歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

祈念―がんばろう東北―

桜の花に癒され、地震の爪あとに涙し・・・しかしながら確実に仙台の街は復興しております。1歩づつではございますが、前進していきたいと思っております―8年前、被災地からこの言葉をいただきました。今年もまた、春がめぐって来ました。今も苦しい生活を送られている方々に、お見舞いを申し上げます。本当に1日も早い復旧、復興がなされますよう、尽力して行きたいと思っております。

初夢!!でもない夢

2012-01-02 23:57:00 | 日記
一年最初に見る夢とか、元日の夜に見る夢とかいいますが、、、
去年の話、『豊臣蒼天録』第2巻の校正中に見た夢は・・・


忠輝 「一気に大手門を打ち破れ!!」


大きな破壊音と共に門扉が閂ごと圧し折れる。
忠輝は扉の残骸を踏み越えて、門内へと突入すると・・・





忠輝 「何だ!?あの白い猫の大軍は!!」


彦根城大手門から押し出して来たのは、赤備えに身を固めた、白猫の軍団であった。
しかも、大量!!


なす術もなく、崩されてゆく松平勢。
やがて、どこからともなく退き太鼓の音が響く。


使番 「殿、撤退の命が出ておりまする!」
忠輝 「何だと!?秀頼はどうした!!」
使番 「それが、猫好きだから戦えないと仰せになり」
忠輝 「な・・・馬鹿を言うな!」
使番 「千姫は犬派だけど、予は猫派だからと仰せで・・・」
忠輝 「知ったことか!あの、臆病者がぁ!!!」


にゃーにゃーにゃーにゃーにゃー


波頭のように押し寄せる白猫の波に、忠輝の叫びは呑み込まれて行く。


「恐るべきは、あの白猫か!」


かくして、豊臣軍は彦根の露と消えた。


・・・と、すげー疲れている時に見た夢。
彦根城決戦案として、担当氏に提案しようともしたが思い留まる。
GO!になっても困ったけどさ(w
みなさまは、良き初夢を!!



智本光隆