アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Oscar Peterson(Reunion blues)

2016年01月13日 00時14分45秒 | ジャズ







今宵の一枚はOscar PetersonのReunion blues。録音は1971年1月、レーベルはMPS。豪華な顔合わせだ。Peterson、Jackson、Brownの三人は浅からぬ縁があるそうで、ずっと仲が良いそうな。久しぶりにPetersonのpianoを聴いたが流れるようなスムーズでリリカルな演奏はやはり魅力的。Phineas Newbornとはハッキリ違う個性だが、テクニックの凄さはまさに双璧というべきで、完璧。Milt Jacksonのvibと音がよく絡む。Brownのbassもしっかり存在感を主張しリズムの基調を醸し出している。Louis Hayesのdrumsは終始控えめながら、キッチリとリズムを刻む。ハイハットのsoundが素敵だ。

録音が比較的新しいせいかなかなか音が良い。左右のバランス、各楽器の音が明確で音の粒立ちも素晴らしい。A面1曲目がStonesのSatisfaction、Jazz風にアレンジされ原曲とはずいぶんと趣が違い驚かされる。珍しい1曲である。


side A

1.Satisfaction

2.Dream of you

3.Someday my prince will come

4.A time for love


side B

1.Reunion blues

2.When I fall in love

3.Red top


(personnel)

Oscar Peterson(piano)

Milt Jackson(vib)

Ray Brown(bass)

Louis Hayes(drums)