眠れないので、ブログを更新することにする。
しかも、10年以上前の思い出しレビューだ。
夏に映画が公開されるらしい。
原作はずいぶん昔に読んだ。
高校生だったので、随分背伸びをしていたものだなぁ
男女の機微なんて、まだ分からない年頃だったし
(そして今も分かりません)
愛と衝動で動く主人公、知子は、
愛が深いのか、情に篤いのか、臆病なのか、残酷なのか
完全に「だめんず・うぉ~か~」だと思う
妻子ある年上の作家、慎吾はタヌキ
でも、きっと誰よりも大人で
4人の間の微妙なバランスを取っているのも彼なんだろうね
世に言う草食系男子、という言葉が出てきたとき
私は、この本に出てくる年下の男・涼太を思い出した
「植物的な」と形容されていた場面があった気がするんだけど…
主人公は、どうしようも無く二人の男の間を彷徨うのだけど、
慎吾と涼太の関係も、慎吾の妻と知子の関係も
大人の世界すぎて分からなかったなぁ。
そういえば途中まで、最後は全員死んでしまうんじゃ無いか、
と思いながら読んだことを覚えている。
純文学は、あまり面白いと思って読むことはなかったけど、
この本は、今思い出せば面白いような気がする。
作品としては、今から50年前に発表されたものだし
瀬戸内寂聴の私小説でもある。
また、読み直そうかな。
映画主演の満島ひかりは、NHKの『開拓者たち』のときに思ったが、
いい女優さんだな。
しかも、10年以上前の思い出しレビューだ。
夏に映画が公開されるらしい。
原作はずいぶん昔に読んだ。
高校生だったので、随分背伸びをしていたものだなぁ
男女の機微なんて、まだ分からない年頃だったし
(そして今も分かりません)
愛と衝動で動く主人公、知子は、
愛が深いのか、情に篤いのか、臆病なのか、残酷なのか
完全に「だめんず・うぉ~か~」だと思う
妻子ある年上の作家、慎吾はタヌキ
でも、きっと誰よりも大人で
4人の間の微妙なバランスを取っているのも彼なんだろうね
世に言う草食系男子、という言葉が出てきたとき
私は、この本に出てくる年下の男・涼太を思い出した
「植物的な」と形容されていた場面があった気がするんだけど…
主人公は、どうしようも無く二人の男の間を彷徨うのだけど、
慎吾と涼太の関係も、慎吾の妻と知子の関係も
大人の世界すぎて分からなかったなぁ。
そういえば途中まで、最後は全員死んでしまうんじゃ無いか、
と思いながら読んだことを覚えている。
純文学は、あまり面白いと思って読むことはなかったけど、
この本は、今思い出せば面白いような気がする。
作品としては、今から50年前に発表されたものだし
瀬戸内寂聴の私小説でもある。
また、読み直そうかな。
映画主演の満島ひかりは、NHKの『開拓者たち』のときに思ったが、
いい女優さんだな。