SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

『フィラデルフィア』

2024-03-07 08:41:00 | 日記

2月に
戻ったかのような
寒さでしたが
晴れ間が戻ってきて
あたたかく
なりました。

寒い時には
買物にも出かけず
ビ―フシチューを
煮込んだり
粕汁を作ったりと
キッチンで過ごして
いましたが
そろそろ
冷蔵庫のお野菜も
終わりですので
今日は買物ディです。

昨日は
久々の休日に
なりましたので
BSの映画を観ました。

『フィラデルフィア』

エリ―ト弁護士
アンドリュ―は
エイズに罹患し
解雇されます。
エイズ患者への
不当な差別として
訴訟を決意します。

トム・ハンクスの
痩せ衰えた姿での
演技の凄さ。
この映画では
デンゼル・ワシントンが
普通に見えて
しまいました。

圧巻は
アンドリューが
マリア・カラスの歌う
アリアにのせて
死に直面している心情を
語る場面。


マリア・カラス
「La mamma morta」



ジョルダーノ作曲
オペラ
「アンドレア・シェニエ」

フランス革命が舞台です。
主人公の
アンドレア・シェニエは
詩人であり
革命の激しい時代に
生きる若者です。

最初は革命に
共鳴しますが
やがて
新しい権力者たちの
暴政を非難して
断頭台の露と
消えるのです。


このオペラは
ヴェリズモ(現実)と
呼ばれて
真実を間近に見つめて
実生活そのものを
描いています。

ジョルダーノは
ヴェリズモ・オペラの
最後の大家でした。