9月23日に、 羽後町西馬音内の彦三(ひこさ)へ行きました。今回は親戚と、乳児を含む総勢11名で西馬音内そばを食べるため訪問。西馬音内そばは、冷たいかけそば「冷やがけ」が基本だそうです。
立派な自宅を開放して営業しており看板はありません。広く清潔な店内はほぼ満席でした。
地元の蕎麦栽培研究会の会長を務める店主が、自ら無農薬栽培し、自然乾燥させたそばを打ってるそうです。
冷やがけそば500円。具はねぎのみで、やや濃いめの冷たいつゆに入ってます。そばは喉越しが良くコシがあり、最後までしゃっきりまいうー。
ざるそば600円。そばは冷やがけより、やや柔らかめですが香りが良く美味。幸運なことに、この日から新そばでした。
おろしねぎそば850円+大盛150円。冷やがけの上に葱と大根おろし、削り節がてんこもり。
大根おろしのほのかな辛みと、削り節の旨みが融合し、しゃっきり感も高まって実に美味。
そばがき550円。ねっちりした食感で、そばの香りが鼻に抜けていきます。
揚げそばがき400円。揚げたてあつあつで提供されます。周りはさくさく、中はふんわり。
そばきなこ300円。黒蜜ときなこが、そばがきと思いのほかマッチしてます。
宮城から訪問した旨を伝えたところ、店主は震災を見舞う言葉をかけてくれたり、店裏で栽培している野菜をお土産に分けてくれたり、親切で気持ちの良い対応でした。
今回は事前に電話予約し、2階の個室(座敷)に案内してもらったので、大勢&小さな子供連れでも気兼ねなくゆったり食事できました。営業時間は11:30~で売り切れ仕舞い。水曜定休(農繁期休み有り)です。