震災1年半 2012-09-11 21:53:35 | 日記 本日で東日本大震災から1年半・・・ 昨日時点で、未だに行方不明者が2814人。 そして、死者は1万5870人。 謹んで、ご冥福をお祈り申し上げます。 そして、東北の被災地で復興にあたられている方々に、 敬意と尊敬とを表します。 永田町の様子をテレビで見る限り、 完全に震災は忘却の彼方らしいですが。 ・・・さて、国会議員のセンセイほどに暇ではないので、 自分の仕事をがんばろう(w 次の締め切り今月末なので、そろそろピッチを上げて行かねば。 やや(かなりか?)分量がオーバーなので、削りながら仕上げる感じで。 新作の舞台に咲く紫陽花(って前にもあったな、このフレーズ) かなり、季節外れですが。 智本光隆
豊臣蒼天録秘話第2回―豊臣秀頼2― 2012-09-11 02:55:57 | 豊臣蒼天録 さて、それで2巻に突入して、まず思ったことは、、、 「すごい、動かしにくいな」でした。 とにかく、これは当たり前なんですが、秀頼は完全に「総大将」の位置なので、 逆に主体的に行動させるのが難しいというか。。。 過去の作品が大谷吉勝に細川忠興・・・どっちもフットワーク軽かったので。 ふらふら上田までいったり、愛宕山登ったりと(w 活躍の場面が創りにくい・・・その時の意外な壁でした。 まかり間違っても、槍を振り回して暴れるタイプではないし。 そのあたりもあり、「総大将の苦悩と重圧」を掘り下げよう、となりました。 総大将に必ずしも、都合よく動いてくれませんからね、豊臣軍。 半分くらい、原因は忠輝だけど(w ◇秀頼と「関ヶ原」 もうひとつ、これは描きたいなと思ったのが、「関ヶ原の合戦と秀頼」ですね。 関ヶ原の合戦の際に東軍についた大名を前にして、秀頼がどのような感情を抱くのか。 こういうのって、歴群ではあんまりやらないですよね? それで秀頼に「どうして十一年前、徳川へと着いたのか?」と、福島正則にぶつけさせて見ました。 本作の秀頼は関ヶ原の合戦において、自分が無力であったことを悔やんでいるので。 これ、大谷吉治の与えたトラウマっぽいんですが(w このあたり、序章の前になる大坂城の描写なんかできれば、もう少し深まったのですが・・・ いずれにしても2巻は、秀頼の行動が「最悪の結末」を生むということなります。 実は作者は、これまでの作品で主人公側を全面敗北させたことがなかったです。 歴群は2巻は「主人公側の敗北」が多いかもですが、 『関ヶ原群雄伝』は敗北っぽいけど、木曽川は勝っていますし。 『本能寺将星録』に至っては、連戦連勝で終わってました(w ◇そして、出生の秘密は・・・ そしてもうひとつ、1巻から匂わせてありましたが、「秀頼出生の秘密」 これは・・・色々な作品で、或いは研究者が散々に取り上げているネタですが。 最近も記事が出ていましたね。淀の方は肥前名護屋に行っていないとか・・・ 作者はちなみに、高校の頃にクラスメイトにこれ聞かれました。豊臣秀頼って、秀吉の子なのと? で、その時の答えは、、、 「違うと思う。でも、テストに出たら秀吉って答えないと、×だと思うよ」ピシャ!!(ドア閉める音) ・・・うわぁーすげーやな奴だな、今思うと(w そんな少年の日は、まったく別にして、、、 プロット段階では、高台院を登場させて・・・みたいな流れも考えていましたが、 本作では「秀吉の天下を継承する、意思と覚悟のある者」それが唯一、豊臣秀頼であるとしました。 そして、それに秀頼自身も納得した・・・という形です。 なので、実は作者としても未定です(待 ただ、秀頼自身が苦悩して戦い、そして太閤秀吉の後継者としての自覚を持ち、 皆に認められる存在となった・・・それが描けたかな、とは思います。 ・・・ひとつだけ。石田三成が父ではないですよ(w