アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

アート・ファーマー

2014年12月16日 00時42分50秒 | ジャズ


今日は寒い。朝7時の駅頭外気温計はなんとマイナス1度、でもって19時は4度。でも夜の帳に覆われた後者の方が寒かった。室温も上がらない。リスニングルーム兼寝室、エアコン&電気ストーブ全開でも2時間経過しても15度。アナログは最後の30分だけ。(笑)


今宵の友はArt Farmerの「Yesterday's thougts」1974年のアルバム。Art Farmer&Cedar Walton Trioの演奏である。2曲目のHow insenstiveが好き。リリカルなCedarのピアノが素晴らしく、擦り切れるほどに聴きこんだものだ。今回久々に針を落とし、存分に堪能。このアルバム、East Windという日本のレーベルです。ジャケットデザインは石岡玲子(りょうこ)。 石岡瑛子の妹さんです。センス良いですな。


アナログVSデジタル、どうやら拙宅のシステムではアナログが勝っているようだ。CDだとどうも音が平板になりやすい。分離は良いのだが音が「軽い」気がする。もちろんアルバムによっては、ビックリするほどリアルな、生っぽい音も奏でるのだが。不思議と旧い録音の方が総じて音が良い。いや、よく聞える。(笑)もう少し聴き込み不満点を洗い出したい。
まずはCDプレーヤーの交換かなぁ。

中本マリ

2014年12月15日 00時45分50秒 | ジャズ







今日はアナログ三昧、午後一でアナログプレーヤーが到着し、10時間以上休むことなく音を流していた。車仲間でありオーディオ仲間でもある友人のT氏も参戦し、ミニミニオーディオオフ緊急開催となった。(笑)
CDに比べると明らかに音が厚く、重心が下がる。より生っぽい音である。とはいえ、カートリッジは103に固定で他の音は聴いていないので、あくまで103での出音。同じMCでもより出力の低いタイプやMMで鳴らすと、また別の世界が見えるだろう。

LPをとっかえひっかえ聴きまくったが白眉は中本マリ。個人手に一押しのVocalである。写真は「Body&Soul」で1994年のライブ開催時に頂いたサイン。あいにく名前は忘れたが著名な外人ミュージシャンのライブとかち合ってしまい、わずか20名ほどの観客でちょっと寂しいライブだった記憶がある。その分、アットホームで彼女との距離が近くファンとしてはうれしいひと時だった。


しかしLPの置き場所に困ったなぁ。まだ全体の1/3にも満たず残りは実家にあるのだが。CDも全部出したら置き場所が、ない。

ソニークラーク

2014年12月14日 01時05分17秒 | ジャズ




今宵はSonny ClarkのCool Struttin'。このジャケット余りに有名ですな。アルバムの中身より外見が話題になったのはこれぐらいかな。?とにかくJazzを聴かない人もこのジャケットだけは知っている、と。実際、そういう女性の方知ってます。(笑)個人的にはArt FarmerのトランペットとJackie Macleanのアルトが出色の出来では、と思う。なぜか肝心かなめ、リーダーのSonnyのピアノがいまいち、かなぁ。?  


CDプレーヤーはPioneerのPDT-04、定価60,000円の安物だがこれがなかなか凝った造り。TEACのVRDSと構造的には似ているターンテーブル方式。ガッチリとCDを保持、レーザーを上から当てる。実はアナログプレーヤー以上に振動に弱いCDプレーヤー。効果大である。筐体は上級に比べるとショボイが回路的にはさほど遜色はない。Pionerrハメン手ナンスをキッチリとかつ良心的な価格で提供しているので、上級機であるPDT07でも入手したいところだ。

アートペッパー

2014年12月12日 01時22分11秒 | ジャズ


今宵はArt Pepper。ご存じ、あまりに有名なMeets The Rhythm Sectionである。このアルバム何と、1957年の録音。しかしながら音が抜群に良い。それもそのはず、収録曲のほとんどが一発で録ったらしい。まだマルチモノーラル録音など存在しない、純粋なステレオ2Ch。とりわけ冒頭のYou'd be so nice come home toは素晴らしい。アナログ盤は擦り切れるほどに針を落としたが、CDも耳タコぐらい聴き込んでいるのだ。


今宵はArt Pepper。ご存じ、あまりに有名なMeets The Rhythm Sectionである。このアルバム何と、1957年の録音。しかしながら音が抜群に良い。それもそのはず、収録曲のほとんどが一発で録ったらしい。まだマルチモノーラル録音など存在しない、純粋なステレオ2Ch。

とりわけ冒頭のYou'd be so nice come home toは素晴らしい。アナログ盤は擦り切れるほどに針を落としたが、CDも耳タコぐらい聴き込んでいるのだ。

