歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

祈念―がんばろう東北―

桜の花に癒され、地震の爪あとに涙し・・・しかしながら確実に仙台の街は復興しております。1歩づつではございますが、前進していきたいと思っております―8年前、被災地からこの言葉をいただきました。今年もまた、春がめぐって来ました。今も苦しい生活を送られている方々に、お見舞いを申し上げます。本当に1日も早い復旧、復興がなされますよう、尽力して行きたいと思っております。

台風11号!!

2014-08-10 00:16:57 | 日記
本日は前橋花火大会でしたが、
もう「雨が降る前に上げまくれ!!」という感じで、
感覚が短い短い(w
でもま、なんとかプログラムは消化したようです。
花火師のみなさま、商工会議所のみなさま、お疲れさまです。


で、その原因の台風11号がゆっっくりと進んでおり、
三重県が大分、大変なことになっているようです。
取材で行った所のみなさま、大丈夫でしょうか?
特に、まだ過去の被害で名松線が不通の多気とかは・・・



今日のベイ

よし、よく逃げ切った!!
これで、首位に7.5ゲーム差!!
・・・笑うところではないですよ。
しかし、なんかこの所、終盤の投手起用に行き当たりバッタリ感が(汗




智本光隆

まちなかキャンパス第2期!!

2014-08-05 23:08:15 | 神剣の守護者
本日前橋空襲から69年目・・・


はい、告知でございます!
「まちなかキャンパス」第2シリーズが決定しました!!
これも第1期、大勢のみなさまにお越しいただいたお陰です。
ありがとうございます。


現在、ポスターチラシは鋭意作成中ですので、
まずは日程を、、


神剣の守護者外伝Ⅰ 
 新田義貞と神剣―源氏ともうひとつの神剣伝説!!

2014年9月16日(火) 14:00~15:30
 
前橋プラザ元気21 55学習室  


草薙剣が天皇家の神剣であるように、武士の世界にも神剣があった。
大江山の酒呑童子を退治した源頼光の愛刀・鬼切は、
源頼朝ら権力者の手を経て、やがて鎌倉幕府を倒した新田義貞の手に渡るが・・・?



楠木、北畠、ときたので、
もう、新田にいくしかないだろう(笑い
ただ、普通に新田義貞の話をしてみても、
群馬では出尽くしている感があるので、
智本なりに、創意工夫を尽くしてみるつもりでいます。


みなさま、お誘いあわせの上、ぜひにもお越しください!
お待ち申し上げております!!






まちなかキャンパス http://www.maebashi-cci.or.jp/campus.html





智本光隆

樟の砦!!

2014-08-01 01:32:35 | 日記
風の噂でうちの従兄弟殿が「楠で砦をつくったらしい」
と、聞きまして。
どこに?八田城に??
とか思いつつ、、、


福岡教育大学 千本木直行 http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~bijutsu/room-mokutyo.html


肩書きが最近「木彫家」になっているらしく。
前は鉄で作品作ってなかったっけ?
まあ、、、あれ運ぶの重い!!ので木の方が軽くていいかw


はい!「歴史作家」として作品を論評しても良い!!
そう、地元サイドの許可をいただきましたので、
あくまで歴史屋として、語りたいと思います。


「天秤」と「SEED」は置いておくとしてw
余談ですが、「SEED」と聞いて、
最初に考えたのが「ガンダムSEED」で、
次が悪魔の実。。。
・・・歴史作家視点に戻りますかw


「砦」という言葉は古そうなのですが、
所見は『太閤記』(1625)なので江戸時代ですね。
で、、、これは石垣を再現しているんでしょうか?
畿内最古の石垣は、北畠の居城・霧山城(多気御所)とも言われていますが、
これは、徳川時代の二条城の石垣っぽいですね。
戦国末期~江戸の積み方のよう。


しかし、石垣ではない!わざわざ「樟」で作成しているのだから、
何か理由があるに違いない!!


1336年(建武3年)1月27日の京都合戦で、
楠木正成は「新型の盾」を考案しています。
それは歩兵に持たせるもので、側面に金具を取り付けて、
盾と盾を連結させ、、、
足利の騎馬を防ぎ止めたといいます(『太平記』巻15)


そう、それはまさに戦場の真ん中に、
突如として、城壁が現れたように見えたでしょう。
つまり、砦!!
(苦しい・・・とかの突っ込みはなしの方向で!)
作品の厚みが『太平記』の記述とやや違いますが、
それはそれとして。
如何ですか?従兄弟殿!!


・・・そういえば、15年くらい前に食わせてくれると言った、
フランス料理を食わせて貰ってないなぁww



そして、これが我が一族の魂の宿る大樟。



智本光隆