乙美が村井の実の娘でないことが明かされるのですが、番宣を見ちゃったこちらとしては、「んなこと、小日向さんから聞いてて知ってたよ」ですよ?
まあつまり、乙美は南小路子爵の落としだねなんですね。高子とは腹違いの姉妹になるわけです。
そして、筋違いのことと分かりながらも、三四郎の志を見込んだ村井は、「乙美を守ってやってほしい」と三四郎にお願いするわけです。
ここでのシゲが、頑張って目だけでの演技を見せてくれます。
凛々しい眼差しがたまりません。
この表情を見てると、やっぱりシゲって時代劇に向くよね、と思うのです。
今度、時間のあるときに、「シゲにやってほしい役ベスト・・・5」でもやってみましょうかね。

乙美を守ってやってほしいという村井の遺言に一人悩む三四郎のところへ、戸田さんが檜垣に襲われた!と駆け込んできたのは大三郎。
三四郎を果し合いの場におびき出すため、戸田を狙い撃ちしたというわけですよ。


他流との果し合いを禁じている道場の掟を知りながら、乙美を守るためにも自分が行かねば、と果し合いの場へと向かう三四郎なのですけども・・・
この場所は牛さんたちがたむろってた場所ですね。
でもって【牛の爆弾】が転がってた所ですね。
で、三四郎さん、ここに到着したときはこの書生姿なのですけども・・・


見たところ更衣室のような場所はなかったと思うので、青空の下で柔道着に着替えたんだろうと思うのですが・・・
「おまえをおびき出すためなら手段を選ばぬ!」と言っていた檜垣なら、三四郎のお着替え中を襲いかかってもおかしくないですよね? ま、そうなると、ちょっと、違う方向の話に・・・(汗)

檜垣との決闘は、必殺技「山嵐」2回もかけた三四郎の勝利。
三四郎は、戦い倒れた檜垣に「なぜ、こんな戦いをしなくてはならないのか」と聞くのですけども、檜垣の答えは「おまえが強すぎるからだ」と。
そして「戦い続ける限り、おまえは何一つ守ることが出来ない」と言われてしまうわけです。三四郎、ショック・・・
地面に拳を叩きつけて絶叫してました・・・シゲ熱演。


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ここまでで一旦前編とします。