アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Phineas Newborn(Phineas Rainbow)

2016年01月11日 23時49分39秒 | ジャズ







今宵の一枚はまたまたPhineas Newborn。最近すっかりお気に入りだ。録音は1956年10月、レーベルはRCA。このアルバム、あたかもPhineasのone man showの如くで、10曲中4曲がsolo。縦横に88鍵の上を華麗に舞う、といった感じでとにかく音数が多く、複雑な音をこれでもかと醸し出している。モノーラル録音ながら、いやだからこそ彼の特徴が浮き彫りにされ、圧巻の演奏である。お馴染みLand' endがまるで別の曲のようだ。classicの香りがそこかしこにする。テクニック、センスとも聴けば聴くほど凄味を感じる。日本ではあまり有名にならなかったかもしれないが、Jazz pianoを語る上では欠くことができない。最近、強く感じている。

guitarのCalvin Newbornは実弟。


side A

1.Overtime

2.Angel eyes

3.Come to baby,do

4,Stairway to the stars

5.Land's end


side B

1.Clarisse

2.She

3.The tin den

4.Autumn in New York

5.What is this thing called love

(personnel)

Phineas Newborn(piano)

George Joyner (bass)

Philly Joe Jones (drums)

Calvin Newborn (guitar)