青い花

読書感想とか日々思う事、飼っている柴犬と猫について。

9月・10月の自句2016

2016-11-10 07:08:11 | 日記
気が付けば今年も立冬を過ぎました。朝、布団から出るのが段々と辛くなってきましたよ。

十日ほど前から、娘と風邪のうつし合いになっていて、頭がうまく働きません。
二人とも鼻水・発熱・咳のトリプルコンボを喰らって、かなりのダメージ。娘は、秋遠足もバザーも欠席する羽目になり、布団を被ってブゥブゥ言っていました。
可哀想ですけど、そもそも娘がお友達からもらってきた風邪なので、ブゥブゥ言いたいのはこっちの方です。おかげで、今月提出予定の俳句が全く出来ていなくて、割と危機的な状況なのですよ。

九月・十月は三句ずつ採用されました。

【九月】
髪結いて誰待ちおるや釣忍

父の日や単身赴任三年目

シャム猫の抱かれたがって額の花

【十月】
夏雲や長き睫毛を伏せし馬

郭公や出窓に置きし遠眼鏡

ラムネ飲む白き蹠海に向け

実体験にちょっとだけ創作を加えるのが私流。かわり映えのしない日常に薄化粧程度の脚色です。
地方に三年ほど転勤した時は、夫単身ではなく一家での赴任でしたし、それも七年前のことです。
そして、我が家の飼い猫はシャム猫ではありません。庭に迷い込んできた雑種のお野良さんです。柏葉紫陽花の下にチョコンと座っていました。
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