笠井紀美子

2014年12月11日 00時51分22秒 | ジャズ



音楽はJAZZとRockが大好き、オーディオは少しでもライブの感動を再現できればなぁ、と。S-955パイオニア同士の相性(パワーアンプ、CDプレーヤーともパイオニア製)がいいのかはたまた、セッティングが功を奏したのか?(そんなアホな)驚くほど表情を変え驚かされた。

今宵の歌姫は笠井紀美子。アルバムは「KIMIKO IS HERE」。一時死亡説流れるほどパッタリと消息を絶ったが宝石デザイナーに転身したとのウワサが流れ早20年近い。
このアルバム、CedarWalton Trioの腕利きをバックにピットイン(新宿)でのライブ録音。なんと1974年実に40年前の録音である。ところがどっこい条件の悪いライブハウスでの録音にもかかわらず、優れもの。変にマルチモノ録音ではない良さが生かされ、定位が抜群。音がどんどん前に出てくる。

日本の女性JAZZ Vocalistでは中本マリが好きでよくライブに行ったが,、悔しいことにJAZZ Feelingでは笠井紀美子の方が数段上と認めざるを得ない。天性の才分だろうか。このアルバムは腕利き揃い(かつ拙者の好きなMusician揃い)のバックに負けないどころか、「私のバンドよ」といった風情で実に堂々とした歌いっぷり。豪快かつ痛快である。

お気に入りは6曲目の「SAD SONG」、Ciderのピアノが素晴らしく、メンバー紹介をしながら絡む紀美子との掛け合いに思わず身を乗り出す。とにかくこのアルバムは笠井紀美子の魅力を堪能するには必聴である。
それにしてもS-955ビックリするほど良い音を奏でている。今日も帰宅後5時間ほど練らしたがドンドン音離れがよくなり、低域も締まり弾む音になってきた。ケーブル類を吟味しセッティングをもう少し追いこみたい。

オーディオ再び

2014年12月09日 23時43分54秒 | オーディオ











しばらく中断していたオーディオ。なぜか突然、良い音で音楽を聴きたくなり怒涛の機器購入ラッシュとなった。まずは、音の要スピーカー選び。欲を言えば、本心はALTECの熱く、分厚いホットなサウンドなのだがそこはそれ、如何せんお値段が高い。MODEL19か620Bが欲しいのだが安くても30万円台。さらに現在の居住環境を考えるとサイズオーバー、大き過ぎである。なんせ設置スペース6畳ですから。


国産となるとALTECの音色に似た機種は皆無。となれば、その昔購入を考えたパイオニアのS-955に白羽の矢をたてた。あいにく中古販売店に在庫はなく、なぜか955シリーズの流通が多いヤフーオークションで落札。現物引き取り&梱包せずが条件だった。友人の応援を頼むも都合が悪くなり西濃運輸を使うことに。ヤマトの家財宅急便はなんと、スピーカーお断り。他社の見積もりはどれも論外の高値。都内~埼玉で47Kg×2(200サイズ以下)で30,000円だの40,000円など冗談にもほどがある。西濃さんなんとヤマトよりも安くビックリ。ただし梱包はしてくれないので、前オーナー宅まで出向き梱包と相成った。

昨日の夜20時少し前に拙宅に到着。20時半にはプリアンプ、C-222が着き前日に届いたパワーアンプM-77に接続、無事音が出た。なんせ30年近く前にスピーカーちょっと心配だったがなかなかどうして素晴らしい音を奏でるではないですか。!!
昨日今日と10時間通電し、音がだぶこなれてきた。各帯域バラバラがちの出音もビシッと揃い、思いのほか出る低音と相まってご機嫌なサウンドである。CDをひっかえとっかえしている最中だ。

土曜日にはアナログプレーヤーも届くのでこちらもまた、今から楽しみだ。



一番下の画像は以前愛用していたスピーカー、ビクターのL-10。やんごとなき事情で手放したがいつかは買い戻したい。

零度なり

2014年12月07日 23時44分45秒 | 日記




昨日、23時ごろの156。見事に凍ってますな。外気温まさに零度。今日はいくらか暖かい。お日様がでるとホッとします。(笑)それにしても北陸や四国ではこの時期にしては考えられない大雪、車の中に24時間近く閉じ込められたり村落ごと孤立し、200人ぐらいの人に連絡が取れなくなるなど、たいへんな騒ぎ。自衛隊が出動するほどだから、かなり深刻。地球温暖化の嘘が露見するだけでなく、現実問題としての地球寒冷化が目前に迫っている証かもしれない。

師走

2014年12月01日 23時40分25秒 | 日記
師走である。あまり実感がないのだが、今年も残るは30日のみ。寒さもたいしたことなく、今朝は暖かいほどだった。朝、7時で13度コート要らずだ。電車に乗れば暑くてエアコンが入る始末。仕事もさほど忙しくならず、普段とあまり変わらない。月半ばにならなれば繁忙とはならないのかな。

明日から気温もぐっと下がるようだから、風邪などひかぬよう気をつけねば。