しがないハナシ。

日常で感じたことを、ぽつぽつと更新中。

坊主の女性達

2015-01-07 22:01:33 | カンボジア
カンボジアで、頭を丸めた高齢の女性をよくみかけました。



何でやろかー?と思っていたのですが
齢をとって、働かなくなると、お寺通いをされるそう。
在家で出家する感じですかね。


タイやミャンマーなどの上座部仏教の僧侶は、
基本的に生活のための仕事はしません。
(だから、托鉢文化がある)
なので、お寺の食事などは、近所の高齢の女性がお手伝いしているそう。


あとは、元々黒髪だったのが、白髪に変化してしまうと、
それはもう自分のものでは無い、と考えるようで髪を落としてしまう、とも。
これは、仏教で言うところの
『無所有戒(不要の財物は持たない)』にあたるのかな?と思いますが、
その辺の仏教的な理念は、言葉の壁のためうまく理解できませんでした。

その他にも、旦那さんなどを亡くした場合、
喪に服すため頭を丸める、という風習もあるようです。

自然と保全

2015-01-03 22:52:53 | カンボジア
遺跡は、その他にタ・プロームや、
郊外のベンメリアまで足をのばしたりしました。

アンコールワットや、バイヨンのように
修復が進む遺跡もあれば、ベンメリアのように、
そのままにされた遺跡もあります。

 

さすがに、数年前に歩道がつけられたそうで、
昔はもっと自由に歩きまわれた模様。

タ・プロームは、インドのASIが修復しているようですが、
自然の力を明らかにするため、樹木の除去や、
本格的な石の積み直しをしないままの状態。



 

しかし、写真のとおり、それもそろそろ限界に。
このまま放置すると、数十年後にはこの遺跡は
形を変えてしまうと思われます。



諸行無常や、と言われればそうなんですが、
今後は、どのような形で保全されるのかな…?

クロラン

2015-01-01 15:05:02 | カンボジア
カンボジア出発前日に、たまたま友人に教えてもらった「クロラン」



いろんなとこでみかけましたが
ベンメリアに行く途中の道路で、
たくさん露店がでていました


ガイドさんがいつも買っていると思われるお店へ

「何でこのお店で買うの?」と聞いたら
「ここで作ってるから」とのこと
他の所は、前日の残りとかもまじってるから
出来立てを買うんだ、と言ってました。

竹はこの辺りのものではなく、
他の所から運んでくるそうですが、
これに、もち米、豆、ココナッツミルクを詰めて火を通します。


超直火で焼いてました。
どこの水ですか?という茶色い水をぶかけながら焼く。


焼いて、皮をはいで、焼くというのを繰り返して、出来上がり。


お姉さんが、食べ易いように竹を割ってくれたので、いただきます。
熱くて、手がベタベタだったので、写真がありません。

日本でいうとこの、甘いお赤飯みたいで美味しかったです。
けっこう油っぽかったので、「油使ってるの?」ときいたら
「ココナッツミルクの油分よ~」と言われました。
なるほど。かなりコクがありました。

ちなみに、遺跡の帰りにもガイドさんは購入してました。
お土産にすんのかな?





トンレサップ湖

2014-12-30 11:00:11 | カンボジア
シェムリアップから車で30分くらいのところにある湖へ

ここは水上集落があるそうなので
船に乗せて貰うことに



湖自体は、かなり大きいです
海のようだった

民家 
 
この辺りの人は、漁業で生計を立てているのかしら?

学校


この集落は、けっこうこじんまりしてましたね。
もっと大きい集落が他にあるのかしら…?

ブルネイのカンポンアイルとくらべると
かなり物足りない感じ…


それより、シェムリアップ中心部からトンレサップ湖までの道沿いに
ハンモックレストランがたくさんあって、
すごい良さそうでした~
ここで、飯を食べたりハンモックに揺られて
昼寝したりして、のんびり過ごしたい!!!

そういえば、シェムリアップは、
ハンモック文化が発達しとった
日中の暑い時間は木陰でゆらゆらするんですかね?


カンボジアシルク

2014-12-30 10:58:08 | カンボジア
遺跡の話ばかりも何なので、布の話を

カンボジアといえばカンボジアシルク
その技術は内戦で消えようとしていたけれど
復興が進むにつれて、とっておきの一張羅を
伝統の絹織物で仕立てることに注目がされているそう

シェムリアップ市街に、クメール伝統織物研究所があったので行くことに
こちら、絹織物の復興や技術者の育成をされているNPO
代表の森本さんは、ときどきメディアでもお見かけします

ここでは、繭から育てて、糸を引き、染め、
そして織りまでを一貫して行っているそう。
是非、メイド・イン・カンボジアのものが欲しかったので
そちらで探すことに。

建物の1Fでは作業が行われていました
  

2Fはショップになっていて
購入したのはこちらのストール


向こうの物価からすると相当高価なお買い物でした
「オール・メイド・イン・カンボジアだからね」と
トゥク・トゥクの兄ちゃんが言ってました
全部、手仕事やしな…桑の葉から育ててるしね

しかし、絣(かすり)が美しすぎた…
高すぎて購入できんかったけど