一年最初に見る夢とか、元日の夜に見る夢とかいいますが、、、
去年の話、『豊臣蒼天録』第2巻の校正中に見た夢は・・・
忠輝 「一気に大手門を打ち破れ!!」
大きな破壊音と共に門扉が閂ごと圧し折れる。
忠輝は扉の残骸を踏み越えて、門内へと突入すると・・・
忠輝 「何だ!?あの白い猫の大軍は!!」
彦根城大手門から押し出して来たのは、赤備えに身を固めた、白猫の軍団であった。
しかも、大量!!
なす術もなく、崩されてゆく松平勢。
やがて、どこからともなく退き太鼓の音が響く。
使番 「殿、撤退の命が出ておりまする!」
忠輝 「何だと!?秀頼はどうした!!」
使番 「それが、猫好きだから戦えないと仰せになり」
忠輝 「な・・・馬鹿を言うな!」
使番 「千姫は犬派だけど、予は猫派だからと仰せで・・・」
忠輝 「知ったことか!あの、臆病者がぁ!!!」
にゃーにゃーにゃーにゃーにゃー
波頭のように押し寄せる白猫の波に、忠輝の叫びは呑み込まれて行く。
「恐るべきは、あの白猫か!」
かくして、豊臣軍は彦根の露と消えた。
・・・と、すげー疲れている時に見た夢。
彦根城決戦案として、担当氏に提案しようともしたが思い留まる。
GO!になっても困ったけどさ(w
みなさまは、良き初夢を!!
智本光隆