全くもって、何で今まで読んでなかったんだろうか。
いつか、東欧かロシアへ行くときに読もうと思って取っていたのだけど、
寒くて眠れなかったので、おもむろに手に取って読み始めたら、止まらないのである。
***
ロシア語通訳、作家として活躍された米原万里さんが、
(中学生の頃、コメンテーターとして出演されていた
TBS系の『ブロードキャスター』、毎週見てました)
子供時代を過ごしたチェコスロバキア プラハでの
旧ソ連学校時代の旧友3名を探しだすノンフィクション。
彼女がチェコを去ってから、31年の間にソ連は崩壊し、
ユーゴスラビアも民族紛争が勃発し今では5ヵ国に分裂。
ソ連のインターナショナルスクールに通う子供達は
小さいながらも各々、国や民族を背負っていて、
今の私が考えるより、ずっと近くに政治が近くにあった時代。
旧友達を探しだし、再会を果たすが、
「再会できてよかったね」だけでは無い、
何とも重い読後感が残った。
特にアーニャの話は思うところがあり過ぎる。
スピード感もあって、読ませる本なので是非。
旧ソ連の国に行くときは、この本片手に旅したい。
NHKで制作された
『世界わが心の旅 プラハ 4つの国の同級生』
を元に書かれた書籍のようなので、YouTubeで動画もみたけど、
書籍の方が心情などが細かく書かれているので、
こちらを読んでから動画をみることをおススメする。
書籍から受ける印象とは、また違うかも。
いつか、東欧かロシアへ行くときに読もうと思って取っていたのだけど、
寒くて眠れなかったので、おもむろに手に取って読み始めたら、止まらないのである。
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ロシア語通訳、作家として活躍された米原万里さんが、
(中学生の頃、コメンテーターとして出演されていた
TBS系の『ブロードキャスター』、毎週見てました)
子供時代を過ごしたチェコスロバキア プラハでの
旧ソ連学校時代の旧友3名を探しだすノンフィクション。
彼女がチェコを去ってから、31年の間にソ連は崩壊し、
ユーゴスラビアも民族紛争が勃発し今では5ヵ国に分裂。
ソ連のインターナショナルスクールに通う子供達は
小さいながらも各々、国や民族を背負っていて、
今の私が考えるより、ずっと近くに政治が近くにあった時代。
旧友達を探しだし、再会を果たすが、
「再会できてよかったね」だけでは無い、
何とも重い読後感が残った。
特にアーニャの話は思うところがあり過ぎる。
スピード感もあって、読ませる本なので是非。
旧ソ連の国に行くときは、この本片手に旅したい。
NHKで制作された
『世界わが心の旅 プラハ 4つの国の同級生』
を元に書かれた書籍のようなので、YouTubeで動画もみたけど、
書籍の方が心情などが細かく書かれているので、
こちらを読んでから動画をみることをおススメする。
書籍から受ける印象とは、また違うかも。