空のkiroku 雑記帳@goo

by 日蝕貧乏知恵者猫
この前、空を見上げたのはいつですか?☆彡
すぐ目の前にも美しさと不思議が溢れています!

谷角 靖写真集『AURORA-オーロラの空-』

2006-10-27 04:58:24 | (旧)雑記帳/オーロラ
谷角 靖写真集
 『AURORA-オーロラの空-』

 2006年10月31日発売
 青菁社
 1,680円(税込)
 60ページ。
(書影画像は谷角さんのご許可を頂き掲載しています。クリックすると大きな画像がご覧いただけます)

 谷角さんの2冊目の写真集。(処女作はオーロラの降る街
 おめでとうございます。
 前回よりも一回り小さくなりましたが、ハードカバーになってしっかりして、小脇に持ち歩けそうです。
 ブログでは、写真集からある作品を紹介されています。

 ほぼ撮りおろしで、1点を除いてフィルムで撮影されたものとのこと。
 (さて、どれがデジタルで撮影されたものでしょう?!)
 とにかくポジの色彩に忠実であることにこだわられたそうです。
 インクでの色合わせは大変なのでしょうね…。

 その出来たてホヤホヤの写真集が我が家に届き、皆さんよりもチョッピリ早く拝見するという幸せを頂きました。
(谷角さん、どうもありがとうございますっ♪)

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=soranokiroku-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4883500446&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=ACCCF5&bg1=ACCCF5&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0" align="right"></iframe> 表紙を拝見して真っ先に思い浮かんだのが、何故かゴッホの『花瓶のアイリス』で(あの絵は黄色の分量の方が多いのですが…^^;;)、その色彩をモネのタッチに置き換えたような…何故かそんな鮮烈なインスピレーションが湧き上がりました。

 春か秋、まだトップリとは暮れない菫色の空にグリーンのオーロラ。
 題字の色彩も相まって、どこかヨーロピアンな雰囲気を感じたりもして、優しげなのに強い印象のある表紙。(コンプリメンタリーorスプリット・コンプリメンタリー配色?良く分かりましぇ~ん。^^ゞ)
 この写真をチョイスされて、このように仕立て上げられた、その手腕にも脱帽。

 また(これには色々な意見があるかも知れませんが)キャプションは最小限で簡潔、撮影地と月の名前(Aprilなど)だけ。ページを繰るごとに光が色彩が踊り、見え隠れする様々な振る舞いに、想像の翼を羽ばたかせてくれます。
 そして、撮影者とユーコンの自然との関わりあいが、より一層深まったことを物語っているような気がするのですが、それはユーコンに根ざす決意表明の一端でしょうか。

コメント
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