SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

フランスの童謡

2023-02-06 23:58:00 | 日記


神戸のデパートに出かけ
10時の開店と同時に
溜まった用事を
済ませました。

いつものお店で
ランチですが
空いていましたので
手紙も書いて
しまいました。



  ✨✨✨✨✨✨

フランスでは
誰でも知っている童謡
「もう森へいかない」です。




ドビュッシーはよほど
このメロディが好きだった
のでしょうか。
版画第3曲の「雨の庭」や
「忘れられた映像」
そして歌曲「森の眠り姫」
にも使われています。

そしてこの童謡のルーツは
グレゴリアン•チャントの
「天使ミサ」のキリエの
ようです。

グレゴリアン・チャントは
クラシック音楽の原点と
なった教会音楽です。
当初は一つの旋律で
歌われていましたが
1000年以上の時を経て
醸成され、
私たちが親しんでいる
クラシック音楽に
なりました。

フランスの子供たちは
毎週ミサに与かるので
この旋律が馴染み深い
ものだったのでしょう。
私も子供の頃から
毎週歌っていて
大好きでした。

「天使ミサ キリエ」




ドビュッシーは
「雨の庭」の
第2主題に
このメロディを
見事にアレンジして
使っています。

今、中学生が練習
しているのですが。
カッコ良い曲と
思いつつも
今までと違う表現に
戸惑っていますが
楽しんで欲しいです。



「雨の庭」
マルタ・アルゲリッチ氏