ショパンのお気に入りの
ショコラ・ショ―
(ホット・チョコレート)と
すみれの花の
砂糖漬けの写真です。
✨✨✨✨✨✨
ショパン「24の前奏曲」
ショパンの作品は約230曲
残されています。
そのほとんどがピアノ独奏か
ピアノに関連した曲です。
彼はポ―ランドで生まれ育ち
ましたが、
1831年にパリに亡命し、
ピアニストとして大成して
時代の寵児となりました。
よく演奏される曲の一つに
「前奏曲集」があります。
演奏時間は45分位ですが、
もっとも知られているのは
第7番イ長調の太田胃散の
CMで使われている曲では
ないでしょうか。
演奏時間は1分ほどの
短く愛らしい曲です。
そして、もう1曲は第15番の「雨だれ」ですね。
✨✨✨✨✨
ピアノの鍵盤の中央のドから
1オクターブ上のドの間には
鍵盤は12個あります。
この12個の音はそれぞれ
長調・短調という2つの調が作れるので24曲に
なるのです。
前奏曲24曲の調性は
ハ長調・イ短調→
ト長調・ホ短調、、と
上がっていくと
24調全てを一回り
するのです。
これはショパンが
尊敬の念をいだいていた
バッハの平均律24曲の
ハ長調・ハ短調→
嬰ハ長調・嬰ハ短調、、と
半音階で上がっていく方法
とは違っていました。
各曲の難易度も、長さも、
曲想も全て違っていて
青春の憧れを胸に秘めた曲、
激情溢れる曲、
死の予感を感じさせる曲など
さまざまなものがあります。
この24の前奏曲が
完成したのは
ショパン28歳の時でした。
全体で見事なまとまりを
見せている名曲ですが
ショパン・コンクールでは
小林愛実さんが全曲を
演奏されました。
前奏曲第7番
(太田胃散CM?)
正反対の練習曲風の第8番
聴きごたえのある曲です。