アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Dorothy Donegan(The Explosive)

2016年01月14日 00時30分24秒 | ジャズ







今宵の一枚はDorothy DoneganのThe Explosive。録音は1980年3月、レーベルはprogressive records。日本ではほとんど無名に近いDorothy Donega。僕もこのアルバムしか持っていない。どこかで聴いたことある名前だなぁ、程度の知識しかなくなんとなく手に取ってみたのが、購入のきっかけ。針を落としてビックリ。強烈なタッチは男勝りで打音の強さに驚かされる。テクニックも超一流、Oscar Petersonも真青の超絶技量で圧倒された。何より音の色彩感が素晴らしく、パレットに広げたたくさんの絵の具のように実に多くの音が紡ぎだされ、魔法のように美しい。Oscar Petersonが色褪せるほどでこんな凄いpianistはなかなかお目に罹れない。脱帽である。


side A

1.Lover

2.The lady is a tramp

3.I like the likes of you

4.Lover for sale

side B

1.The man I love

2.Donegan's blues

3.wave

4.St.louis blues


(personnel)

Dorothy Donegan(piano)

Ray Mosca(drums)

Jerome Hunter(bass)