この夏の暑さで
落葉いっぱいの庭。💦💦
一気に大きくなった
椋の木から、
ハラハラ•ハラハラと
落葉が音を立てながら
落ちてくるのです。
落葉いっぱいの庭。💦💦
そんな庭を放ったらかしで
今日はピアノの練習に
出かけました。
その昔、鍵盤楽器の
製造業者であった
バルトロメオ•クリストフォリは18世紀の始めに
造りかけたチェンバロを、
更に優れた楽器にしようと
試みました。
当時の鍵盤楽器は
鳥の羽根軸や皮革できた爪で
弦をはじいて音を出して
いましたが、音も小さく、
表現が限られていました。
そこでひっかく代わりに
ハンマーで叩いて
音を出す新しい方法を
取り入れました。
これこそ現代のピアノへの
第一歩でした。
クリストフォリは
大きな音も小さな音も
出すことの出来る楽器を、
フォルテ-ピアノと
名付けます。
しばらくすると
ピアノ−フォルテとなり、
やがてフォルテが取れて
新しい楽器の名はピアノと
なりました。
又、ピアノは同じ音でも
変化に富んだ音質や、
繊細な音色を出す事を
可能にしました。
変化に富んだ音色の
決め手はタッチです。
そして新しい楽器に
付けられたペダルは
画期的な改良の一つでした。
当時のピアノの鍵盤は
54鍵でしたが、
それから300年の間、
改良に改良を重ねて
ドビュッシーの時代に
88鍵になりました。
✨✨✨✨✨✨
いつもお世話になっている
ピアノは少しお歳を召した
べーゼンドルファ•インペリアルですが、
アクションはきれいに
リビルドされてピカピカ
です。
今日もピアノの反応に
色々教えられた時間に
なりました。
✨✨✨✨✨
シベリウス
「ロマンス」
(3‘04’’)