しがないハナシ。

日常で感じたことを、ぽつぽつと更新中。

ウダイプル

2013-03-20 13:22:27 | インド
インド旅行、3つ目の都市は
湖の町、ウダイプルへ

ジャイサルメール、ジョードプルと
西インドは砂漠なのだけど
ウダイプルはいくつもの湖(人造湖)の水が
あったからこそ栄えた町
やはり灌漑施設って重要なのだね


街はビチョーラー湖を中心に
湖に浮かぶ(ように見える)タージレイクパレスや
シティパレスが見どころ。


到着したのは夜だったので、
そのまま丘の上のほうの小さなホテルへチェックイン
これは、きっと良い景色が観れるに違いない!
ということで「眺めのいい部屋にして!」との交渉はお忘れなく


清潔でかわいいホテルだった
窓際の少しせり上がったスペースが良い
ここでお茶などを飲むのだ
 

部屋の注意書きに「アルコールはありません」と書いてあったけど
ボーイさんに「ビール飲む?」と聞かれて
「もちろん!」と答えて出てきたキングフィッシャー
もちろんメニューには載ってない。

まあ、よくあることだ。

サム砂丘

2013-03-17 15:46:09 | インド
忘れた頃にインドネタ

年越しは、ジャイサルメールの西約41kmの場所
パキスタン東部に位置する砂漠で

初日の出は見れなかったけど
サンセットは最高に美しかった。


パキスタンへの国境が近いこともあり
ジャイサルメールも、この砂漠にも軍隊がたくさん
(ここの国境は、カシミールほどシリアスでは無い)


数か月前に雨が結構降ったらしく、緑が結構あった。
あと、残念なことに観光客の増加に伴い、
ゴミが結構捨ててあった。

夜はテントホテルで。
ベッドもトイレもついてます。

ごはんはイマイチ、あとサービスもイマイチ。
(他のテントホテルはそうでも無いらしい)


ジプシーの踊り子
(最近はジプシーという単語は差別用語らしく使わないらしい)
ミラーワークの施された民族衣装が美しかった。

しかし、この姉ちゃんにやたらステージに上がれと強要された…
外国人が私達しかいなかったので。


ラクダの乗り心地は結構よかったです。
おもしろかった。

ジャイサールメール

2013-02-02 18:16:19 | インド
タール砂漠の入り口であるジョードプルを発ち、
オアシス都市であるジャイサルメールへ

ジャイサルメールの由来は
ジャイサール王の、メールは丘?だったと思う

かつてはシルクロードの拠点となり栄えた町は、
通称ゴールドシティ


夕日のあたる、ジャイサルメールフォートは
本当に美しかった


フォートに入る門の中央にはガネーシャ
左右にはサティで亡くなった妃たちの手形が残る


■サティ
ヒンドゥー社会における慣行で、
寡婦が夫の亡骸とともに焼身自殺をすること
(ウィキペディアより抜粋)

この手形、ジョードプルのフォートでも見かけたけど
何とも恐ろしい慣行だ…
20世紀に入ってほぼ無くなったようだけど


旧市街は結構きれいに掃除されていた

砂漠なので埃っぽいのか
お母さん達が、水を流してせっせと玄関先を箒で掃いていた


そうそう、西の方は絞り染めも有名なのだ
干されている洗い物を見てるだけでも楽しい

民家の玄関扉の周辺には、
こんな感じの装飾をしているお家がたくさん

この辺りの習慣らしく
入居した日や、結婚した日などが書かれているそうだ
結婚式の日程を書いて、招待状のような役割も果たすのだとか



ブルーシティ

2013-01-31 00:43:41 | インド
で、結局どこに行ったかというと
西インドのラジャスタンへ行ってきました。

タール砂漠の玄関口である、
ブルーシティと呼ばれるジョードプルへ。
ちょっと霧がかっていて残念だけど
岡の上にあるメラーヘンガルフォートからみる街は青い。


壁を青色に塗りはじめた理由は、
ブラフマン(僧侶の階級)の家を示すとか、
家の中の温度を下げるためなど諸説ある模様。

街の中心にあるメラーヘンガルフォートは
城壁の立派な砦だった
さぞや金と権力を持っていたのだろう。
 

ジョードプルという街は
ジョーダという王様(マハラジャ)の町(プル)という意味。
ちなみに、「プル」というのはヒンズー教徒の町。
アウランガバードなどのように
「バード」というのは、イスラム教徒の町の意味なんだそうだ。

そういえば、イギリスから独立するときに
ヒンズー教徒の国としてインドが
イスラム教徒の国としてパキスタンが独立したけど、
パキスタンの首都はイスラマバード、
「イスラムの町」ってことかぁ、と納得。

ジョードプルのサモサ屋
サモサはどこで食べても、めっちゃ美味かった。




そういえば、ラジャスタン州の「スタン」は
国という意味なのかな?
カザフスタンとかアフガニスタンの
「スタン」が国という意味なので。

インデラ・ガンディー空港

2013-01-27 08:45:09 | インド
そんなこんなで、初インド

関空発、北京経由でデリーに到着早々、
バゲッジクレームのトーマスクックで
いつも隣の席で仕事をしている部長(と奥様)に遭遇。
が、そのまま声をかけずにスルー

帰国後、「空港で見かけましたよ」と言うと、
「(スルーされると)寂しいので、声かけて!」と言われました。


このデリーの空港、インデラ・ガンディー空港は、
女性元首相のインデラ・ガンディーに由来。
インドは、日本では未だ存在しない女性首相を
50年近くも前に排出している国だ。
(もちろんいろんなお家諸事情も含め、首相になったのだろうけど)

一方で、昨年末から日本でも報道されている
集団レイプ事件にみられるような、
女性の人権を軽視する風潮も根強く残っている。

この事件はインドでも非常に大きなニュースのようで、
連日ニュースで報道されていた。
どこでもこの事件の話になったし、
民家にお邪魔したときも、お母さんもとても怒っていた。

私と話をしたインド人は、
ある程度学歴、もしくは国際感覚のある人達ばかりだったので
もっと田舎や貧困層、下層階級の人は
感覚が違う人もいるのだろうね。

ほんの10日足らずの滞在で、何が分かった訳では無いけれど
何ともアンバランスだと思った。

「長距離バスに乗るときは気を付けてね。」
と帰国後に母から言われました。


写真が1枚も無いので、女性の写真を

ジョードプルにて