3年ぶりのコンサートが
何とか無事に終わりました。
コロナ対策のために
お客さまは半分以下での
開催になりましたが、
雨で寒い中、お越し頂き
感謝の気持ちで一杯です。
ありがとうございました。
来年、やはり3年ぶりに
開催される演奏会を
心待ちに年末年始を
過ごしたいと
思っております。
✨✨✨✨✨✨
今日、演奏された
パレストリーナは
1525年にロ―マ近郊の
パレストリ―ナ市に
生まれました。
非常に美しい声を持って
いましたので11歳で
ヴァティカンの聖歌隊に
入ることを許されます。
オルガン奏者、聖歌隊員を
経て、1551年に
サン・ピエトロ大聖堂の
ジュリア聖歌隊の楽長に
就任します。
2010年、大阪・名古屋の
合唱団と共に
サン・ピエトロ大聖堂で
ジュリア聖歌隊と
ラテン語と日本語で交互に
荘厳ミサをお捧げしました。
2013年には
ジュリア聖歌隊500年祭に
お招き頂きましたが、
気の遠くなるような
歴史のある聖歌隊なのです。
又、2004年には
東京の合唱団と共に
パレストリ―ナ市を訪れて
パレストリーナ大聖堂で
歌唱ミサとコンサートを
開催させて頂きましたことは
心に深く残っております。
礼拝堂作曲家の称号を得た
パレストリ―ナは、
100曲近いミサ曲のほか、
400曲近いモテットや
マドリガーレなどを作曲
しましたが、
調和の取れた技法と
言葉と旋律の融合は見事で、
カトリック音楽最大の作曲家
といわれているのです。
今日はそのミサ曲が
中心のプログラムでした。
パレストリ―ナのモテット
「Sicut Cerbus」
ジュリア聖歌隊
(2’26’ )