え~まずは、日本全国の高山右近ファンの皆様。
ほんとにごめんなさい!!
はい、あれは明らかにやり過ぎですね。すみませんでした。
本作における本能寺の変を策したのは羽柴秀吉、黒田孝高ですが、
実行犯は高山右近になっております。
これはですね・・・まずプロット作成時点で「羽柴サイドから差し向けられた刺客」が未定だったことです。
(信忠側の刺客は毛利新介です)
実は執筆直前まで決まらず。。。
担当・A田氏との相談の中では、妥当な線で蜂須賀や雑賀なんか候補に上がりましたね。
後は黒田長政とか大谷吉継!?とかも。本能寺から脱出するに際して顔に大火傷負ったとかで!!!
・・・まあ、ざっくり没でしたが。
かなり困ったのですが、高山右近は甲賀出身説があるという情報が入り、そこで決めました。
そのせいで作品のキリシタン色が一気に強くなりましたけど。
それはそれでまあ、方向性の決定になったような気も・・・
で、あの山崎の合戦の場面。「ユダは不義の金で買った土地で転落死した」って話から発案されてます。
黄色い母衣をまとって死んだ如水もそうなんですけどね。
ああ、もうラストだし、やっちゃえ!!みたいなノリでした。
右近ファンのみなさん、この場にて再度の謝罪を!!
ただ、作中の右近の行動が強引、良く分からんって指摘もありましたね。
信長殺害は「それが俺のジャスティス!!」って某所で突っ込まれた・・・
上下巻の関係もあったのですが、もう少し長さあればイエズス会陰謀説なんかも絡ませられたかも。
(若干、匂わせては見ましたが・・・)
今から思えばですが、珠子襲撃は右近本人にしても良かったかも・・・
ちょっと後悔ですかね。
ちなみに、一部で話題のイラストの件。
いや、下巻の秀吉でなくて山崎の合戦の右近のほう。
A田氏「どんなイメージですか?南蛮鎧ですよね」
智本 「そ~ですね。兜かぶってないようなイメージなんですよねぇ。
それで某映画で剣が降りてくる感じみたく、全身に光り浴びてるような・・・
まずいっすかね、ノーヘル?」
A田氏「いや、ノーヘルで行きましょう!!」
・・・A田さんが担当で、ホントに良かったと思いますよ(w
長いのでまた2回に。なお、次回でこの「本能寺将星録秘話」はラストになります。多分(w