しがないハナシ。

日常で感じたことを、ぽつぽつと更新中。

絨毯

2016-05-30 00:23:19 | トルクメニスタン
久しぶりに中国に行きたいなぁと思っていたら
NHKで『シルクロード』シリーズのいくつかを再放送していた。
あ、中国広いですが、タクラマカン砂漠から、麗江までどんと来いデス。

*****
さて、今回トルクメニスタンでの戦利品。

1点勝負、コレ!


絨毯。

柄は伝統的な、テケ族の柄。
トルクメニスタンの国旗にも5つの絨毯の柄がデザインされてますが
一番上の柄ですね。


そしてトルクメンといえば、赤なのです。
茜で染められてます。手仕事です。
織りももちろんハンドメイドです。

なかなか買えそうなお店に入る機会が無く、
お店に入ったら、大興奮のため失神するかと思いました。

クレジットカードがほとんど使えないだろうと言う事だったので、
絨毯買うために、高額ドルを握りしめ&スーツケースで行きましたよ。
日本出国時から準備万端。

ちゃんと政府の証明書発行してくれました


この書類が結構大事で、
「もし、セキュリティで荷物のチェックされたら、
 この書類出してね。絶対、失くさないで!」
と、書類を作成してくれたお姉さん。
絨毯の持ち出しが結構厳しいのである。

結果的には、荷物のオープンチェクも無く、
無事持って帰ってこれたのでした!

過去に目を閉ざす者は、現在に対してもやはり盲目となる

2016-05-29 13:25:19 | しがない話

呑気に、mont-bellで登山靴を選んでいるときに、
広島では歴史的なスピーチが行われていた様だ。

早速、動画と全文をチェック。
単純に泣けてきた。
(スピーチライターってすごい)

しかし、思う事もある。
原爆投下の地に持ち込まれた、核のフットボール。

そしてもう一方で、
現職のうちによく訪問できたな、とも思う。

理想を語ってもいいと思うし、
というより、理想がなければ始まらないので。
大事なのは、理想と現実のギャップを
どこまで埋められるのかということ。

今回の訪問で、具体的な進展は無かったけれど
現職の米国大統領が広島を訪れたということに、
意味があったと思っている。

「謝罪」が無かったとこに対しては、
私は、「今回は無くても良いけど」という考え方である。
(被爆した人達は、今回の訪問をどう思ってるのかなぁ)


日本だって、今となってはアメリカの核の下に守られている。
世界は矛盾だらけなのである。


「過去に目を閉ざす者は、現在に対してもやはり盲目となる」
とドイツのヴァイツゼッカー元大統領が言っていた。

アシガバッド

2016-05-23 00:39:56 | トルクメニスタン
トルクメニスタンの首都はアシガバッド

イランに近いこの都市は
ペルシャ語で、アシガが「愛」、バードが「街」を意味するのである。

愛の街は、真っ白でした!

これ、全部大理石。
首都の都市計画に金かけ過ぎ。

マンションとかも多いみたいで、
元々その土地に住んでた人達も住んでいる模様。
(しかし、立ち退きを拒否ったらどうなるのかは謎)


夜はギラギラしてます。
しかし、ほとんど人が出歩いていないので
いったい誰のためのイルミネーションなのかナゾ。

政府の建物とかは、撮影禁止(もちろん空港も)
ガイドにもドライバーにも撮らないでってめっちゃ言われたー
警察官が、めっちゃ見張ってます。
写真撮ってるのを見つけるとすっ飛んで来る。


白い町のアシガバッドの周りはもちろん砂漠
砂漠帰りの車は、ドロドロのまま中心部へ入ることは許されないため
要洗車なのである。

一応、関所的なところでチェックされるようなので
その手前に洗車屋さんがあった。


地獄の門

2016-05-21 00:19:49 | トルクメニスタン
さて、何で今回トルクメニスタンなのかというと
ダルヴァザのカラクム砂漠のどまん中にある
『地獄の門』に行きたかったのである。

四駆で、延々とこんな道を走って
(砂漠のど真ん中ですからね)


こんな道に入って


ちょっと走ると


到着

昼間よりやっぱ夜だな。
ということで、テントサイトに移動。
本日は、こちらに宿泊です。


ユルタも。3つくらい建ってました。
現地の旅行会社が所有(運営)してるっぽくて
ユルタの周囲に、テントが張ってあった。

ユルタの中は、けっこう暖かかった。
絨毯とかフェルトとかをたくさん使ってて、遊牧民の知恵すごいです。


夕食を食べて陽が沈んだ後、てくてく歩いて再び地獄の門へ
火の光を目指して砂地を歩きます。

おお!燃えている。

大迫力。結局2時間くらい見てました。

地獄の門の成り立ちは、
1971年に旧ソ連がガスの調査をしていたところ、落盤事故が発生。
結局ガスの採掘はあきらめることになったが、有毒ガスを含むガスが発生。
遊牧民の家畜などへの影響を食い止めるため、有毒ガスを燃やすため点火。
当初の見積もりでは、数週間で消えると予測されていたのが
結局40年経った今でも燃え続けているという・・・

何年か前にナショナル・ジオグラフィックが
燃焼温度の調査に入ったそうで、場所によって温度が違うとか。
ちなみに、そのとき耐火服を着た調査員が、
ヘリ?からワイヤーロープで穴の中に降りたらしいのだが、そのワイヤーが途中で断線。
作業員は落下。(きっと助かっているハズ)
今もコゲコゲのワイヤーが穴に落ちてました。

そして、トルクメニスタン政府は、
ここで亡くなった人はいないと発表しているそうですが、
そもそも落盤事故の時点で怪しいと思うんだけどな。
別に立ち入り禁止区域設定されてないし、内側から崩れてるっぽいしな。
さすが、報道の自由度ランキングワースト2位です。
(ちなみにワーストは北朝鮮。)


明け方も。



明りが全くないので、夜は星がキレイでした。
地獄の門から、数百メートル離れたところにテントがあったけど
ゴーゴーと燃える音が聞こえてたのが印象的。
音って結構記憶に残るんだな。

しがない話

2016-05-14 17:56:18 | しがない話
久しぶりに体のメンテナンスを実施。
さすがにGWの旅行で疲れた模様で
先週はグズグズでした。
しかし、グズグズでも仕事はやって来るのだよ。。。

さてさてGWの旅行から帰ってくると
アルジェリアからエアメール


そろそろ、アフリカにも行ってもいいなぁと思うこのごろ。


さて、このGWはウズベキスタン経由でトルクメニスタンに行っておりました。

行きの飛行機で、2年前にコーカサスでお会いした人と同じ便だったり、
何年か前に多分どこかのツアーでご一緒したおじさまと再会したり。
(再会してお互い、会ったことありますよね・・・?となったが、
 どこで会ったか覚えてない)
結局、狭いコミュニティで活動してんな、と思ったのであります。

ぼちぼち、日記を上げていこうと思うので
お付き合いくだされ。