インレー湖

バガンを後にした後はシャンへ州のインレー湖へ

シャン州、ここまで来ると感慨もひとしお。
高野秀行氏の「アヘン王国潜入記」の舞台が
シャン州にあるワ州（ミャンマーの支配が及んでいない自治区）なんである。

到着後、ニャウンシェの町をぶらぶら
小さな町なので、2時間もあれば周れる感じ。


ニャウンシェのマーケット


シャン州のパイナップル、
丁度シーズンで、劇的に美味しかった。

時間もあることなので、ボートをチャーターして
インレー湖に出ることに。

水上集落


インレー湖周辺はインター族が多い
彼らは櫂を足で漕ぐ風習がある



この人は、観光用のサービスですね

周辺にはタイ・ミャンマーに分布している首長族のカヤン族も。
多民族国家ミャンマー

この首のかざり、持たせてもらったけど
かなり重いです。絶対肩凝ると思うんだが。
まあ、頭支えるからなぁ、とも思う。

そうこうしているうちに、陽が落ちはじめ
雨季なので、夕日はイマイチだったのが残念

バガン 大平原

ミャンマーの最大の見どころといえばバガンの遺跡群である

エーヤワディー川周辺に広がる平原に
3000基を超える仏教建築が点在している

もちろん1日ではまわりきれないのでバガンに
3泊4日滞在することに



8月は雨期なので、雨はどうだろう？
と思っていたけどヤンゴン程は降らなかった
が、エーヤワディー川は大大大増水。
ニャンウーのShwe Na Di Guest House に泊まっていたのだが
ゲストハウスのすぐ近くまで、水が迫ってきていた。
川の中州にある村は完全に浸水…
まあ、たまにあるらしい


バガンに入る際は入域料を支払う
私は空港から入ったので空港で支払い
ガイドブックにはUSD20と書いていたが
値上がりしているようでUSD25になっていた
インフレが激しそうだ

初日はバガンエリアの雰囲気をつかむために
空港から宿まで送ってもらったタクシーの運ちゃんに交渉して
タクシーをチャーターすることにする


メイン道路を走り、遺跡群のエリアに入ってすぐに
正直、感動した
私がアメリカ人だったら「Amazing!」を連発していたに違いない


一つ一つの寺院もすばらしいが
建物の(寺院に登れる)上からみる平原の
幻想的な雰囲気が抜群に良いのである
雨季は天気の問題もあって運営していないが
乾季は早朝から熱気球に乗ることもできるので、おすすめ

バガン 地震

重い重い腰を上げて旅行記を書くことに

＊＊＊
今年の夏は、ミャンマーへ

ずっと行きたいと思っていたのに、
何故か後回しにしているうちに政権も変わってしまった

帰国して、10日後にバガンで大きな地震が発生
人的な被害はほとんど無かった様だが
さすがに3000基以上あるパゴダのうち400基ほどに被害が出た模様

日本でも報道されていたスラマニ寺院

大寺院のなかでも一番被害が出ているようで
尖塔部分が大きく崩れてしまったが
何度も修復を繰り返してきているので
じっくり修復して欲しい
オリジナル部分も被害を受けた様だけど…

スーチーさんも言ってる様に
ユネスコからのアドバイスを元に慎重に修復する様だ

軍事政権下時の様に力技で早急に進めるのではなく
地元の意思も組んだ修復になるといいな

今でもバガンはミャンマー仏教の聖地なのである。


ヤギは平和そう